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関東大学トーナメント、新人戦が終わって、先週は初の満員となった代々木第二体育館で行はれた早慶戦、79-65で予想外に慶應が勝ったりしましたが、9月のリーグ戦が始まるまでこの時期の大学は少し空白の季節となります。

そこでこんなご案内を!

第9回慶應義塾・延世大学校定期戦です。韓国の強豪・延世大を招待しての定期戦。

昨年見たゲームではサイズも大きく上手い選手がゴロゴロしてましたが、慶應のシツコいディフェンスが効いて延世大を下しています。

【日 時】7月8日(金)16:00~

【会 場】慶應義塾日吉記念館

http://keio-basketball.com/games/gamesche.html#u_men

入場:無料

なお延世大は前日の7日に東海大とオープン・ゲームを行います。

【日 時】7月7日(木)19:45~

【会 場】慶應義塾日吉記念館(バスケットボール部練習コート)

入場:無料

久しぶりのギーク・リポートです。

あんどうさん、

やっとここまで来ました。3年前の悔し涙を嬉し涙に変える時です。

日曜日(11/1)は関東大学リーグの最終戦でした。

日大が大東大に逆転勝ちして、リーグ2部の単独1位(16-2)となり、4日から開催の1部との入替戦に駒を進めました。

今シーズンの日大はディフェンスを主体とし、#24高橋耕陽くんだけに頼らない"機会均等型オフェンス"により、崩れないチームになりました。

実際、得点ランキング10位以内には日大の選手はおりません。#8リュウくんはリバウンド王です!チームバスケットを展開しておりバランスがいいです。例えて言えば、2004年にレイカーズをやっつけたデトロイトピストンズのディフェンスとトライアングル・オフェンスを備えたチームに変身しました。

最終日の第3試合に、もしホームの日体大が早稲田大に勝てば、日大は大東大と戦わずして首位確定という安直な位置におりました。ところが、神様はそうはさせてくれません。特に早稲田#34池田選手のシュートが絶好調で、みるみるうちに点差が離れあっという間に早稲田大のヴィクトリーシガータイム(注1)。

さーて、大東大には東芝おじさんの知人の息子がおり、やりづらいったらありゃしない。大東大に0-7ランと嫌なムードプンプン臭う立ち上がり。後半やっととらえました。

早稲田の時もそうでした。#7古牧くんの流れを変えるショットをきっかけとして、勢いにのりました。そうそう、早稲田と言えば、前週の早稲田戦では洛南出身の同窓生がたくさんいる#5仁平くんがゴールにアタックしてチームを奮い立たせましたっけ。彼は、自信を付けましたね。

日大の入替戦相手は、国士舘大学です。選手はもちろん、川島先生、網野ヘッド・コーチ、学生スタッフの皆さんには日ごろからお世話になっており、応援に行かなければいけないと思っております。名前を出せばきりがありませんが、スターターではない上級生たちの活躍も、いつものようにたくさん観ることができることでしょう。でもごめんなさい、私はサラリーマンです。やるべきことはやりました。吉報を待っております。

なお、今シーズンはjimmyさんに接する機会が多くありました。彼の息子がある試合で左足首を捻挫しました。その試合にスタメンで出てきてすぐに3Pや、ゴールにアタックしてフローターなんかも決めて調子よかったのに。靴を脱いだ足はテーピングしていました。癖になっているのでしょうか。その試合終了後、彼は足を引きずりながら「あと残り少しなので気合いでやります。」と言ってコートを去って行きました。

その彼が日曜日の彼等の試合後に挨拶に来てくれました。ウルウルきちゃいました、、、勇気をくれてどうもありがとう。卒業後もお父さんと同様にバスケット好きでいてください。

以上 ギーク

*注1-勝利を確信した時のこと。NBAでボストン・セルティックスのレッド・アワバック・コーチがボストン王朝と言はれたころ、良くやっていた行為で、勝利を確信すると葉巻を咥えたことから由来する。

 第7回慶應義塾大と韓国・延世大のバスケットボール定期戦が来週末、下記の要領でおこなはれます。

13慶應延世定期戦2
[日時]12月21日(日) 17:00~
[会場]慶應高校日吉会堂(大学の体育館ではありません)

※入場無料

慶應大は先日のインカレで8位入賞。身長が低い分、ディフェンスが良いのが有名。

一番の見どころは#4伊藤良太の3P中心の得点力!

