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久しぶりのギーク・リポートです。一昨日は関東実業団(通称―関実)春のリーグ戦へ行ったようです。

最近はJBLへ行く選手が限られていて,関実へ流れる大学生が多くなりましたね。

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あんどうさん、

15日の日曜日は、代々木第二体育館にて関東実業団男子1部2次リーグ戦(注)の曙ブレーキ工業(曙ブレーキ:1次リーグ1位)対横河電機(横河:1次リーグ2位)の試合を観ました。

日本大学出身の熊吉くん(曙ブレーキ#9)と森川純平くん(横河#14)の応援です。二人とも試合前に挨拶に来てくれました。

大好きなバスケを続けている若者達と再会できて良かったです。森川家の皆さんもお元気そうで何よりです。

1次リーグでは曙ブレーキが91-56で圧勝してはいるものの最後まで勝敗はわからず、OT(延長)の末横河が83―79で勝利しました。

来週22日の日曜日に、同じ代々木第二体育館で最終戦が行われます。曙ブレーキは三井住友銀行と、横河電機は日本無線とそれぞれ戦います。

現在4チームとも2次リーグ対戦成績がすべて1勝1敗となっており、どこが優勝するのか面白くなってきましたよー。

(注)男子1部全8チーム中レギューラーシーズン(1次リーグ)の上位4チームで優勝を争います:曙ブレーキ、横河電機、三井住友銀行、日本無線。下位4チームも、入替戦があるのでJBLと異なり気が抜けません。

 

横河VS曙ブレーキ

  1Q:20-21

  2Q:12-16

  3Q:23-18

  4Q:16-16

  OT: 12-8

   計:83-79

スタメン:

◆曙ブレーキ:#1柴田寿浩(188cm:東北学院大出身)、#9熊吉(195cm:日大出身)、#15田中洋貴(180cm:立命館大出身)、#17田村晋(190cm:明治大出身)、#32藤原勇介(177cm:岩手大出身)

◆横河電機:#8神崎健(175cm:明治大出身)、#14森川純平(189cm:日大出身)、#22浦中旭(189cm:専修大)、#28能登裕介(190cm:専修大)、#33笹義仁(196cm:秋田経済大)

 

1Q:曙ブレーキボールで試合開始。両チームともにディフェンスはM2M。先制は、曙ブレーキ#15田中選手(日本代表候補の東芝#9栗原貴宏くんと同世代でインカレで青学や東海大をヒヤッとさせた立役者!)のリバースレイアップから(←#9熊吉くん)。

その後2-8と横河がリードします。横河は、#33笹選手を中心にペイント内での得点、森川くんのターンアラウンドジャンパーもでていい感じです。一方、曙ブレーキは、外からのシュートが目立ちます。曙ブレーキ1点リードで第1Q終了(21-20)。

2Q:いまでも燃えてる男・曙ブレーキ#9熊吉くんの1on1が光ってきました。ちょうど残り時間6分での横河CTOのATOで、両者ゾーンを敷いたりしますが、がっぷり四つに組んだままでした。終了前に曙ブレーキ#15田中選手の3Pで37-32、曙ブレーキ5点リードでハーフタイムへ。

 

3Q:曙ブレーキ#14熊吉くんの1on1とお返しの横河#14森川くんの得点で39-34とします。

その後、曙ブレーキ#15田中選手、#9熊吉くん、#17田村くん(東芝の新人#14辻直人くんと洛南高校の同窓生)の8-2ランの活躍で47-36の二桁差リードになりました。

ところが、横河#22浦中選手から#14森川くんの"FROM DOWNTOWN"まで2-13ランで一気に49-49の同点となりました。

結局このQは55-55の同点で第4Qへ。

4Q:横河#24梶原剛選手(180cm:青学出身)の3Pから。横河#33笹選手が曙ブレーキ#9熊吉くんとゴール下1on1で勝負すれば、逆に熊吉くんも1on1で決めるという迫力あるプレイを観せます。キャー!

