» 2012 » 6月 » 30のブログ記事

女子最終予選、世界第4位のチェコとの対戦でした。

やっと日本らしい、いやらしく付きまとうディフェンスが出来て、チェコが嫌がっていたのが良く分かった。

 

ただオフェンスがあと一つ。

日本は3Pが生命線と言ってるけど、3P打つのは決まったフォワードだけ、これじゃ苦しいのでは?

 

昨日のとん太会で、千葉ジェッツのコーチになったトミーとの話しの中で、トライアウトで日本は受験者はガードばかりになる(苦)

でも「3Pが下手すぎる」と言ってた。さらに「今どきのガードはPGでも3Pを決めれないと、マッチアップの相手が他の選手へカバーしに行かれる、マイナスになる。」とも。

それを考えると大神、吉田は技術的には物足らなかった。別に二人をけなすつもりはないです、どちらかと言ふと「好きな選手」の部類に入るくらいです。

特に吉田のことは彼女の父親が京北高でプレーしていた頃から知っているので、なおさらです。

吉田アサミ

その吉田が「吉田らしさ」を失っているのが残念です。

彼女の持ち味のスピード、クイックネスをオフェンスでは発揮してません。

もっとドリブルでディフェンスを切り裂いて欲しい。この大会ではペネトレイトへのファールは厳しいので、それを逆手にとって、ガンガン突っ込む。

縦横無尽のドリブルでディフェンスを混乱させた上で、キックアウトなりショートパスをインサイド陣にするとか。

そして、大神が得意とする「ストップ・(アンド・ポップ)ジャンパー」をやって欲しい。

ストップ・ジャンパーとは、スピード・ドリブルから急ストップして、その場でそのままジャンパーを撃つことです。

このプレーは殆どのディフェンダーは止めることは出来ません。

しかし強い足腰が無いと出来ないため、女子は無理と思っていました。

大神はこれを3年前だったか、WNBAマーキュリーでプレーした時に会得して、その後の国際大会で駆使してました。

このジャンパーは身体能力の高い吉田なら出来ると思うのですが。

 

ついでに書かせてもらうと、全体的に、ドリブルでペネトレイトしても1人抜いた後の「技」が無い。

大きい相手だったら後ろからブロックショット(BL)されてしまうだろうし、次のカバーが来る。

それが当たり前と思ってプレーしないと。

だから抜いた後にリズムを変えてワンステップでシュートするとか、身体を近づけたり、急に止まってファールを取るとか、リング手前からじゃなく、向こう側に回ってのリバース・ショットをするとか、もう一技欲しいですね。

 

更に言へば、大神と吉田も3Pを撃って欲しい。現在のラインナップからすると、3P打てるのはSFの1人or2人だけ。つまり藤原、田中、矢野の内の2人まで。

この大会で、多くの時間を「高田、間宮、大神、吉田+SF」と言ふ布陣で戦ってます、時々高田か間宮が下がってSFが2人に。

これでは相手ディフェンスは3Pを警戒しやすくなると思う。昨日みたいに田中が2連続で決めたら、次は逆ウィングから大神や吉田が撃つとか。

何処からでも、誰でもが3Pを撃って決める力がないと、日本らしさを出せないと思う。

逆に昨日はチェコの方が3Pは良く入った。BoxScoreが出てないので3ゲームトータルしか判りませんが、3Pは日本が15/60(25.0%)に対しチェコは15/46(35.6%)です。

 

そして今日は運動量の多い韓国です。頭を切り替えないと大変、ペネトレイトされてのファールが多くならなければ良いのだが。

 

今日は0時からBS1で生中継です。

昨日以上に応援しましょう。

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