権田くんは高校の時から見てるので頑張って欲しいな。

そして1年生ながらペイント内で頑張るトカチェフも面白そうです。

身長の低い中高生チームの子達には是非とも見てもらいたいチームです。

。入場無料です!!

◆前日12/20(土)15:15~ 同じ日吉会堂で東海大vs延世大の練習試合もあります。こちらも面白そうです。

慶應日吉高map

大会の決勝と同等かそれ以上に(見る分には)面白いと言はれるのが入れ替え戦。

私は毎年見に行ってます!

やる方は堪らないと思うけど、特に上位リーグ・チームのコーチは大変だろうね、寝られないのじゃないの?

 

関東大学リーグ、1部と2部の入れ替え戦出場は計4チームで、3戦制になっていて、2勝した方が1部になる(残留する)。

1部9位・白鷗大vs2部2位・日体大、1部10位・専修大vs2部1位・大東文化大の2カードが1勝1敗となりゲーム③を行うことになりました。

 

◆専修大vs大東文化大

小田急線事故のため前半は見れず後半から。

前半専修39-24大東と専修がリードしているのに気合が空回りしてる感じでオフェンスがバラバラ。

大東は1on1中心で良いシュートを撃っている。しかし中々追いつけない!

専修はドライブでATBを仕掛けながら直ぐにキックアウトして、スマートと言へばスマートな動きだけど、チキン野郎な感じ。もう少しインサイドへ攻めたほうが効果的に思へる。

 

第3ピリオド(以下ピリ)専修54-40大東

 

最終ピリ、大東は#28児玉の3Pや#20ピー(日本字に無い中国語)のインサイドで6分21秒65-51と追い上げたところで専修が後半二度目のCTO。

その後は大東はインサイドへボールを集めるのに対し、専修は外からばかりで、それを大東に読まれていてシュートが中々入らず、大東が追い上げる。

大東は2分38秒、#1高橋の3Pでついに63-62とアップセット(逆転)。

 

その後シーソー・ゲームが続き残り9秒、それまでも3Pをよく決めていた専修#24田代が3Pを決め69-68と逆転!!

田代はそれまでマークされていて思うようにシュート出来なかったが、この場面ではマークが緩かった。

 

CTO後、大東最後の攻撃。

大東はキャプテン児玉がドリブルでリングにアタックしたものの、それは専修も読んでいて、ペイント内は高く厚い壁が。

#7渡辺にパスしたが、渡辺は体制が崩れたタフショット。

リングに当たったモノのボールはネットを揺らさずブザーーーーー

69-68専修の勝利

1部残留を決めた。

 

大東にしたら、ここは3年生の渡辺ではなく、4年生に撃たせたかった。

まして1点差なのでファールを取ることを考えてリングへ向かって行ったほうが良かったと思う。

2014-11-07 14.55.38

大東 最後のシュート。ボケててハッキリ判りませんが、ペイント内の左側の黒ユニフォームがシュートした渡辺

 

白鵬大vs日本体育大

日体は強いディフェンスを敷くもののシュートが入らない。

対して白鷗大は#0野崎、#1大釜を中心に外のシュートが良く入り、20-12とリードして1ピリ終了。

2ピリに入り日体はインサイドを良く攻めるが単純なドリブル・ミスが多くチャンスを自から潰してしまい,前半白鷗41-33日体で終了。

 