曙ブレーキは#15田中選手、#17田村選手の3P、熊吉くんのパワープレイなどで、横河#28能登選手の器用なベイビーフックやプットバック、#14森川くんのワイドオープン"FROM DOWNTOWN"などで67-67の大接戦。

残り時間36.8秒での横河のATOでの森川くんがまた"FROM DOWNTOWN"を決めて71-71の同点となりOTへ。キャー!

 

OT:横河は#14森川くんが1on1で決めて73-71とリード。曙ブレーキ#9熊吉くんも1on1で応戦しますが、オフェンスファール、あらら。しかし#17田村くんのステップバックジャンパーで73-73の同点。田村くんは、ファールをもらってFTをよく貰ってましたが、残り時間56.4秒でのFTが2本ともリングに嫌われてしまいました(75-77)。おーい!

33.8秒に逆に横河#14森川くんのFT× 3のチャンス。1本目…外した。おーい!

続く、2本目、3本目は…しっかり入れて79-75とリードを4点に広げて横河断然有利。

直後、曙ブレーキは#9熊吉くんの1on1で2点差(23.7秒)。

横河のATOで曙ブレーキファールゲーム(21.8秒)。

横河#28能登選手FT…しっかり2本とも沈め81-77。

その後、曙ブレーキ#87河本裕一選手(180cm:福岡大出身)が決めますが、結局83―79と4点差のまま試合終了。

 

以上 ギーク

昨日の女子決勝は思わぬ大差がつきましたね。

でもゲーム前にThe Daily Yomiuriのジョン君(日本語ペラペラです)が「もしかしたら始めで大差付くかもね」って予言してました。

終わったあと、嬉しそうに「ボクの言ったこと当たったね!」と嬉しそう。

あんたは偉い!!

 

さて今日の第87回天皇杯全日本総合バスケットボール選手権大会最終日、男子決勝が行はれます。

 

戦力的にはトヨタが上回りますが、ファイナル経験者と言ふ意味で、主力で優勝経験者は#34マイケル高橋と#15渡邉拓馬がトヨタで、#40田中健がリンク栃木、#21竹内公輔がアイシンで優勝して居ます。

ガードの#7正中岳城、#10岡田優介はファイナル経験者。ポートランド大出身の#35伊藤大司は大観衆の前でのプレーは慣れているはず。でもチームとしての優勝が無いのが少し心配。

一方アイシンは5連覇が掛かって居ます。ただ前年から公輔がトヨタへ、網野がリンク栃木へ移籍して、大型日本人が居なくなったのがきつい。

しかしアイシンの強みは優勝経験の多さ。ベテランが多いと言ふことは経験を活かしたプレーだ出来ることで、これは大きな強みです。

インサイドの#34桜木ジェイアールがこの大会好調で、そのうえ外人がトヨタより高いのが強みか?

 

トヨタはメンバーが多く、強いディフェンス・プレッシャーを掛け続けられるのが強み。

 

それでどうなるの???

判らない(笑)

だからこれから見に行きます。

ちなみにギークは既に入り口前に並んでいるとか(笑)

 

◆昨日は女子決勝終了後、広報委員とメディアとのゲームがありました、これはオールジャパン恒例となってます。

途中まで見てましたが、BSのNBAや今回も実況しているNHKアナウンサー上野さんがMVPを獲得したようです。

その後はそのメンバーで新年会です(笑)

これは楽しかったのですが、その後の二次会が嬉しかったですね。

以前理事も勤めたことのある日本実業団連盟(実連)の昔からの広報委員会の仲間と行ったんです。

亀さん、正ちゃん、ハッシーたちとは30年近い付き合いです。それに最近加わったウマくんとヤッサンの計6人。

ツイツイ昔話が。

その中でも自慢は「スタッツ」の話です。

今でこそ知られて当たり前になってますが、初めて取り入れたのは実連ナンです、それも私が提案して行ったもので、その後日本リーグや日本協会が取り入れたんです。

それは大変なものでしたからね。

それまでのボックススコアは「得点、野投、自由投、ファール」しか出してなかったものが「得点、野投の試投と成功数、自由投の試投と成功数、ファール、アシスト、リバウンド、ターンノーバー、ブロックショット、出場時間」がゲーム後にプリントされて出てきたのでビックリされると同時に、賞賛されました。

