» 2015 » 1月のブログ記事

日本FID(知的障害者)バスケットボール連盟は、FIBA(国際バスケットボール連盟)から海外ゲームを禁じられている日本バスケットボール協会の傘下にあるFID連盟ですが、日本男子代表チームのオーストラリア遠征の出場許可が下りたと連絡が有りました。

今回参加する大会は「Ivor Burge Championships 2015」。FID14合宿2FID14合宿3

<第三次強化合宿より>

オーストラリアバスケットボール協会主催によるU-20の大会と同時にIDクラスの国内選手権を開催。IDクラスは各州選抜の男子8チーム、女子8チーム が出場し、日本男子も通常ゲームに出場致します。また、オーストラリアチームとの親善試合も予定しております。

日程は2015年2月22日(日)~2月28日(土)に大会を行い、親善試合は3月1日(日)に開催いたします。

FID14合宿1FID14合宿4

<第三次強化合宿より、小川監督から指示を受ける男子選手達、右は女子チーム>

 

ここまでは良いのですが、問題は遠征費です。

景気回復が叫ばれてますが、まだまだ支援企業は少なく、選手達の自己負担が多額になってしまいます。

これでは参加が危ぶまれる事態にもなりかねません。

折角許可が降りたので、気持よく送り出したいところです

多少で良いので支援をお願いします。

その際お名前、住所、支援額等を下記アドレスまでメール下さいとのことです。

大袈裟にしたくないと言ふ方は、振込の際、お名前の前に「シエン」とでも書いて下さい。そうしないと何の振込か判らず、かえって事務局側が混乱を起こしかねないので。

n.ogawa@yse-basketball.co.jp

日本FIDバスケットボール連盟公式HP http://www.jfidbf.org/archives/2179

■支援金振込先

横浜銀行 横浜駅前支店 普通3252048

日本FIDバスケットボール連盟

9回目を迎えるUSAコーチ研修会。「練習法や戦略を高校や大学のコーチから教わる」と言ふ単純なものでは無く、アメリカの文化、バスケットの歴史や文化・環境面を「日米の比較」からを肌で感じ学び、その上でトレーニングや練習、ゲームの現場を見て、感じて教わる研修会、西田氏が主宰するDream7が行ないます。 コーチトルネード8_4 D-1大学(ディビジョン1)へ数多く入学させているバスケット・スクールのECBA(Emerald City Basketball Academy)を主宰するジェイソン・バスケット氏のクリニックやティム・メイソン氏のトレーニング、そしてバスケットにおける分析の仕方も教わる、ユニークな研修会です。コーチトルネード8_5     そして今回は日本の大阪商業大バスケット部の合宿を同時進行で見学出来るのも面白い試みと言へます。 私が一番興味を持っているのがシアトル州の高校選手権大会を見にゆくことです。NBA見学も良いのですが、一番身近ながら一番知られてないアメリカの高校バスケットが見れることです。   期間は春休み

2015年2月28日~3月9日(9泊11日)

場所は全米では比較的安全なシアトル市内です。

代金は175,000円(渡米費用は別)

詳細はDream7のホームページをご覧下さい。 http://dream7-japan.com/blog/2015/01/usa-1.html

 

ジェイソン・バスケット氏
ECBA(エメラルド・シティ・バスケットボール・アカデミー)創始者であり、2000年に10名から発足したアカデミーを現在800名を超える大きなアカデミーに。白人のコーチだが東洋の武道や考えに共鳴し、パワーバスケットに対し、パワー・身長・スピードに頼らない、理にかなったスキル指導を行っている。

ティム・メイソン氏
ケビン・デュラントをはじめ、ネイトロビンソン・アイザイアトーマス等、NBA選手のフィジカルトレーニングも行っている。ティムのところには、NBAのみならず、NFL,MBL,NHLの選手もオフ期には足しげく通っている。トレーニングに対する哲学・理念を大切にするスーパーマン。

コーチトルネード8_6 コーチトルネード8_7

バスケットの日本一を決めるオールジャパン(全日本総合選手権とか天皇杯、皇后杯とも言ひます)、女子は昨日JX-ENEOSがデンソーを振りきって優勝しました。

男子はNBL2位・日立サンロッカーズ東京vsNBL4位・広島ドラゴンフライの対戦。

見どころの一つに竹内ツインズ、公輔(広島)vs譲次(日立)の対決も有りました。

DSC_3918

広島と言ふことで観客の入りが心配せれましたが、このようにギッシリ満員でした、

 