後半に入ると1部と2部の差が出てきた。

最下位とは言へ1部で18ゲームもすると強いプレッシャーを掛けられるし、ハードなディフェンスに耐えてシュートを撃てるようにもなるんです。

1部と2部のプレー上の違いは、ディフェンスの強さの差ですから。

2014-11-07 15.55.36

白鷗はしっかりと外から決め、強いディフェンスで日体を抑え49-35とリードを奪うと日体がCTO。

更に攻められ 白鷗63-46日体と17点差で3ピリ終了。

日体に諦めムードさえ漂い、このまま白鷗が楽勝と多くの人が思ったでしょう。

残8分14秒、日体2度目のCTO後、油断した白鷗に対し捨て身のディフェンスを仕掛けた日体。

ガードのミスを誘い速攻へ、残7分には68-52と詰め寄り、更に必死のファール覚悟のプレッシャーと#19田口等のシュートで逃げに入った白鷗をグングンと追い上げ、場内は日体ムード。

 

79-73と迫った残0分49秒、スティールからの速攻を#1本間がまさかの3P

それが入った。

更にファールも誘っていて、and1も決め79-77。

完全に日体ペースで場内大盛り上り!

 

残0分15秒、日体は再び加藤が3Pを撃った。

しかし今度は入らず、ボールはルーズボールに、、、、

そのボールは白鷗へ。

そこで日体はファールゲーム。

時計は11秒!

そのFTを白鷗#28川邊がきっちりと2本とも決め84-79。

これでTHE END!

白鷗大が1部残留を決めました。

 

日体は2部のディフェンスに慣れてしまってプレーが甘いことが気になった、1.5部と言ふところか。

 

あんどうさん、

水曜日(9/17)は、日大の応援に太田体育館に行ってきました。対戦相手は、全勝中の早稲田大学(早稲田)です。
すでに試合は始まっていて第2Qの途中です。

日大の応援席の隣には、会社帰りのお兄さん達が陣取っているではありませんか。田中輝明・元東芝ブレイブサンダースヘッドコーチ達日大のOBです。

◆第1Qは19-19で終えたそうでしたが、私が応援に来てからどんどん点差が離れました。

日大ガード陣が早稲田のプレスにひっかかりTOを繰り返すという情けない展開です。
どのチームも初戦の様子を観察しているのでしょうね。怪我から復帰した新人ポイントガードの#10新号くんもやられてました。

前半終了時点で34-47です。イヤー参りました。

◆後半に入り、日大は2-1-2のゾーンを敷きます。#9岡部くん(206cm)がいるから、試しにやっているんだろうなぁと軽く思っておりました。ところが、なんと驚くなかれ早稲田はペイントエリア内にボールを入れられず、外でボールを回すことしかできなくなりました。いやいや、何か手を打って来るだろうと思いきや、想像以上に「本学の守護神」の壁は高かったようです。時折外からのシュートにやられはしましたが、決定打にはなりません。
日大は、ディフェンスからオフェンスのリズムも良くなり、全員バスケットの展開が可能になりました。#24高橋くんがタフショットを決めることができたのも、安心してリバウンドをまかせられる#8リュウくん、岡部くんのツインタワーズがいるからこそでしょう。

岡部くんがゴール下でボールを持てば、ファウルをする以外に止められません。
結局日大はゾーンを徹底して第3Qに33点を取って逆転し、そのまま86-74と逃げ切りました。ダァーッ!

川島先生の満面の笑みを観ることができて良かったです。

日大はボール運びなど課題はありますが、200cm以上の選手が4人もいますから、ツインタワーズ旋風を巻き起こして一部復帰と行きたいところです。

ちなみに、もう一方のコートでは、筑波大と東海大の試合も同時進行しており、東海大が接戦を制しました。

以上 ギーク

あんどうさん!

土曜日(9/6)は、関東大学リーグの初戦があり日大の応援に行ってきました。相手はホームコートの日体大です。
ガイドブックの日大の頁には網野友雄アシスタント・コーチの写真が掲載されております。川島先生の写真も若返っております?!ユニフォームも新しく変わりました。
日大一部復帰のために、新しい気持ちで臨んだ大切な初戦なのですが、油断して自滅しました。甘いです!