その苦労話なんかしてるとあっと言ふ間に時間が経ってしまいます。

でも今日もまだ大会が続くので早めにお開き。

楽しかったなー。

実は18日に原稿を入手してましたが、忙しすぎてアップできませんでした。

でも学生に比江島が出てるとは、反則だよね(笑)

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あんどうさん、

土曜日は、関東実業団・関東大学オールスター対抗戦を観に戸田スポーツセンターに行ってきました。日大からは昨年度同大会MVPの#3石川"CP3"海斗くんが、また選ばれたので、彼の応援です。

海斗くんは、どんな試合でも「海斗、ファイトー!」って声をかけると、それに応えてくれていいプレイをしてくれます。日大の選手は、みんな名前を呼ぶと張り切ってプレイするので、応援しがいがありますね。
それに「カイトー、ファイトー!」ってインを踏んでていいでしょ?!これ、海斗くんのお母さんの公認なんですよー。へへへ。

試合の方は、オールスターなので、楽しんじゃおうって思って観てました。毎年大学選抜が勝ってるという話を聴いていたのですが、、、

スタメン:
実業団選抜:
#0田ヶ谷治[横河電機(190cm)青学大出身]、#3立花大介[新生紙パルプ商事(170cm)国士舘大出身]、#9高崎陽平[新生紙パルプ商事(188cm)法政大出身]、#31佐藤基一[三井住友銀行(181cm)中央大出身]、#61坂口貫[新生紙パルプ商事(189cm)関東学院大出身]
大学生選抜:
#56比江島慎(青学大3年:190cm)、#94長谷川智伸(拓大3年:182cm)、#43鎌田裕也(大東文化大3年:197cm)、#3石川海斗(日大3年:173cm)、#21熊谷尚也(日体大:193cm)

実業団選抜VS.大学選抜
  1Q:18-28
2Q:23-12
3Q: 9-31
4Q:38-16
計:78-87

1Q:#94長谷川くんのジャンパーから大学選抜が先制。#56比江島くんのスチールからのダンクや"CP3"海斗くんの好リードで実業団選抜に10点差を離して18-28。
2Q:東芝#9栗原貴宏くんと同世代の曙ブレーキ工業#15田中洋貴選手(180cm:立命館大出身)の連続FTからスタート(22-28)。田中選手みたいに、冷静沈着なポイントガードがチームにいるといいのですが、、、途中で、外野から「東芝が三菱にまた負けた」って言われてドーン!

そうこうしているうちに、#28能登祐介選手[190cm:横河電機(190cm)専修大出身]が得点して(29-38)から、実業団が12-0ランで逆転して、41-40で実業団1点リードでハーフタイムへ。
ハーフタイムの3Pコンテストは、#33狩野祐介くん(東海大3年生:184cm)が18点で優勝。

3Q:両チームスタメンに戻して後半開始。#21熊谷くんのジャンパー、プットバックによる連続得点で41-44と学生選抜が逆転します。が、#61坂口選手の3Pで同点(44-44)。
#56比江島くんのジャンパーやダンク、#3海斗くんのアシスト(→#43鎌田くん)や速攻で48-56と大学選抜がリードしたところで、実業団CTO(4分28秒)。

ATOで#28能登選手が得点した後、#33狩野くんの"FROM DOWNTOWN"などがビシバシ決まり大学選抜が一気に15-0ランで、50-71として第3Q終了。

4Q:#15田中選手の3Pや速攻などで59-71と実業団選抜が第4Q開始から一気に一桁台に迫ります。
#28能登選手が得点して65-75とした後、#21熊谷くんの360゜ダンクが炸裂(65-77)!

ここで、実業団選抜CTO(4分03秒)。
ATOで#1福田大佑選手[日本無線(189cm)法政出身]のポンプフェイクからのゴール下、#3立花選手の3Pで72-79と実業団選抜が6点差まで迫ります。

学生選抜CTO(2分50秒)。ATOで#28能登選手のプットバックで74-79としますが、海斗くんが3Pを決めました(74-82)!キャーキャー!

