先週19日(金)WJBLのJXvsシャンソン化粧品のゲームを見に行ってきました。
JXはディフェンディング・チャンピオン。
一方シャンソンは昨シーズン6位でプレーオフ出場を逃しました。その為Fの#21近平 奈緒子(182㎝、聖カタリナ高)とG#12三好 南穂(167㎝、桜花学園高)の二人を補強して、既にスタートで頑張ってます。
ゲーム前にリーグ発行のスタッツ(リーダーズ)を見ると面白いことに気が付きました。
得点が他の10チームと比べると、JX-86点、シャンソン82点(ともに1ゲーム平均)で跳び抜けて高くなってますが、興味が湧いたのは3Pの成功数です。
JXが平均3.5本で最低なのに対しシャンソンは平均9.0本でトップです。
考えてみればJXは184㎝の#21間宮 佑圭と192㎝の#10渡嘉敷 来夢の二人のビッグ・センターが居るのに対し、シャンションは近平の182㎝が最高身長ですが、センターとしては低すぎるうえ、ポジションはフォワード。
つまりシャンソンは3Pを撃てる大型フォワード軍団、と言ふ訳です。
ちなみにシャンソンのルーキー#12三好は3P成功率は45.5%で2位となってます。
JXは強みのインサイド攻撃を掛け、シャンソンがインサイドを固めると、3年目の#5岡本 彩也花(161㎝、桜花学園高)と#12吉田 亜沙美が外から決めます。
立ち上がりこそインサイドをナイスパスで攻めたシャンソンでしたが、外の攻撃が多くなり、26-15JXリードで第1Q終了。
典型的な攻め方の違いです。左はインサイドを攻めるJX(黄色)に対し 右外からのシュートに頼るシャンソン。
立ち上がり3Pが好調の#5岡本について、私の一段下で観戦していた内海元JXコーチに聞いたところ「元々シュート力はあったけど、田中や木林が居たので出れなかっただけ、3年目なのでこの先が楽しみですよ。」と言ってた。
ちなみに#5岡本は3P成功率は48.4%でリーグトップです。
第2Qに入るとJXのインサイド攻撃に対し、シャンソンは積極的にWチームを仕掛けるが、JXは早いパス回しでさばく。
シャンソンは#12三好の得意とする3P及びアウトサイドシュートが入らない。
その辺りのことを再度内海君に聞くと、「シャンソンは外の攻撃が得意と言って、外でボールを回しているだけでインサイドへボールを入れてない。シュートしなくても一度中へ入れた方が良いと思います。」と教えてくれた。
考えてみたらシャンソンはポストアップもしてない。インサイドをハナから諦め、外だけでボール回しをしていた。
良く言はれることだけど「インサイドから出てきたボールでシュートすると入り易い」。その上外ばかりで廻していたらディフェンスが外へ外へとプレッシャーを掛けて来るので、シュートは余計入り辛くなってくる。
「負のスパイラル」状態。
5分頃にCTOを取りFCP(オールコートプレス)を掛け2分に36-32まで詰め寄ったシャンソンでしたが、逆にそこからJXにプレッシャーを掛けられ、連続で24秒を取られる始末。24秒ヴァイオレーションを連続で取られたのを見たのは、このレベルでは初めてでした。
この拙攻が響いて44-34と10点離されて前半終了しました。
後半シャンソン・ディフェンスはJXがインサイドへボールを入れると積極的にWチームを仕掛け効果を上げるものの、相変わらず外のシュートばかりで、それも入らなく、徐々に差が広がり、67-54とJXがさらに点差を開いて最終Qへ。
反撃が期待されたシャンションだったが、、、、、、、
残り時間が4分5秒、76-56となったところでシャンソンは最後のCTOを取った。これでプレスを掛けて来るのかと思ったら、当たる気配が無い!!
勝つ気が無いのかな?
それとも先を見越して手の内を隠したの???
少し期待外れのゲームでした。
それともJXのインサイドの強さを褒めるべきなのかな?
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