日大VS日体大
1Q:25-14
2Q:20-18
3Q:10-22
4Q:21-30
計:76-84

◆スタメン:
日大:#2佐藤(182cm)、#5仁平(191cm)、#8リュウ(200cm)、#24高橋耕陽(192cm)、#33上原(186cm)
日体大:#1本間(175cm)、#9出羽(190cm)、#12周(201cm)、#19田口(186cm)、#75赤土(194cm)

◆1Q:日大#5仁平くんに繋いで先制点を奪います。日体大は、#9出羽選手に見られるように積極的にATBしてきます。また、#75赤土選手にボールを集め、体格を活かして得点を重ねてきます。日大は、リバウンドも負けてます。うーん。
しかし、日体大のゾーンに対して#2佐藤くんや#24高橋くん達の外からのシュートが好調で、日大が25-14とリードします。

◆2Q:#33上原くんの3Pで点差を広げます。日体大は、このQでも#14大城選手(182cm)達が積極的にATBを決めてきます。
日大は#8リュウくんがゴール下を制圧して二桁の点差をキープしますが、ファウルトラブルで一旦ベンチに下がります。替わって入った#3龍星くん(200cm)がうまくプットバック・ブザービートして45-32と日大リードでハーフタイムへ。

◆3Q:後半の立ち上がり、#8リュウくんと#5仁平くんの日大ビッグマンがポロポロとおっとっとシュートを連発して日体大に速攻を喰らいます。おーい!
#24高橋くんがスチールから速攻を出しますが2-10のランを浴びて日大CTO。ATOでもダメージが抜けず、再び2-10ランを浴びてしまい逆転されてしまいます(49-50)。あーあ。
これはSense of Urgency(緊張感、緊迫感)の欠如に他なりません。ったく!
それでも気を取り直して#41伊藤くん(193cm)に繋いだり、#7古牧くん(187cm)の速攻、#8リュウくんのプットバックなどで55-54として3Q終了です。

◆4Q:開始から#1本間選手の3Pで逆転されますが、#8リュウくんの1on1などで63-63と同点とします。しかし、リバウンドが取れません。#75赤土選手にプットバックを決められます(67-72)。
パスミスなんかにもめげずに、高橋兄弟の連携プレイ{#6高橋裕作くん(170cm)→#24高橋耕陽くん}で71-74と迫ります。
しかしその後、日体大のプレスディフェンスにビビって、パスミスを連発して、あれよあれよという間に自滅街道まっしぐらとなってしまいました。

おっとっとシュートやディフェンスリバウンドを見るかぎり、Sense of Urgencyの欠如も敗因なのでしょう。

しかし別の大きな課題としては、ガード陣のゲームコントロール力にあるのではないかと思います。プレスされるとセットに入る前にリュウくん達ビッグマンに頼って高い位置からボールを渡してしまい、彼等が遠くの小さい選手にパスしようとしてカットされてしまったシーンが目だちました。焦る必要なんて全く無いのに、、、他チームも同じ手で潰しにかかってくる可能性があります。
日大が一部に昇格するためには、ガード陣が、例えば先輩の秋田ノーザンハピネッツ長谷川誠HCが選手時代の時のようにもっともっとタフにならなくっちゃ!