その後、#1福田選手の連続得点で78-82と実業団選抜があと一歩まで迫りましたが、残り時間が1分を切ってしまいファールゲーム。
比江島くん、#11宇都直輝くん(専修大2年生:189cm)がFTをそれぞれ2本、1本と決めて78-85。最後は、宇都くんのおまけのレイアップで78-87として試合終了。

MVPは、360°ダンクを決めた日体大#21熊谷尚也くん。熊谷くんは、足をくじいても、自分からはコートから下がろうとはせずにプレイを続けようとしてました。

敢闘賞は、横河電機#28能登祐介選手でした。

以上 ギーク

来年1月1日から始まる第87回天皇杯・第78回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会の組み合わせが決まりました。

先ずは男子から

12年天皇杯男組み合わせ

今回はbjリーグからも千葉が参戦しています。

横浜ビー・コルセアーズも意思はありましたが、1月6、7日は先にスケジュールが決まっていたので残念ながら諦めました。同じような考えのbjチームは他にも何チームかあります。

bjチームにすると、通常は外人3人で闘っているので、オン ザ コート1人は辛いですよね、特に外人に頼っているチームは。その上無料ですし、怪我の心配もあります。

だから出場に対し消極的なところが多いのです。

 

さて組み合わせを見ましょう。

左上 第1シード・ブロック 1回戦、延学とJBL2のレノヴァとの対戦は面白そう。

その勝者が大学4位の拓大と当たり、JBL8位の東芝と対戦ですが、東芝・北監督の母校・拓大との対戦の可能性が高く面白そうです。

第1シードのトヨタは大学5位日大と対戦して、ファイナル4いりを掛けて東芝と対戦。

左下 第4シードのブロック 北信越地区代表の北陸高と北海道地区代表・宮田自動車との対戦も面白い。そして大学2位東海大vsパナソニックも、何処まで東海大が食い下がれるかが見もの、。

この勝者がリンク栃木と対戦するが、パナソニックとリンクはリーグでは1勝1敗。

右上 第3シードブロック 大学3位・天理大と関東地区代表・大塚商会、中大との対戦となるがJBL6位の三菱とは天理大が対戦しそう。

多分JBL3位・日立vs三菱となると思うが、リーグでは日立が2勝してます。

右下 第2シード・ブロック bjの千葉ジェッツが大学7位・早稲田大と対戦しJBL7位レバンガ北海道と当たりそう。ココが面白い!

そして大学#1で打倒JBLを目指す青学が登場するが、JBL2位のアイシンとの対戦は一寸可哀相、それも3回戦で!

、、、

と言ふことで決勝戦はトヨタvsアイシンでしょう!!

 

チケットに関してはココ チケットバスケット をクリックしてください。

関東実業団リーグ戦最終日の男子決勝をいつものようにギークがリポートしてくれました。

 

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あんどうさん、

今日は、聖地代々木第二体育館にて関東実業団リーグ戦最終日の新生紙パルプ商事(新生紙パルプ)対曙ブレーキ工業(曙ブレーキ)の試合を観ました。

新生紙パルプが終盤を逃げきって78-76で勝利し、リーグ初優勝を決めました。

大会MVPは、新生紙パルプ#3立花選手が獲得しました。

明日は、同じ代々木第二体育館で男女とも入替戦が行われます。

新生紙パルプvs.曙ブレーキ
  1Q:25-16
  2Q:8-24
  3Q:23-12
  4Q:22-24
  計:78-76

スタメン:
新生紙パルプ:#3立花大介(170cm:国士館大),#5遠藤純二郎(194cm:東京農大)、#9高崎陽平(188cm:法政大)、#27宇田川一馬(190cm:青山学院大)、#61坂口貫(188cm:関東学院大)
曙ブレーキ:#4藤原勇介(177cm:岩手大)、#11チャールトン・ジュン・エドワード(187cm:大東文化大)、#13柴田寿浩(188cm:東北学院大)、#15田中洋貴(180cm:立命館大)、#21白川哲平(190cm:新潟経営大)

