5日間で4ゲームと言ふタフなスケジュールながら、強敵・浜松とアウェーでの東京に全勝したbj横浜ビー・コルセアーズ。
東京戦ゲーム②の勝利後、ビーコルのコーチ・ゲーリーはロッカールームで選手たちに「君等は2連休を勝ち取ったんだよ!」と言いました。
3月19日(火)vs浜松 ゲーム① @横浜国際プール
タフ・スケジュール開幕戦。相手は昨シーズン、プレーオフ、イースタン・カンファレンス・ファイナルで敗れた因縁の浜松・東三河フェニックス。
ここは新しく東野・コーチに替わってまだ3ゲーム目なので、チームを掌握しきれてないようです。24勝16敗 ウエスタン・カンファレンス5位。
このチームの有利な点は日本人最長身206㎝の太田 敦也が居ること、そして37歳の超ベテラン大口 真洋が居ること。特に大口はビーコルが何度もカモにされている巧妙な選手。良いところでスティールはするし、3Pを決める。前回フェニックスが優勝した時のプレーオフMVPに輝いている。
昨シーズンも河合コーチの元bjファイナスルへ進出している名門チーム、ビーコルが得意とするP/R(ピック&ロール)は止められ、簡単にリードは奪えないどころか、伏兵・大石 慎之介に度々スリーを決められ、どうにか46-43と3点リードで前半を折り返しました。
ゲーム前のリラックス・タイム、日大OBトリオです。左から#3蒲谷(ビーコル)大田(浜松) 仲西(浜松)
第3Qに入っても接戦は続いたが、浜松はファールが多くなって62-57で最終Qへ突入。
お互いにシュートが入らなかったが、ビーコルは#2バーンズのペネトレイトでのAnd1を決めてからスパート、#2バーンズのショート・ジャンパー+#1ケネディーのペネトレイト更に#2バーンズがスティールし自ら持ち込んで速攻を決め8-0のランで6分34秒70-57として勝負を決め、81-67でまず1勝。
#2バーンズの復帰戦を勝利で飾れた。とは言へ#2バーンズの3Pは1/10(笑)
ゲームに勝ったものの、コーチ・ゲーリーは「点差が開くと、決まりごとの様に気持ちがカジュアルになるのが悪い癖」と,気持ちが緩んだ点を選手に反省を促していました。ほんと直ぐに油断しちゃうんですよね!
20日(祝) vs浜 松 ゲーム② 会場は前日同様「横浜国際プール」
立ち上がりシュートが入らない、それでもゴール下をキッチリと守って4分2秒に6-3の時点で60秒CTOを取り、第二ユニット(#2バーンズ、#15堀田、#73久山、#10パプ)へ替える。#37河野はその後#3蒲谷と交代。
ここから#2バーンズが活躍、と言っても得点では無い。
先ずゴール下の#10パプへDunkを誘うナイスアシスト、そして#15堀田の3Pに繋がるアシスト、その後ディフェンスでチャージングを取りました。5-2のランで13-5として、チーム・タイの「1Q最少失点の5点」に抑えました。
その後も攻守ともに快調で37-21で前半終了です。
これで誰もが「今日は楽勝!!」と思ったものですが、浜松はそれほど甘くは有りません。
後半ゾーンを敷かれると、外でボールを回すだけで中々ATBしない、その間にガロウェーや長身フクアにインサイドを攻められ徐々に追い上げられて行き52-46で最終Qを迎えます。
更に追い上げられ、5分46秒ガロウェーのショートジャンパーで59-58と1点差まで迫られました。
浜松のゾーンは広がっているので中がガラガラ、ハイポストにボールを入れてそこから捌けば楽にシュート出来るのに、とか思いながら見ていてイライラ。
長身マロイがFTを2回貰い4本とも決めて67-60とするモノの、未だゾーンを攻めきっているとは思えなく、次のオフェンスでもショットクロックぎりぎまでボールを廻し、ケネディーが24秒ヴァイオレーションを防ぐために思い切って撃った3P、これが見事決まった。
これで70-62となりやっと一安心、
更に次のディフェンスで#2バーンズが相手のパスをスティール、ドリブルで持ち込むと、シュートまで持って行けるのに、後ろから走ってきた、先ほど見事に3Pを決めた#1ケネディーへパス、それを#1ケネディーがDUNK!!!
これで場内のビーコル・ブースターに蔓延していたイライラが解消されアリーナはドカンと爆発!!
ゲームも10点リードとなり、勝負あった!
