ミニバスケットボール(以下ミニバス)の新しいスコアシートが出来た!!
<勝利至上主義の方はお読みにならないで下さい!!!>
私はミニバスってバスケの入口とか玄関とか思ってます。
ここでの記憶が将来にわたってバスケに対してのイメージになってくると思ひます。
だから「勝った負けた」だけの記憶であって欲しくないのです。
上手い子も居れば下手な子もいっぱいいます。
子供達を評価するとき、どうしても記録に頼りがちになると思ひますが、それだと上手い子だけが評価されます。
それで良いのだろうか?
そう思っている指導者も多ひと思ひます。
上手い下手だけなら通常のスコぺ(スコア・ペーパー又はスコアシート)の得点欄だけで充分。
少し進歩するとフィールド・ゴール(野投。試投の事は専門的にはField Goal Attempt。シュートが決まるとField Goal Made)やリバウンド、アシスト等を記録して、後半や次のゲームに役立てたりします。
それはチームの役に立っても、ミニバスの子供達に役立っているのだろうか?
上手い下手だけが評価の対象なのだろうか?
それで良いのかな?
と思ったのが「躍心JAPAN」の河合 義徳さんで、そしてそこに協力したのが牧野 淳さん。
速攻の時、一生懸命に走ってフォローアップしたこと、プレスされた時にチームの約束通りに中継に上がったこと、ボールマンじゃない人へのディフェンス・ポジションをしっかりと守ったこと、、、
プレーばかりではなく、ベンチでしっかりと声を出していたこと、タイムアウト時にベンチを直ぐに空けたこと、団扇で選手を仰いであげたこと、チームメイトに声を出して指示を教えたり徹底させたこと、ゲーム終了後に率先してベンチを空けてキレイにしたこと、相手チームや応援団への挨拶をしっかりやったこと、、
つまりコート内でのゲーム中の振る舞いだけでなく、試合前後の選手の態度や、ベンチでの子供たちの言動の全ても評価の対象にするものです。出来た毎にチェックしてあげます、1個だけで終わりではありません,何個でも付けてください。
また保護者や観戦マナー、ベンチマナーについても、採点します。
相手のミスプレーを囃し立てるようなことはNGです。
これらをチェック(採点)するのはコーチだったり保護者だったりOBだったりします。大人だったら誰でも良いのじゃ無いでしょうか?
大人じゃなくてもOKです!!
通常は数人で行ひます。躍心JAPANでは4人で付けているって言ってました。
相手チームも採点する場合は、公正を期すために前後半でチェンジします。
ただこれの難しい点は採点基準です。
厳密な基準は有りません!!
採点者が「良い行いだ!」と思ったら記入してください。
それで良いのです。何回も繰り返し改良して、チームなりの基準を作れば良いのです。
それが制作者・河合さんと牧野さんの考え方ですから。
詳しくはこちらを
スコアシートはこちらからPDFでダウンロードできます。私も僅かながらお手伝いしてます。
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