» 2009 » 7月 » 26のブログ記事

結局追記じゃなく「その2」になってしまいました〔笑〕

男子は湘南地区の3チームと違って、横浜地区からは県大会へ12チームも出られると言ふ事です。

それだけ参加数も多いし、レベルが違ったね!
男子158、女子162校が参加してます。

女子の決勝戦 南瀬谷中vs旭中
旭は名門です。身体能力が高く体格の良く平均した身長の選手が揃ってます。

南瀬谷は全体的に細身の子が多いチームで、センターが170cmほどでバスケットIQも高く、ステップも巧くそこそこ俊敏性がありシュートタッチの良い選手です。
そして身体能力も高くペネトレイトも外のシュートも上手い幅のあるPGがいます。
この二人が殆どゲームを支配していて、他の選手は、この二人を邪魔しない程度に動いている、そんな感じでした。

ところが競ったときに、連続して3Pを決めてリードを決定付けたのは邪魔しない程度と思っていた選手でした。

前日の湘南大会男子決勝でも、競ったときに連続して3Pを決めてリードを奪ったのは、それまで「ひどいシュートだね!」って我々に酷評されていた「伸び代の大きい選手」でした。

バスケットって面白いものですね、主役だけじゃ勝てないんですよ。

男子決勝、笹下中vs瀬谷中のゲームは、身体能力もシュート力もあるキャプテン対決でした。

ちなみに笹下は富岡高(現金沢総合高)→シャンソン化粧品、オリンピックでも活躍したジェットこと加藤貴子の出身中です。

瀬谷の#4キャプテンのシュート力は半端じゃなかった。3Pラインの2mほど後ろからでもバシバシと撃ってくる。
それもクイックショット。

対する笹下の#4キャプテンも負けじと3Pを決める。

第1Qはこの二人、殆ど外さなかった気がするほど、よく入った。

普段からこの二人は入ってるらしい。(流石に後半は外すことが多かったけど。)

ただ気になったのは、幾らなんでも入りすぎだろう、と言ふこと。
お互いに強いディフェンスなので、体力も消耗してこのまま入れ続けるのは至難の技と思った。

ひょっとして<1DS>かな? って思ったんですけどね。

覚えてますか「第1クォーター・出来すぎ・シンドローム」ですよ。

それに近いものはありましたね。

ただ笹下のキャプテンは変えてきました。
はじめからペネトレイトはしてましたが、第2Q以降、より多くなって、それにパスが加わりました。
ノーマークの選手へ良いパスを裁いて、自分以外の選手にも得点させます。

聞くところでは瀬谷は本来速攻が得意なチームだとか。
ところが今日は速攻が出ない、
出そうとしない、と言った方が正しいかな?

リバウンドからでも幾らでもチャンスはあるのに走らない。
今日の約束事なのかな?

笹下も前半は#4にマークが集中して得点が止まったときが有ったけど、それを救ったのは身長150cmもなさそうな#6.
自分のマークが離していると見ると外から4本ほど立て続けに決めた。
これは瀬谷にダメージ与えたね。
前半のヒーローだよ。

後半に入ってからだったかな? 外からのシュートが得意で入っている笹下に対して、瀬谷は1-3-1のゾーンを敷いた。

普通は逆だと思うけど、でもこれが結構効いた〔笑〕

不思議なのは、1-3-1では両45度が張っているので、一番強い筈なのに、笹下はそこから3Pを打っている。そして結構入れていた。

ちょっと違和感!?!?

伸び代が無くなるほど小手先のテクニックを教えることは無いけど、M2Mとゾーンの攻めに対する基本的考えは教えるべきじゃないのかな??

M2Mのときに一度もスクリーンやピック&ロールは見ませんでしたね〔笑〕

前日の湘南大会でも、3-2ゾーンに対してトップに3人集まって、ロー、ハイポストに1人づつ。
つまり一番厚いところに4人集まる現象が起きてました。

おーい! それは逆だろう。下に、特にコーナーへ行かないと攻められないよ〔笑〕

ディフェンスは守りやすかったでしょうね〔笑〕

もう少しバスケットを教えて貰いたいですね。

そう言へば、結局両キャプテンはラストQに3Pは殆ど決めてないんじゃないかな?

瀬谷に関して気が付いたことですが、シュートしてるのはキャプテンだけ?
と感じるほど他の選手はシュートしてないですね。

私の情報では上手い選手が多い、と聞いたのですけど。
見た感じ、自信を無くした顔をしてました。

それだけ笹下のディフェンスが良かったのでしょうか??

最後は辛口になってしまいましたけど、両チームともに非常に良いチームで、指導者の方も熱心そうでした。
県でも上位、そして関東大会へ出場の可能性は高そうです。

コメントでよっしーさんが書いてくれましたので、それに付け加えます。
19歳以下の選手で行うU-19は、予選リーグを1勝2敗で勝ち抜けた日本は次のステップである「Eight-Final Round」に来てます。

ここでは4チーム×2グループでリーグ戦を行い、上位2チームづつで準決勝→決勝へと進むことになります。

日本は「グループF」になり、他にはロシア(3勝0敗)、スペイン(3勝0敗)、カナダ(2勝1敗)、USA(2勝1敗)、日本(1勝2敗)、中国(1勝2敗)が居ます。

もう片方の「グループE」はオーストラリア(3勝0敗)、ブラジル(2勝1敗)、チェコ(2勝1敗)、リトアニア(2勝1敗)、アルゼンチン(2勝1敗)、フランス(1勝2敗)です。

同じグループでも予選リーグで対戦した相手とは戦わず、その時の勝敗がそのまま引き継がれます。

と言ふことで、日本はスペイン、USA,中国と対戦します。

よっしーさんも書いてくれましたが、vsカナダ戦(51-73で負け)のボックススコア(スタッツ)を見るとFGの確率がカナダ43%に対してたったの22%なのが効いてます。
 
ただ3Pに関してはカナダ12%しか決められないのに見本は倍の25%です。
とは言へ3Pはお家芸なので、もっと確率を上げて欲しいところです。

寂しいのはFT(フリースロー)です。カナダが81%なのに、日本は70%ですよ。
これは考えなくてはいけませんね。身長差は関係ないのですから。

リバウンドはよっしーさんも書いたとおりOFは20個取られ、5個しか取れなく、トータルでも59-23と大きく離されてます。
ボックスアウトをしっかりやってせめてディフェンス・リバウンドはもっと確保してほしいですね。

ただTO(ターンノーバー、ミス)はカナダ22に対して日本は13個と非常に少ないのは、堅実にプレーしている証拠で、大いに褒められるべきでしょう。

身長差が有るのでシュートが戸惑って入らないだけなんです。

身長差に慣れてゆけば、シュートも入るようになると思います。

今日27日は強豪スペインと対戦。

さっき気が付いたんだけど、会場は「タイ-日本ユースセンター」と言ひます。きっと日本のODNで作ったのでしょう。

日本頑張らなくちゃ!!!

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