76-67で浜松に2連勝! 昨年の借りを返せました。
21日 休み、、、
22日(金) vs東 京 ゲーム① @墨田区総合体育館
墨田区総合体育館の前は公園で桜がいっぱい。サクラ越しにスカイツリーを眺めます。写真よりもっと大きく見えました。
<小休止 今スタメンのことを調べようとbjのサイトを見ようとしたら繋がらな! この時間はゲームが終了したころなので結果を調べようとして集中してるのかな?>
立ち上がりからビーコルディフェンスが機能していて、東京は大型選手がATBしてくるがシュートがそれほど上手くない上にビーコルがしっかりとリングを守っているので、入るのは青木康平の3Pくらいで、24-11とリードして第1Q終了。
これでカジュアルになってしまった訳ではないが、第2Qはビーコルはポストアップする#10パプにボールを集める。200㎝#10パプがペイント内で216㎝のカーター相手に1on1で果敢に勝負を挑むが、身長で16㎝差はリーチでその倍は違ってくる。これではゴール下での止まっての攻撃は無理!!
5回の攻撃を尽くブロックされた。アグレッシブな気持ちは立派だと思うけど、もう少し変化を持たせるとか工夫しないと。
コーチ・ゲーリーには「学習しろ!」と怒られたそうです(笑)
そんなことでこのQは13得点しか出来ませんでしたが、東京を18点に抑えたので37-29とリードして折り返します。
後半は途中41-37と追い上げられたものの、今はPGをしてるが元3Pシューターの#13山田が本領発揮して3本の3Pを決め56-40として勝負あり!!
全員出場、82-69で3勝目!!
#32前田が得点すれば全員得点だった。
ゲームが無い新潟を0.5ゲーム離して首位に返り咲きです!!
さあ第4戦目、魔のシリーズ最終ゲームです。
23日(土) vs東京 ゲーム② 会場は前日同様墨田区総合体育館。
疲れもピークになっていて、ゲーム前のアップ時に#3蒲谷は腰を何度も押さえていました、ゲーム後に聞いたら「腰が痛い!」と。
流石に東京もディフェンスを強くして、青木康平の気合が入ってました。
ジャンパー×2と3Pを決め、当人には7点目、チームは13点とした3分38秒で15点取っているビーコルがCTO。
その後、青木に#73久山にマークさせる作戦に。
21-15で第1Qが終わると思った時、相手の速攻に#15堀田がチョット触った程度でファールを取られ、更にFT2投目のリバウンドに入るとき#2バーンズが不用意にファール(取る必要が有ったか無いかの問題は別として)そこでFT4本全部決められ21-19と2点差に、疲労のためやや集中力が欠けてたか?
第2Q中盤は疲れがピークだったのか、集中力に欠けパスミス等が多くなってクリスの3Pやウッズのダンク等で3分に37-34と追い上げられましたが、これを救ったのが#3蒲谷。
3Pを決めた後ステールして#1ケネディーの速攻に繋げAnd1。入らなかったがそのリバウンドを#10パプが掴み#1ケネディーに廻しDUNKを導き出した。
ハーフタイムまで1分44秒で44-34と大きく差を開いた!!!
最後にウッズのバックコートFTライン辺りからの超スーパーロング・ブザービーターを決められ48-42で前半終了。
前半は余計な失点が7点もあった。
後半立ち上がりは重かった。
シュートは入らないしリバウンドも取れない。その間東京はウッズが積極的にATBで攻め込み、外から青木康平に3Pと残り3秒にはベースライン沿いのドライヴからキレイなティアドロップを決められ59-60と逆転されて最終Qへ。
7分30秒、ジョーンズにFT2本決められ66-66と同点にされたところから#2バーンズのギアがチェンジしました。
ずーっとボールを持ち続け、ペネトレイトと3Pを交互に決め11-2のラン、さすがキング・バーンズと呼ばれるだけのことは有った。
最後は#3蒲谷がまたも3Pを決め80-68となったところでオフィシャル・タイムアウト。
更に#2バーンズ、#1トーマス、その上に#22マロイがDUNKで87-70.
そして11ゲームぶりの90点ゲーム、92-75で4連勝を達成!
素晴らしいのは、最終の、一番疲れている筈の第4Qで33得点し15失点に抑えたこと、つまり最高のプレーをしたことです。
これはコーチ・ゲーリーも物凄く評価して喜んでました。
だからご褒美に2連休を与えたのです。
「君等は2連休を勝ち取ったんだよ!」とコーチ・ゲーリーから言はれた時、ヤッターと喜んだ選手達!!
そんな中でキャプテンの#3蒲谷は「連勝しなかったら休みなかったのかなー(笑)」
そして「そう言ふことは(ゲーム)前に言って欲しかったよなー、モチベーションが全然違うから(爆笑)」
家族みたいな良いチームです!
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