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★日立・竹内(白15)のシュート

JBLプレーオフ

アイシンvs日立

スタメン

アイシン:#3柏木、#グロス#10竹内公輔、#22網野、#32桜木、#44セルビー

日立:#9西村、#11菅、#15竹内譲次、#28酒井、#32桜木

開始から37分間日立が勝っていて、肝心の残り3分アイシンが逆転して勝利したアイシンらしいゲーム展開だった。

日立は立ち上がりから強いディフェンス。しかし今日のレフリーのリジュック氏は1on1のディフェンスではプッシング、ブロッキングが厳しい。それが他のレフに影響してキレイなバスケットを展開。

日立はスタメンガード佐藤の怪我で先発に繰り上げられたルーキー西村が、自らが言ふように攻撃的なバスケットでピック・アンド・ロール(P/R)で積極的に3Pを撃つ。

アイシンとすると、この3Pは想定してなく下がって守り、西村に気持ち良くシュートさせ、前半で3P2/3、2P3/5 計12得点された。

一方アイシンはシュートが入らなく、2分には21-12とされるが、桜木の1on1が好調で盛り返し、26-18日立リードで第1Q終了。

★アイシン網野(黒22)のシュート

第2Qに入りアイシンの目が覚めてきたのか、ディフェンスが強くなるとともに、日立のシュートが安直になってきた、

アイシン竹内公輔はまだ目が覚めてないようで(これは隣に座っていたThe Daily YOMIURIのジョン君が言った言葉)シュートどころかボールにも殆ど触っていないし、リバウンドも獲れてない。

ベテラン・アイシンは日立の攻撃にアジャスト出来るようになると、日立の得点が止まり、徐々に差が詰まって5分には28-28と同点に追いつくと日立・小野監督はCTOを要求。

ATO(タイムアウト明け)は日立・西村が3Pとゴール下に切れ込み、どうにか36-34日立リードで前半終了。

後半に入ると柏木のドライブで直ぐに追いついたアイシンだったが、その後は攻撃のリズムが悪く得点が伸びないが、それは日立も同じこと。ディフェンスが強いチーム同士の対戦では良くあるパターン。

53-50で以前日立リードで最終Qへ。

完全に日立オフェンスにアジャストしたアイシン・ディフェンス。元々攻撃力があるわけでなく、それまで入っていた西村もシュートを打つ事すら出来ない。

5分19秒にスミスが得点して59-54とリードしてから2分30秒にスミスが61点目を決めるまで無得点。

その間2分56秒には、日立スミスのゴール下シュートをブロックして速攻で竹内公輔にレイアップを決められ59-59と同点にされている。

アイシンも攻撃力があるわけでは無く、1分24秒には24秒バイオレーションを取られるほど。しかし58秒には竹内譲次の1on1を横から柏木がスティールしてセルビーがシュートを決め63-61と再度逆転に成功。

直後の46秒には日立・大屋をサイドラインに追い込みパスミスを誘いボールをゲット。それを桜木がFTを1本決め64-61と離す。

次に日立の攻撃で桜木がファール。残り22秒。しかし日立にCTOは残っていない!!

3Pで同点狙いか、とりあえず2点でファールゲームのギャンブルにするのか意思が統一されてなかったようだ。スミスがハイポストでシュートを狙うが明らかに焦ったシュート。リバウンドはアイシンへ。

ファールゲームされた朝山がFTを2本とも決め66-61でアイシンが逆転して逃げ切った。

アイシン残り3分からの集中力でベテランらしく勝負に勝ったゲームだった。

アイシンが王手を掛け、明日勝てばファイナル進出となる。

明日も同じ15時から代々木第二体育館で行なはれる。

栃木で行なはれているもう1ゲームは

パナソニック91-81リンク栃木

トルネード戦士・片岡がスタメンに起用された!!!

★片岡選手 イメージです

凄いこと、残念ながら負けてしまったが、今後も頑張って欲しい!!