以上 ギーク

あんどうさん、

新人戦は、準決勝から日大の応援に行ってきました。

レポートサボっててごめんなさい。せっかく北コーチが観に来ていたのに、#24高橋耕陽くんがずっこけて参りました。ATBせずに、外からのシュートに頼りすぎです。

前の試合までは得点王だったとはいえ、東海大のマークに通用するわけありません。

逆に、東海大#33鈴木選手の3Pで離されました。うーん、川島先生も張り切っていたのに。。。

東海大は、身体の出来が日大とは違います。チームの仕上がりも違いました。

 

3位決定戦では(7人しかメンバーいない)青学には逆転負けでした。青学もゾーンもやるんですね。

日大は、八王子高校出身期待のルーキーPG#6新号健くんが半月板を痛めており当分の間はDNPです。

#29土屋真人くん(2年生:能代工業CAP)がスタメンPGを努めてましたが、真面目なプレイがいいです。

日大は、ニヤニヤタイプと真面目な選手と両極端だと川島先生は嘆いておりました。

 

優勝した筑波大学には、いい選手が入りました。

#6馬場雄大選手(富山第一出身:194cm)、#17杉浦佑成選手(大濠出身:194cm)を見ていると上江田くんと栗原くんのようです。(←あんどう注 比べようが無いほど筑波のこの二人の能力は抜きん出てます。)

二人は、今週末に聖地で開催の三菱電機カップ(対Canada Victoria Vikes)にも選ばれております。

日刊スポーツによると、日本バスケットボール協会は、空白だった男子代表チームのヘッドコーチに元青山学院大コーチの長谷川 健志を据えるらしい。

http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20140407-1282054.html?mode=all

先月NBL東芝のゲームにとどろきアリーナに来ていた長谷川君が「実は青学を辞めました」と言って来た。

08大学リーグ青学-東海抗議する長谷川

彼は青学大で事務の仕事をしており、年齢的にもそろそろ「仕事に専任しろ!」と以前から大学から言はれていて、迷っていたようだ。

大学からするとバスケットには殆どウェイトは置いてなく、コーチさせてやっている状態だったらしい。

長谷川君にすればバスケットチームのコーチとして全国的(現在の大学界は青学、東海の2強時代と言はれている)だし、彼ならではの指導法で良い結果を出しているので、コーチを続けたい、と思っていたところに、大学からの話。

彼は目標が「インカレ優勝」では無く「JBLチームを破ること」と高い目標を掲げ、それを公言していたことが素晴らしかったですね。

昨シーズンからは卒業生で元bj新潟アルビレックスのコーチだった廣瀬も呼び戻していて、退職する準備はしていた。

 

とどろきでは、次のチームのことは「未だ決まっていない」と言っていたが、この手の人事ものは「発表されるまでは、判らない」と言ふのが常識だから深くは突っ込まなかったが、大学かNBLだろうと思ってました、彼なら引く手あまたですからね。

 

彼が青学でやってたプレーは「パッシングゲーム」 数年前に仙台の明成高の佐藤 久雄さんがやっていたものです。

ドリブルを使わず、早い動きとパスで繋ぐバスケットです。バックコートでボールを取ったら3秒くらいでシュートに持って行きます。

フロントコートでも常に動いているもので、体力が必要だけど、他の国であまり見かけないプレーです。

身長が低く、スキルも足らないものの、勤勉な日本が世界に通用するプレーだと、当時から思ってました。

ウェイトの重要性も判って青学の選手達は皆上半身が立派なことも、これからの世界では必要なことです。

彼はアンダーカテゴリーで世界を知っていますから、面白い存在だと思います。ここに東頭君やトミー辺りが加わると面白いんだけどな!

 

ただ問題は、簡単に変われないことです。現在のナショナル・メンバー全員が対応できるかが問題だし、浸透させるまで練習期間が取れるのか、また癖のあるコーチ(癖の無いコーチは居ませんけどね(笑))なので、反発する選手や企業も有るかもしれない。

だから簡単には結果が出ない、と言ふことです。

長い目で見ないとダメです。

今までも何人もの優秀なコーチを数ヶ月で替えてきた日本バスケットボール協会ですからね。

長谷川には2020年まで続けさせたい!!