日立はコーチが変わりディフェンス主体のチームが更にディフェンスの強いチームへ。

一方広島は今シーズン出来たばかりで、竹内公輔を中心として元東芝・平尾充庸と大学卒若手と208cmクリント・チャップマンらが居て、元いすゞ自動車・佐古賢一がコーチしているが、個人能力では日立の足元にも及ばないチーム。

しかし強いディフェンスと思い切りの良いシュートとネバリ強さで勝ち進んできた。

 

当然ながら初めての決勝戦の広島も、初優勝が掛かっている日立は共に硬くなり、思うようなシュートが撃てない。広島はTOが多く、日立はオフェンス・リズムが無く少しずつズレている感じが続いた。しかし3分、日立はパス回しからベテラン広瀬が3Pを決め、13-5とリードを広げる。やっとオフェンス・リズムを掴んだ感じだ。

第1Q、日立18-11広島

中々攻撃できない広島で坂田 央がシュートを決める。しかしチームは日立の強いディフェンスにタフショットを強いられ、そのリバウンドやTOからの速攻で日立に得点を許し、ジワジワと点差が開く。

実際、広島のTOからの速攻は卒がなく見事。

前半日立38-23広島

DSC_3926

 

後半立ち上がりからオフェンス・リズムが無く離されかけた時、坂田の3連続シュートとチャップマンのプットバックで42-32と追い上げた残6分、日立が後半最初のCTO。

その後広島はBigManチャップマンが4Fでベンチに下がりパプが出てくると、インサイドのサイズ差が大きく徐々に離されて行き、満原のブザービーターも有り日立65-46広島と差が開き最終Qへ。

その後広島は集中力がなくなってきたためと日立のディフェンスのプレッシャーにタフショットが多くなり、ミスも重なり81-66で日立が大勝し、初優勝となった。

 

負けたとは言へ決勝まで駒を進めた広島は立派。

DSC_3930

 

◆共同記者会見

広島・佐古コーチ

後半勝負どころで日立に走られた。

チェンジング・ディフェンスを仕掛けたが、そこは勝負どころでは無かったので効果なく、後で選手に謝った。

日立はトランジッションとリバウンドが強かった。

日立・オルソン・コーチ

今日は選手達がハードにプレーした。このチームを見るようになって、最初のMTGで黒板に「ディフェンス、ディフェンス、ディフェンス」とディフェンスを強調した。チーム一丸となって勝ってゆきたい。

■日立・竹内 譲次 NBA並に子供を抱いて登場!!

8年掛かった。試合に勝って、勝負にも勝ちたかった。同期の酒井が良いパスを入れてくれた。

今年のチームはリーグ#1のインサイド、そして#1のリバウンドと自負している。ディフェンスをシッカリとやってディフェンス・リバウンドをシッカリ獲る。

マッチアップした公輔(竹内公輔)が乗るとチームも乗るので、絶対にプレーさせないようにした。広島のガード達はウチの木下と広瀬がシッカリと抑えてくれるので、1on1で守ることに集中できた。

チームメイトの広瀬はチームで一番動いている。正しい判断が出来ていると後ろから見ていて判る。コート内外で若い選手にアドバイスしていて、リーダーの素質があると思う。

 

ゲーム後佐古君に話を聞いた。

(個人能力的には劣る選手が多いのに、いかに教えてきたのか?)

余計なことをさせなかった、例えばドリブルでもクロスオーバーとかビハインドバックとかはさせなかった。余計なものを削ぎ落した。

選手の得意なプレーを伸ばそうとした。田中 成也(186cm明治大)だったらシュートを、北川 弘(183cm日体大)はスピードと粘り強いディフェンスと言ふように得意なものをやらせる、北川にPGの役割を任せても出来ないから(笑)

坂田もインサイドでプレーしようとするので、お前の得意なところは中距離のシュートだから、外に出てシュートしろと。

ウチはシュートを撃つなと言ったことがない、逆にシュートしなと怒られる(笑)

 

 

 

 

2015年 明けましておめでとうございます。

 

年末年始の数日間、このページが開きませんでした。

ご心配をお掛けして、申し訳ありませんでした。

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