明日も15時からブレックスアリーナ宇都宮で行なはれます。

この数日、antaka305.comの原稿作りで忙しかったー。

昨日はフォントページを作ってましたけど、今は楽になったなー、とつくづく実感してます。

今の人は「烏口」と言っても誰も知らないでしょうが、製図用具の一種で、版下作りに必要な墨で線を描く道具です。神経を集中して引かないと墨がこぼれちゃうんです。それが「ロットリング」と言ふボールペンみたいな形状になり、大進化を遂げたと思ったら、今はPCの発達で筆記具すら不要になってます。

烏口で曲線を描くときの難しさと言ったら並大抵ではなかったのに、今はマウスでクリっと描けちゃう。

嬉しいやら悔しいやら[笑]

さてバスケットではユニフォームの胸にチーム名を付けますが、そこで使うフォント(書体)の中で基本的で一番古いフォントと言ふと「フルブロック体」になります。

今から40年前のアメリカのバスケットシーンでは、このフルブロック体か「ブラッシュスクリプト体」と言ふ筆記体の2種しかなかった、と言っても過言じゃないほどです。

ではその「フルブロックってどんな書体なのか?」と言ふと、セルティックスの胸のチームロゴが正にそれ、と思ったら今はプレーンブロック体だった(汗) シカゴ・ブルズの「BULLS」がフルブロック体です。

太い線で、全部角張って曲線がありません。

でもそれが力強くスポーツ的なんですね。

違う見方をすれば、マークを裁断する時、全て直線のほうが簡単で、不器用なアメリカ人向きだった、とも考えられます[笑]

40年ほど前、アメリカのスポーツ誌を見てその書体を分析して、自分なりにアレンジしてフルブロック体を作り上げました。

基本は「線の太さは横も縦も同じ太さ」と言ふのは簡単ですが、角の取り方と「セリフ」と言はれる線の端に付ける脚みたいなもの。特にセリフの幅が難しく、太すぎると線自体が細くなってしまい、セリフだけが目立ち、狭すぎるとフルブロックの意味や特徴がなくなってしまいます。

そこで導き出したのが「線の幅を1として、全体は縦:横=5:3.75」が一番バランスが取れた文字になる、と言ふことです。

ところがこの比率では文字数が多いチーム名では幅が広くなりすぎて、文字自体を小さくしなければならないため、縦は6とか8と言った細長い形にしなければなりません。

ところでフルブロックはセルフが付いているためにオシャレになるのですが、文字数が多いと、線の幅が狭くなり、ひ弱に見えます。

そこで登場するのがプレーンブロック体です。

セリフが無いので線の幅を1とした場合、全体では横幅を2.5程度までにすることが出来ます。逆の言い方をすると、全体の幅が3.75なら線幅を1.5くらいに出来る、と言ふことです。フルブロックに比べて1.5倍ですよ。力強い文字が出来ます。

自慢になりますが[笑] 当時このスペック(と言ふほどじゃないけど)はバスケットボール・イラストレイテッドや月刊バスケにも発表して、どのメーカーさんでも使えるようにしました。某メーカーさんから「助かった、ありがとう」と言はれたことも多くありました。

何故って????

今でも「FULL BLOCK体」と言ふフォント名は無いはずです[笑]

そして最近までフォント自体もありませんでした、アメリカのスポーツ用具界のみでのフォントだったわけです。流石にPC全盛のご時勢ですから、最近は「IVY LEAGUERS」とか「ALL STAR」とか言ふ名前で出来てきましたが。

と言ふことで、昔は全部手書きだったわけで、初期は1チームごとに幅を割り出して1文字の大きさを決めて作っていましたが、余りにも注文が多くなったので、既製品を作ることにしました[笑]

縦の長さは10cmと決め、幅を5cmや8cmのモノをあらかじめ作り置きして、後はコピーして貼るだけにしてからは、作業がグーーーーンと早くなりました[笑]

もっとも今はキーボードを叩くだけで文字が出てくるし、縦と横の比率も簡単に変えられますから、便利ですねー[笑]

もっともPCならではの弱点もあります。

文字数が多いからと言って縦長にすると、全体が同じ比率で引っ張られため、どうしても横線が太くなってしまうことです。

その点フルブロックやプレーンブロック体なら、時間をかけると手作業で修正できます。これぞ究極のデジタルのアナログ使い[爆笑]

もっともこんなことやっているのは私ぐらいでしょうが[笑]

次回はフォントから一歩進んで、文字レイアウトの「バーチカル・アーチ」について書きましょう。

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