正月早々ブログの調子が悪く、ご心配とご迷惑をおかけしました、申し訳ありませんでした。

 

今年初めてオールジャパン(東日本大震災復興支援 第89回天皇杯・第80回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会 別名、天皇杯とか総合選手権とか)へ行ってきました。

 

女子の高校チャンピオン桜花学園を見に蒲田の大田区総合体育館へ

相手がWJBL5位の三菱電機、まして188cmの王を擁しているので勝負にならないのはわかっているけど、やっぱり見たい。

点数が開いて三菱がベンチメンバーを出すと、そこそこやるから大したもんです。

個人的には松蔭大の関根麻衣子ちゃんが出てたので嬉しかった(笑)

第4Qは新チームのメンバーで構成した桜花は5分近く戦って8-14と大健闘!

それにしてもベンチが明るいこと(笑) 相手が高校生だったらこうは行かないだろうけど、WJBL相手だから失うものはないからね(笑)

三菱電機103-67桜花学園

桜花vs三菱1

逆のコートでは大阪体育大学がWJBL6位の新潟アルビレックスBBラビッツと対戦。

チラチラっとしか見れなかったけど、大体10点差くらい付いおていたので、やっぱり敵わないのかと思っていたけど、桜花vs三菱戦が終わってみたら1分を残して2点差まで追いついていた、月刊の田島さんの情報では大体大#8落合のシュートで追い上げたとか。

もう少しだったけど、ファールゲームをするわけでもなく、ズルズルとしてたらポンポンと新潟に決められ78-72で負けちゃいました。勿体なかったなー!!

新潟vs大体大

2ゲーム目はWJBL3位の富士通レッドウェーブvsWJBL12位山梨クィーンビーズ戦とWJBL4位シャンソン化粧品VマジックvsWJBL10位・日立ハイテククーガーズ戦。

私は富士通vs山梨戦のコートへゆきました。

富士通vs山梨

身長で圧倒的に優位なのに、それを生かしたのはディフェンスのみ、オフェンスでもう少しミスマッチを付くべきだと思うんだけど。

山梨のディフェンスが良かったとは言へシュートは外からばっかり、その上入らないと来て、開幕の三菱戦を思い出す。

しょうもない戦いでした。

富士通74-46山梨クィーンビーズ

ゲームを見てたらいきなり肩を掴む人が。

誰だと思ったら元パナソニックの清水君。そう言へば三菱のコーチになっていたんだっけ!!

 

次は男子

第一シード、NBL1位アイシン・シーホース三河vsNBL9位熊本ヴォルターズとNBL5位三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋vsNBDL1位・東京エクセレンス戦。

ヴォルターズ期待してたんだけど、正直言ってガッカリ!!!!

ディフェンスは一生懸命やっていたけど(これは当たり前のこと)オフェンスが殆ど1on1か合わせのみ。それもリングにアタックしないでジャンパーが多かった。インサイドの身長が低いと言ふこともあるかもしれないが、蛋白で物足りない。

それに対してアイシンは王道のバスケットを展開、第1Qで29-12と差が付いた。ヴォルターズのプレーがいい加減になってきて、トミーには悪いけど、まるっきり面白くない!

アイシンvsヴォルターズ

逆のコートではエクセレンスが三菱相手にハイエナジーで勝負して競ってる。

すると一原さんが来て代々木へ行こうと誘うんですよ、リンク栃木ブレックスvsレバンガ北海道戦が面白いからって。

アイシンvsヴォルターズ戦はつまらないし、どうせエクセレンスも後半になればガスが切れるだろうと思って、代々木へ逝くことに決めました。

となれば早く行きたい、ゲーリーのコーチする千葉ジェッツ戦が見れそうだから。

 

代々木に着いたら報道受付に実業団連盟の先輩の亀倉さんが居て、まづはご挨拶。

ジェッツのゲームは数分だけ見れました。ビーコルでやってたZoneディフェンスの迫力はなかったなー。

和歌山トライアンズ82-76千葉ジェッツ

 

次は見たかったレバンガ北海道vsリンク栃木ブレックス戦

なんだかつまらない!