1Q:新生紙パルプボールで試合開始。両チームともにM2Mディフェンス。

先制点は、新生紙パルプ#61坂口選手のジャンパー。一方曙ブレーキは、#13柴田選手のATB+And1から。新生紙パルプは、ジャンパーがよく入りますが、曙ブレーキはリングにアタックしています。そうなると新生紙パルプの1DSなのかなぁとも思いました(25-16)。

2Q:このQに入って、注目の曙ブレーキ#15田中選手がフルスロットル。彼のATB+And1や連続3Pなどで、17-5ランで一気に逆転(30-33)。このQだけでAnd1x2、3Px3、ジャンパーx1の大活躍。今大会優秀選手賞を獲得しました。

#15田中選手は、東芝の栗原貴宏くん達と同世代。インカレで立命館大は、2008年は青山学院大学に、2009年は東海大学に、いずれも1回戦で負けておりますが両大学を苦しめた時代のエース!
ゲームは、33-40でハーフタイムへ。やはり新生紙パルプの1DSで、曙ブレーキがこのまま行くかなと思いましたが、、、

3Q:新生紙パルプ#27宇田川選手の得点を皮切りに8-0ランで41-40としました。シーソーゲームになりましたが、結局56-52と新生パルプがリードして最終Qへ。

4Q:新生紙パルプ#9高橋選手のFTから。曙ブレーキ点差をなかなか縮めることができません。逆に最大12点差を付けられた時もありました(77-65)。

残り時間42.8秒で77-68。

ここから曙ブレーキ#15田中選手、#20河本選手(3Px2)の活躍で反撃したのですが、一歩及ばず78-76の1ゴール差で新生紙パルプが逃げきり大会初優勝を決めました。

以上 ギーク

女子組み合わせ

◇第1シードには現在WJBL14勝0敗のJVサンフラワーズ(旧JOMO)が位置していてその左上ブロックには高校がIH優勝・札幌山の手高と北信越代表・福井県立足羽高の2チームが入っている。両チーム共に1回戦は大学チームと当たる。

山の手高は大学8位山形大と対戦。山形大は特に大きな選手はいないが170cm台が多い。山の手はU-18(18歳以下日本代表)本川紗奈生(176cm)とU-17(17歳以下日本代表)で世界5位入賞の主力メンバー長岡萌映子(180cm)を揃えており、面白い対戦になりそう。

ここを勝ち進むとインカレ準優勝の愛知学泉大と対戦となる。

学泉は3Pの得意な山中美佳(175cm)とインサイドの園田奈緒(178cm)と大学としては大型だが、JXが相手となると厳しいかな!

足羽高は大学4位の松蔭大と対戦する。身長差が気になるところだ。

逆に松蔭大は勝って社会人代表・山形銀行や次のWJBL8位の日立ハイテクに挑むことを視野に入れているのだろう。

とは言へこのブロックはJXが勝ち上がってくる筈。

◇第4シードのデンソー(WJBL9勝5敗)が居る左下ブロック。

大学3位の筑波大は四国代表の今治オレンジブロッサムと関東代表・順天堂大の勝者と対戦するが、勝ちあがって第5シードのシャンソン化粧品(WJBL6勝9敗)と当たるが、正直きついだろう。

大学7位の天理大は中国代表・環太平洋大と対戦するが、面白いかもしれない。興味は勝ち上がった大学チームとWJBL9位の三菱電機との対戦。

それに勝つとデンソーとの対戦が待っているが、問題はデンソーvsシャンソン戦の方だろう。

順位ではデンソーが上だが、正直これは判らない、シャンソンが勝ち上がる可能性が高い。

◇第3シードの富士通(WJBL9勝5敗)は右上ブロック。

ここはインカレ優勝の拓殖大がいる。インカレでは第3シードを獲りながら武庫川女大に2回戦に2点差で敗れているもののポテンシャルの高い大阪代表・大阪人間科学大。ここと2回戦で対戦が予想されるが、ここも面白いマッチアップ。

