今週末レバンガ北海道と戦う横浜ビー・コルセアーズですが、No.4ロバート・カーターの加入、No.46生原秀将の復帰、最後に特別指定選手の河村勇樹の加入でやっと全員が揃った、と言ふ感じで、これから面白くなります。
今回は開幕から10ゲーム目でカーターが加入し、その辺りから潮目が変わってきたので、カーター加入前をBefore Cater(BC)とし、直近8ゲームのスタッツと比較しました。
尤もシュートと得点関係は一度書いているので、それ以外について、良くなった部門を取り上げます。
入口として得失点について、得点が増えているのは当然として、失点も大幅に減っていることを再確認して下さい。
得点増の一因にスリー(3点シュート)が挙げられますが、元々ビーコルはスリーが得意といふか、スリーしか無かったチーム(^^;
そのアテンプト(撃ってる数)が3本ほど増えました。大雑把に言ってスリーの確率は1/3。と言ふことは入ったスリーが1本増えた、つまり3点多くなったと言ふことですね。スタッツの数字は注釈が無い限りアベレージ(1ゲーム平均)です。
アシストが3.8本も増えてますね。最近まで手渡し(ハンドオフ)と言ふレベルの低いオフェンスでしたが、ピックアンドロール(P&R)でパスが増えたことも一因です。
P&Rに関して言ふと、今まではI/S(リング付近)へロールする選手(ブロックに行き、ドリブラーが通過したあとリング方向へ動く)へ素直にパスしてましたが、そろそろ相手に対策を立てられそうなので、I/Sへのパスでは無くウイングへパスしてスリーを撃たせても良いのでは、、
昔NBAジャズのP&Rの名コンビ、ストックトンXマローン・デュオは後年になり、マローンへでは無く右ウィングで待ってるシューターのホーナセックへパスすることが多くなり成功してました。
ビーコルもNo.22秋山皓太にスリーを撃たせるのも良いのじゃないでしょうか?
アシストについて言ふと、河村の加入と生原の復帰で得点に結びつくパスが多くなったことが最大の理由でしょう、2人で7.4本ですからね!
ターンノーバー(TO。ミスで相手ボールになること)が半減しましたね。カーターとPG2人の加入が大きいですね。BCはNo.1パトリック・アウダとNo.7レジナルド・ベクトンの二人が中心でNo.10アキ・チェンバースとNo.18森井健太が多かったですね。基本的にTOはボールを持っている時間が長い選手は多くなる傾向が強いので、、、
外国籍選手の2人が多い訳は、他の日本人の得点力が無いため、自分たちが得点しなければいけない、と言ふ気持ちが強すぎてボールを持ち過ぎてたのかもしれません。
カーター加入で外国籍選手の負担が軽くなり、ボールコントロールするPGも3人になったので負担が軽くなったのでしょう!
ファール(パーソナル・ファール。身体接触によるファール)が少なくなりました。
ビーコルでファールする選手と言へば、ブースターさんだったら誰もが指摘するのがNo.7レジナルド・ベクトン君!! (笑) ファールアウトは26ゲームで8回!!
そして森井です。PGと言ふポジションなので、頭を使ってワザとファールしたり、スティール狙いの手元が狂ってファールを取られることがありましたね。生原も同じですが、多いですね!!!
主力選手はファールしないように注意してもらいますが、ベンチの選手は出場時間が短いので、頭を使った有効なファールは求められます。
良い所ばかりを書き出しました(笑)
でもここで書いたように、今のビーコルは良い方向へ向かっていると思ひます。
1か月前ならとても書けませんでしたが、今なら宇都宮、千葉、渋谷、秋田、富山、琉球、川崎と言った強豪相手でも対等に戦えるのではないでしょうか?!?!
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