個人能力は高いためか、簡単に外からジャンパーのオンパレード。それもシュート・セレクションは良くないし、入らなすぎ。

ビーコルをはじめとするbjリーグの強豪チームのほうがよっぽどバスケット的だ、システムで攻めるし。

栃木vsレバンガg

ブレックスは今シーズン田臥の調子が良い、と聞いていたけど、今日はシュートタッチが悪くて残念。

とは言へブレックスはチームとしてバラバラな感じがした。システムで攻めてるわかじゃない。

かと言って個人プレーでリングにアタックしてるわけでもない。

呼吸が合わずパスが流れるケースも多かった。

レバンガは最終Q中盤、競ったところで桜井とタカムラがペリメーター・シュートを決め65-60と差を開いた時が勝負の分かれ目で、1分50秒に阿部がシュートを決めたのがダメ押しとなった。

ブレックスは古川が最後までシューティング・スランプだったのが響いた。

レバンガ82-68ブレックス

 

第二体育館では東芝が豊田通商とやっていたようですが見れませんでした。

明日は東芝vs学生1位・東海大戦が面白そうです!!!!!!!!!!!!!!!!

インカレ男子6日目、準決勝です。

優勝候補の一角だった青山学院大(以下青学)が明治大(以下明治)に59-56で敗れ4年連続の決勝進出を果たせませんでした。

何故?

先ずは明治大のディフェンスを褒めなくてはいけないでしょう。

青学が果敢にATBしてくるのを見越して、ペイント内に入ってくる青学選手を逆サイドからのカヴァーでことごとく潰していました。

確かに良いチームは外からの安直なジャンパーに頼るのではなく、ATBしてゴール下でのシュートを堅実に決めて得点してきます。

ところがATBしてそのままゴール下でシュートするのは、逆に言へばリスクもあります、ゴール下だけを守れば良いのですから。

 

これは昔の東芝やアイシンが優勝した翌年に犯したミスです。ATBでペイント・エリアへ入ってゆくことが目的となってしまい、本来のディフェンスを崩すことを忘れているからです。

小さく守られたら、そこからキックアウトして外から打たせる、またはそこから再度ATBして崩すべきです。

同じ外からのシュートでも、3Pライン沿いに横へのパスからシュートするのと、キックアウトのようにリング方向からのパスでシュートするのとでは確率が全然違います。(と言ひながら実証する数字は持ってません(汗)

でもそれが出来ず、只々ペイント内のシュートに固執しすぎたからです。

2013-11-30 17.08.36

もう一点あります。

PGをやってた私から言はせると、青学のガードは下手くそです。

PGって、自ら得点することじゃなく、インサイドの選手へパスを入れてナンボのものなんです。

トップから入れ辛かったらウィングへパスしてそこから入れるのがセオリーーですが、殆どインサイドへパスを入れてません。

まあ青学のガードだけ責めても可愛そうですが、日本人はインサイドへのパスが下手で、その上入れようとしません。

これはガードだけが悪いのではなく、日頃の練習で口を酸っぱくして指導しないコーチ達も悪いですね。

BoxScoreを見て驚きましたが、青学のPGのアシストは二人合わせて2個です。爆笑でしょ!

他の要因としては明治のゾーンを攻められなかった、とかありますが、インサイドには学生界#1センターの永吉を擁しているのに負けるのは、ダメでしょう。

 

もう一っの敗因は、怪我でカンバックした張本です。本来ならパズルの最後のピースでぴったりと隙間に収まるはずが、大きすぎたのか小さすぎたのか判りませんが、その穴に収まらなかった、と言ふことです。

なんかチームに溶け込んでなかったように感じましたね。

 

そして決勝は東海大vs明治大

奇しくもコーチは元日本鋼管(NKK、現JFE、バスケットボールの名門チームでした)の先輩後輩の対決です。ちなみに塚本が1年先輩です。

そう言ふことはつまり藤本 裕の門下生対決なんです。

どっちが勝っても藤本は喜ぶだろうなー!

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