この勝者が第6シードの日本航空(WJBL5勝9敗)と対戦、一泡吹かせて欲しいものだ、

富士通とブロック決勝を争うのは日本航空になりそうだが、順当に行けば富士通がファイナル4に勝ち上がるだろう。

◇第2シードのトヨタ自動車(現在10勝4敗)が居る右下ブロックは一番楽なブロックになった。

武庫川大は大学5位、白鴎大も大学6位、WJBLからビッグブルー東京とエバラ・ビッキーズが参加しているがいずれも9位と12位と下位チーム、そして後は地方代表チーム。

第7シードとしてアイシンAWが入っているがWJBLでは2勝10敗と大きく負け越しているチームなので問題なさそう。

ファイナル4はJX vsシャンソン(デンソー)、トヨタvs富士通となりそうだが、トヨタvs富士通戦が面白そう。

トヨタは富士通から矢野良子が移籍して、櫻田佳恵+久手堅笑美と3人でチーム得点の65%を稼ぐ。

富士通はトヨタに対して苦手意識があるようだ。

順当に行けばファイナルはJX vsトヨタとなりそうだ。2週前の対戦ではJXが2勝しているものの、2戦目はOT(延長)での勝利。

JXも強いプレッシャーのディフェンスをするが、トヨタもディフェンスでは負けては居ない、時にはゾーンを敷いてJXを苦しめる。

ただゴール下となるとJXには191cm渡嘉敷ラムちゃんが居るが、今年のトヨタには決め手が無く、かと言って3Pも確率30%では強いと言へ無いが、ペリメーターが得意。

一方JXの強みはラムちゃんと大神雄子+吉田亜沙美のワールドフェイマス・ガードコンビ。

その上Wフィギュア(二桁得点者)は大神(11点)、ラムちゃん(13.3点)、諏訪裕美(13.3点)の3人だけじゃなく、間宮佑圭(9.8点)寺田弥生子(9.2点)吉田(8.0点)と均等に得点出来ることが強み。

そして田中利佳と内海亮子の2人の主力シューターを怪我で欠きながらも平均得点76.6得点と言ふのも強さであろう。

ただトヨタとの対戦では曲者の丁コーチに3Pの弱さ(20/75 27%)を付かれZONEで守られ得点がとまっている。

女子は1月2日から9日(日)まで代々木第1体育館、第2体育館、東京体育館(2、3日)にて行はれます。

9日女子決勝、10日男子決勝が14時からNHK教育TVで生中継されます。

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お正月のバスケット界の恒例行事、全日本総合選手権大会(通称オールジャパンor天皇杯、皇后杯)が来年お正月2日(日)から10日(祝)まで男女共に行はれます。

総合選手権と謳うのはこの大会だけで、高校生が出場するのも楽しみの一つです。

かって地域枠で田臥選手がいた能代工高が参加した時は大観衆を集めましたね。

今回は男子でインターハイ優勝の八王子高が高校枠で出場します。

一方女子は高校枠で同じく札幌山の手高が推薦されてますが、地域枠の北信越で福井県立足羽高が出場します。

◇出場枠

男子:JBL(JBL-2含む)-12、大学―8、社会人―2、高校―1、地方9(各1)計32

女子:WJBL-12、大学―8、社会人―2、高校―1、地方9(各1)計32

◇男子組み合わせ◇ 左上、左下、右上、右下と4ブロックに分けます。

☆左上ブロック

JBL1位アイシン・シーホース(リーグ13勝5敗、以下同じ)が第1シードで、JBL8位レラカムイ北海道(4勝14敗)がいるが、なんて言ふことか、インカレ優勝の青山学院を始め大学が3チームも入っている、これはショック!!

