アイシンvsパナソニック戦が始まる。
両チームの応援団もヒートアップしてきた。
スタメン
アイシン:#1ハンケリー、#3柏木、#6朝山、#10竹内公輔、#32桜木
パナ:#1木下、#6永山、#20カスタス、#24広瀬、#31青野
◇両チームともにM2Mでスタート。
パナソニックはセンター#31青野文彦にボールを集めるが、アイシンは計算済でしっかりと守る。その後はインサイド・アウトしたり、ドライブ&キックアウトで攻め方としては悪くは無いが、シュートセレクションがいま一つ違うようでが入らない。
アイシンは#10竹内公輔がプットバックとポストで決め21-11とリードして第1Qを終わる。
第2Qに入りパナソニックはZONEを敷き効果があるものの、それからの攻めがまずい。
最後に#1木下博之の3Pでどうにか点差を一桁に戻して前半を終えた。
・アイシン38-29パナソニック
アイシン 竹内、桜木各10得点 桜木6Reb
パナ 木下7得点 青野5Reb
第3Q 56-50 アイシンリード
徐々に追い上げるパナソニック、アイシンのリズム悪い。
永山がバンクショットを、青野がFTを、そして木下が3pを決め、2分に67-66とパナソニックが逆転する。
しかしアイシンもフォーハンケリーはFTを1本決め70-70とする。
パナソニックは広瀬が残り10秒で左コーナーから3Pを撃つが外れる、それを青野がリバウンドしてシュートするがアイシンに阻まれる。こちらからはファールに見えたが、遠いので確信持てない。
70-70そのままでオーバータイムに突入!
延長ではパナソニックはM2M。良いディフェンスをして一歩リードするがシュートが簡単すぎる。
アイシンは堅実にインサイドで桜木が得点して1分14秒76-74と逆転。
その後はFTを6本貰い5本決め逃げ切った。
4年連続8回目の優勝!!
?ゲームインタビュー
◇アイシン鈴木コーチ
非常にきついゲームだった。ここが大事と言ふ時にやってくれた。
パナソニックは3Pが得意なチームなので、それを抑えるディフェンスをした(まだリーグが続いているので内容は話せない)。たぶん今日はこの大会で一番3Pの確率が低いと思う。
またギャンブル的ディフェンスからの速攻が得意なチームで、後半やられてしまった。
3Q,ZONEで追い上げられたときはお互いが離れすぎてロングパスを狙われたので、CTOで注意した。
◇桜木選手
(OTで7得点+4オフェンス・リバウンドと活躍)OTでは気持ちを切り替えた、最初のOTで決めたかったから、自分のエネルギー全部を使おうと思ったくらいだった。オフェンス・リバウンドとスクリーンでチームに貢献しようと思った。ターンオーバーは絶対に避けようと思った。
◇竹内公輔選手
見えないプレッシャーが有った。それで勝てたのだから力があったのだと思う。自分たちのバスケットが出来た、個人的には後半上手く出来なくて迷惑かけた。全日本とリーグ戦では戦い方が違う。JRが当たっていたので彼にスクリーンを掛けに行こうと思った。
◇柏木選手
チャンピオンになれて嬉しいが大変だった。チームとして成長した、タフなゲームに勝って非常に嬉しい。
(レギュレーション同点で残り7秒でのFT2本とも落としたとき)撃つ前は普通だった。これで負けたらヤバイとおもったけど、ベンチに戻ってきたらチームメイトが「大丈夫!大丈夫!」と言ってくれた。
◇パナソニック清水コーチ
今日は良い所まで行ったと思う。ただ立ち上がり浮き足立ったのが響いた。
控え選手を一度下げたあと、再度出すことが出来ず、主力選手に疲れが出た。(反省を含めた言い方だった)
前半消極的だったから、シュートでも何でも思い切ってゆこうと指示してから良くなった。
アイシン戦は永山(184cm)のところに朝山(192cm)がマッチアップなので、シュートが打てない。アイシンに勝てないのはこのため。←最後のコメントは私だけに教えてくれたものです。
◇木下選手
立ち上がりは凄く緊張した。シュートタッチも悪くパスも良くなかったが、後半からウチらしくなった。最後の青野のところ(木下の3Pミスを青野がリバウンドしてシュートの時)はファールだと思った。
OTに入って疲れも出た感じだった。
今までに無い悔しさだ、リーグでは是非優勝したい。
◇広瀬選手
初の決勝進出で呑まれていた。個人的には全体的に力不足を感じた。最後のライアン選手との1on1では脚に来ていた。
◇永山選手
決勝で王者アイシンを苦しめたことは自信になる。勝てなかったことは、何か足らなかったのだろう。
◆優秀選手賞
・タイラー・スミス(日立)初受賞
・永山 誠 (パナソニック)2年連続2度目
・木下博之(パナソニック)
・ 桜木ジェイアール(アイシン)2年ぶり3回目
・ 竹内公輔 (アイシン)3年連続4回目
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