昨日に続いてTKbj横浜ビー・コルセアーズvs岩手ビッグブルズのゲームは綾瀬市民スポーツセンターで行はれました。
昨日は71-81と10点差ですが、内容的には惨敗でした。
やっぱり岩手は強い、と感じましたね。
今日の勝サンド、KitKat(きっと勝つ)も付いて、チャンピオンリングもついて、更に掌砲長(知ってる方は少ないかもしれませんが、名物ビーコル・ブースターさん)
そして今日、
おめおめと引き下がるような海賊たちではありません。
立ち上がりからディフェンスが強かった。そしていつものように#44マーシャルと#33ラーカイでインサイド攻撃を仕掛けます。
が、岩手も入れ返します、今日は日本人たち、#8月野と#12寒竹が良かったですね。
5分01秒、#3蒲谷のミスから速攻を出され9-14とはなされたところでビーコルはCTO。
ここで攻撃をインサイドから外のシュートへと切り替えた。
#11齊藤がスクリーンからジャンパーを決めると#15ナイルズからのパスで#73久山が3P、更に#37河野からのパスで#15ナイルズも3Pを決めリズムに乗り、17-14(残2分43秒)としたところで岩手・桶谷コーチはCTOを要求。この人は早めに取ることが多い!
オフェンスの指示を出したと思うが、今日のビーコルのディフェンスは強く、4分間NOゴールに抑え19-16で第1Q終了。
第2Q #15ナイルズの3Pが調子良い。その間岩手は簡単に外から撃ってきたが、そうは簡単に入らない。
しかしビーコルはファールトラブルとなり、残5分44秒26-21から外国人2人になる、勿論相手は3人。(第2、4Qは外国人が3人コートに立てる)
しかし残2分47秒までの3分間を8-7と耐えた。その後も度々追い上げられるが、今日はピンチになると#13山田が3Pを決めてピンチをしのいだ。
ハーフタイムにEyes’さんがビーコル応援歌を歌います。
第3Qでも#44マーシャルのファールトラブルで56-51と追い上げられた時に日本人4人システムにした。
ここも#15ナイルズと#73久山が3Pを決め、逆に62-57と開いて第3Qを終了した。
外国人が3人コートに立てる第4Q、開始2分チョイで#44マーシャルがファールアウト。
で外国人が3人しか居ないビーコルは#33ラーカイと#15ナイルズの二人しか残ってない(汗)
この時残り時間7分49秒で65-61と4点差。
ここからビーコルがハートを見せた。
岩手は優位になったインサイドを攻めようとするが#13山田、#73久山等が身体を張ってフルフロント(オフェンスの前に立つ)で自分より20cmも大きい外国人の動きを抑える。
フルフロントと言っても、ただ前に立っているのではなく、背中をオフェンスに預けるように密着させる。これだとパス廻しされると、オフェンスの倍以上動かなくてはならず、その上うしろへ押すため、足腰の力が必要とされるハードな守りになり、体力の消耗が激しい。
インサイドだけじゃなく、外でもボールを追いかけ、強いボールプレッシャーを掛けている。
そんな中 残6分19秒、今度は#33ラーカイが不要な接触でファールアウト(汗)
日本人4人で外国人3人に立ち向かうことに。
さっき以上にディフェンスの動きが激しくなる。優勝した年のディフェンス以上によく動き、強いプレッシャーだった。
この時は流石に時間が経つのが遅く感じたな!!
ただ一人の外国人となった#15ナイルズが、「俺がやらなければ」と気負いすぎて、ちょっと空回り?!
そして残3分40秒、#15ナイルズが突っ込んだ時に倒されて足を怪我。
倒れたままで動けない#15ナイルズ。場内が凍りつきました!
エーーーッ 全員日本人。岩手は外国人3人!
この時72-65
残2分47秒、#11齊藤がWチームされボールを持ったまま床に倒された。一瞬レフリーを見たが#3蒲谷へパスした時、レフリーがCTOのコール。
状況を読んで取ってくれたのだろう。(bjリーグ・ルールは、NBAと同じようにボール保持者がCTOを請求できる)
#11齊藤は請求してないと言ったが、却下された。
しかしビーコルは既にCTOを取りきっていたためにテクニカル・ファール! 相手にFT1本とボールポゼッション(所有)が与えられる
なんか納得いかないかないなー!
このFT1本を決められたところで#15ナイルズが戻ってきた。
しかしボール・ポゼッションで岩手ボールになりアーノルドに3Pを決められ残1分59秒 ついに72-72と同点にされた!!
更に残1分16秒、岩手ブラックレッジがFTを2本外したが、アーノルドにそのプットバック(リバウンド&シュート)を決められついに72-74と逆転される。
まだ2点差なので逆転は可能、ビーコルは慌てないようゆっくりと攻める。
しかし相手は大きいので攻めきれない。
残49秒 #73久山が脚を痙って#32前田と交代。あのディフェンスをやってたら脚にも来るはず。
残41秒 #3蒲谷がドライブを仕掛け、FTを貰ったが2本とも外した、、、、
まだ3点差。
岩手も残3秒、今日FT不調のランダルが2本とも外す。ラッキー!!
ビーコル最後のボールポゼッション、しかし相手のゴール下からのスローイン。
#13山田が超長距離3Pを撃ったがリングに当たって跳ね返った。
The End!!
負けたとは言へ、全般的に今日のディフェンスは良かったし、最後の日本人のディフェンスも良かった。
勝ち負けで言へば負けたが、バスケット的には勝利したと言って良いゲームだった。
目先の勝ち負けではなく、将来へ繋がるゲームだったと思う。
ゲーム後の岩手・桶谷コーチの談話で「勝ち星はコーチの求心力を高めるが、チームが目指すものへの完成度は上がる訳じゃない。」的なことを言ってました。
つまり「勝つことだけ」が良いのじゃない、と言ふことだと思いますが、正にビーコル的にいへば 「負けが悪いわけじゃない」と言ふことだと思います。
昨日は悔しい敗戦だったけど、今日はスッキリした敗戦でした。
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