Bond_007さんがコメントしてくれたように3日12時に関東学院大(大学4位)vs日本大(大学6位)が対戦しそう。これは面白そう。インカレでは83-71で関学が勝っているが日大もリベンジに燃えているはず、尤も2回戦で大学同士が潰し合いをしても始まらないが、、

この勝者がアイシンと対戦。

面白いのは「インカレ制覇よりJBLを倒すことが目標」と言ふ青学がレラカムイ と3回戦(4日17時)で対戦する。高い志を持った若者たちが,安定しないチームのレラカムイ との対戦。

サイズ的にはレラカムイの方が大きいが、走力で勝る青学の戦い方が見もの。レラカムイ は1戦目と言ふのが青学には有利に働く。

その勝者とアイシンとのブロック決勝は7日17時から。アイシンは外人が入れ替えた影響がでるか? しかし2m台の日本人が2人(桜木203cm、竹内公輔205cm)がコートに居るのは脅威である事は間違いない。

アイシンが順当にファイナル4へ進出するだろう。

☆左下ブロック

JBL4位の東芝レッドサンダース(10勝8敗)が全体第4シードとしてこのブロックのトップシードとなっている。

ここの大学勢は中央大(大学7位)と明治大(大学3位)が2回戦(3日13時40分)であたる可能性が強い。いずれにしても4日19時の東芝戦に勝つのは難しそう。

JBL5位日立サンロッカーズ(8勝10敗)はかなり格下との大戦後にブロック決勝(7日19時)で東芝と対戦するが、調子を落としている日立。リーグでは3勝1敗、さらに5日のゲームは83-71で東芝が勝っており、やや東芝が有利。

☆右上ブロック

ここはJBL3位のパナソニック・トライアンズ(10勝8敗)がトップシードで、6位のリンク栃木ブレックス(8勝10敗)が居るが、このブロックには高校代表・八王子高がいて中国地区代表Beansと対戦(2日15時20分)する。ひょっとしたら勝てるかな?

もう一つの注目チームは東海大(大学5位)。九州電力(社会人1位)vs千葉エクスドリーム(関東地区)の勝者と対戦(3日15時20分)で、勝てばリンク栃木と対戦(5日17時)となるが、高さを克服して好ゲームを期待したい。

多分ブロック決勝(7日12時)パナソニックvsリンク栃木となりそう。リーグではパナソニックが2勝0敗となっているものの、川村が欠場中のことなので、これは参考にならないだろうが、元気のあるパナソニックがやや有利か?

☆右下ブロック

ここはJBL2位トヨタ・アルバルク(12勝6敗)がトップシードでJBL7位三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ(7勝11敗)が居るが、面白いのは大学2位慶応義塾大の存在。

3回戦で三菱vs慶應戦(5日19時)となりそうだが、三菱は油断できない。

その勝者がブロック決勝(7日14時)で対戦するが、今シーズンのトヨタは今ひとつ安定感が無い。

セミファイナルはアイシンvs東芝(8日19時)とパナソニックvsトヨタ(8日17時)となりそうだ。

ファイナル(10日14時)はアイシンvsパナソニックとなるのではないか??

どっちが優勝?

今シーズン両チーム共に一度も見てないので判りませんm(__)m。

パナソニックの優勝も考えられます。

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★山形銀行(青)vs鶴屋百貨店(白)

今日は平塚の馬入ふれあい公園の「ひらつかアリーナ」で行はれている全実競技大会へ言って来ました。

今日から3連休と言ふことで134号線は平塚に入る湘南大橋が渋滞。

まあそれは承知の上だったんだけど、誤算だったのは公園の駐車場。

Jリーグの湘南ベルマーレのゲームと平塚競輪が開催されていたらしく、超満員でした。

駐車場の中をゆっくりと走って空いたところを探してましたが、30分くらいでやっと見つかった(ホッ)

アリーナで早速役員室へ。一応実連参与なもので(汗)

かって一緒に仕事していた仲間のところへ。

居た居たハッシー、ウェブマスター、お馬さん、ハスミ、アキラ等々。昔懐かしい顔ばかり、、、進歩無い!!(笑)

★役員室です。

丁度女子のゲームをやっていた。4面なのでただ見ているだけ(汗)

山形銀行は山田かがり(名短附(現桜花学園)→シャンソン化粧品)がコーチしている良いチーム。九州代表、名門・鶴屋百貨店を圧倒している。今年こそはオールジャパンでベスト8入りしてほしいもんだ!

笠原さんがコーチしている秋田銀行もやっていたらしいけど、一番端っこだったので記憶がない(汗)日立笠戸に勝ってます。

関東1位のメディセオ(←何の会社ですか?)がTOTOに勝っていた。

一番左端のコートでは今治オレンジブロッサムが三井住友銀行と戦っていました。なんでもこのチームはクラブ・チーム系、と言ふよりプロチームらしい。NPOを作って資金を寄付等で調達してゲームしているらしい、とショウちゃんから聞いた。

さて男子は三井住友銀行を見ました。見覚えある選手がいると思ったら筑波大にいた小松だった。

★三井住友銀行(白)vs北陸電力石川(黒)

もう一人直ぐ判ったのは専修大にいた伊藤孝志(現姓毛利)、福大大濠高から専大へ進んだが195cmながらシュートの上手い能力の高い選手、本来なら代々木のコートに立っていても可笑しくないほど。勿体無い!!

★タツタ(白)vsホシザキ(ゴールド)見事なモロカツ(笑)

一番左のコートではJR東日本秋田がやっていたけど、対戦相手のイカイレッドチンプスのベンチには誰も座ってない(笑)

JR秋田は能代工の出身者が多くて、田臥の同期の若月(筑波大)が居た。

この大会も景気の波を受けていて、近畿からは男子1チームしか出場してません。

基本的には各地区の登録チーム数に比例して推薦チーム数が決まるのだけど、近畿は1チームで良い、とのこと。関東まで遠征する経費を認めない会社が多いからだとか。それにしても近畿は地盤沈下が激しい。

明後日までやってます。

そうそう負けても再戦できるのは強化のためだとか、ショウちゃんが言ってたのを思い出した。

結果は 日本実連のサイトまで

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★プログラム表紙

今年は日本実業団連盟(実連)創立50周記念だそうです。

と言ってもなじみが薄いこの大会、正式名称は「平成22年度 全日本実業団バスケットボール競技大会 兼第6回全日本社会人バスケットボール選手権大会予選」通称「全実競技大会」と言ひます。

元々日本実連は日本リーグ(現JBL)を主催・運営してましたが、チームの監督会から「実連は日本リーグでぼろ儲けしているのにチームに還元してない」とクレームがついて、相当揉めた揚句に主催権を日本協会とチームに取られてしまいました。そして実連はお手伝い、と言ふ形になったわけです。

それまでは日本リーグが「実業団(連盟)」としての選手権大会だったわけですが、それが無くなったので新しく実業団選手権大会を創ろう、と言ふことで出来た大会です。

当初はいがみ合っていたチームも、多く参加してくれました。

第一回大会チャンピオンは「住友金属」で二位「NKK」、両チームとも休部となって今は無いのが残念であり、懐かしくもあります。

その後は色々あって、日本リーグ・チームがスケジュールの関係(?)で参加できなくなり、それ以下のチームで行うようになったために「選手権大会」から「競技大会」に名称を変更して、この大会が日本リーグへの登竜門になった、と思いますが、記憶はアヤフヤです(汗)

bjリーグの浜松・東三河フェニックスもこの大会出身ですね。

「JIC」と書いてますがJapan Industrial and Commercial (Basketball Association)の略で、私が思いついたものです。当時は実連の企画委員長をやってましたから。

それにしてもロゴもそのままなのが嬉しいなー。

第一回目は「JIC CLASSIC」と命名してました。勿論私の発案です。

大会は明日からの3連休を利用して神奈川県平塚市のひらつかアリーナで行はれます。総合体育館ではありません。間違わないで!!!

男子16チーム、女子10チームでトーナメントで優勝を競いますが、折角地方から出てきて1ゲームだけでは可哀相と言ふことで、1回戦敗退チーム同士の交流戦があります。この辺りは実連の優しさが出た大会ですね。

詳しくは日本実連のHPをご覧ください。

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