» バスケット全般のブログ記事

私がbjの横浜ビー・コルセアーズの広報担当してるのはご存知と思います。

先日ホームゲームにフリーのスポーツライターさんがいらして、対応しましたが、これが難しかった!!

 

スポーツについては「好きである程度詳しい」のですが、バスケットに関してはそれほどでも無いようです。

 

まあ相手のバスケット知識に合わせて解説しなくてはいけないのですが、どのレベルなのか皆目見当がつかない。

ゲームノートを渡して解説するのですが、今一つ噛み合わない(笑)

当人は「バスケットのことは多少知ってぞ!」ってことをアピールしたいのでしょうが、専門家からすると「?」なんです。

良いとこを突いてくる質問もあれば、そうじゃないことも。

ズーッと相手のレベルを探っている感じでした。

私が「ビーコルはディフェンスが良くて、何種類もパターンを持ってます。」と解説すると、 「ディフェンスの名前は?」って言はれて、答えが詰まってしまった。

我々だと「ディフェンスの種類は?」とか「どんなディフェンスなの?」って聞かれるけど「名前は?」って聞かれたことが無かったから(汗)

「ディフェンスに対しチームが独特の名前(ニックネームみたいなもの)を付けているのか?」と聞かれたような気がして、、、

よくチームごとに呼び名を付けていることが有りますよね。

例えばシュート入った後に、あからさまに「ゾーン・プレスで行くぞ」とは言へないから、番号で行ったり、地名を使ったりするじゃないですか。

ビーコルの練習では、その件は聞いて無かったので、焦ってしまって答えられなかった!

後から考えたら「2-1-2ゾーン」とか「フルコート・プレス」とか言へばよかったのだろうけど。

 未熟者なり!!!!

マダマダ勉強が足らないようで。

 

私が前から言ひ続けてきたこと「ミニバスで完成させるな!」と言ふこと。

ミニバスの強豪チームの選手は上手い子が多く、色いろなことが出来て、特にディフェンスが強くてしっかりしていて完成された感じです。

 

その頂点は毎年3月末に東京で行はれる全国ミニ大会です。

普通に考えたら、この優勝チーム(ミニは1度に4チームが優勝することになってます)から中学でも強豪チームに入り全国中学大会(全中)に出場し、インターハイ、国体で大活躍して大学へ、と思うじゃないですか?

 

先週まで行はれていたインカレ(大学日本一を決める大会)の「記者発表資料」に「大会経験」と言ふ欄が有ります。

インカレの選手になるくらいだから、ミニバス時代は全国大会出場は当たり前と思いますよね。

 

調べてみました。

ベスト8チーム、東海大、青山学院大、明治大、近畿大、筑波大、専修大、大東文化大、日本大を調べたところ、120人中たったの17人でした。

 

更にベスト4のスタメンで絞ると、20人中4人です。

更に優勝した東海大は一人も居ません。

ちなみに、ミニの上の中学で見ると全中出場は6人と多くなってます。

 

さあこの状況は何を意味するのでしょうか?

 

ちなみに、例外中の例外が一名います。

ご存知青学のスター比江島 慎です。

比江島

彼は長丘ミニ、木屋瀬中、洛南高、青山学院と全て全国大会で優勝してます。

彼は天才ですから。

先日のスパーズの続きです。

下の写真はメディア・パス、つまり取材者用のIDカードです。

所有者名と所属団体名が書いてあり、アリーナ内では常に他人が見れるようにしておかなければなりません。

これが有ると食事も出来るし、ロッカーにも入れます。

 

メディアパスSpurs

同じSpursのモノですがシーズンが違うと種類も違ってきます。

 

・右上 79-80シーズンのモノは紙製で、1980年2月17日となってます。この時のチケットを見たら、対戦相手はミルウォーキー・バックスでした。

この時は既にアブドル=ジャバーは移籍後でおらず、UCLAの同期生ルシアス・アランが居て、マーカス・ジョンソンやデーブ・メイヤースた言ったUCLA卒業生が多かったですね。記憶にのこているのはアランとジョンソン位ですね。

これはどうやって持っていたのか、記憶にありません。

 

・左上 91-92シーズン これはプラスティックでカヴァーされてます。92年2月4日ですが相手が書いて無くて判りません。

所属がNHKになってます。NBAの解説をやっていたからですね。ボールチェインで首から下げるようになってます。

上2個の大きさは名刺より一回り小さめです。

 

・下 93-94シーズン 左上より2年後となり、サイズも18×9㎝とかなり大きくなって、紐(糸?)で首から吊るします。このころのスタンダードなメディア・パスです。

周りの人が直ぐに判別出来るようにサイズは大きくなってます。

スパーズは対戦相手が記入されてませんが、他のチームは結構書いてあります。

 

94年2月18日、これも相手は不明です、アリーナはアラモ・ドームの前のヒーミスフェアだったと思います。

 

この後アラモ・ドームにも言ってますし、AT&Tセンターにも行っているので、サンアントニオには5回も行ったことになりますね。

ある年にはヒューストンから車で4時間ほど運転して行ったことが有りました。

この帰り道は飛行機の出発時間を1時間間違えて、猛スピードで運転したことを覚えています。

テキサスは車が少なくてフリーウェーが発達しているので、渋滞が無くてラッキーでしたが、そのかわりトイレは1度だけ、レンタカーだったので給油した時に軽くサンドイッチをほうばった程度でほぼノンストップでヒューストンへ戻りました、平均で130km出していたと思います(笑)

来訪記念に下のバナーをポチっとして行って下さい(笑)

ゴール下に居るノーマークの選手にディフェンスとディフェンスの間を通すピンポイント・パスを通す。

速攻でノールックパスを通す。

スティールからタッチダウン・パスで速攻を決めさせる。

これはポイントガードの醍醐味ですよね!

そのパスを「ナイス・アシスト」とか「アシスト・パス」と言ってました。

アシストと言ふと思い浮かべる選手は?

ストックトン、マジック、ナッシュ、マーク・ジャクソン、キッド、、、良いPGの顔がいっぱい浮かんできます。

ストックトンBB生誕100年ワッペンマジック#1Jason Kidd

ストックトン                 マジック                                      キッド

日本にスタッツ(Stats、統計)と言ふものが導入されてからどの位経つでしょうか? 自慢じゃないですが、日本で初めてスタッツを導入したのは日本実業団連盟(日本実連)で、それは私が紹介したことで始まったのです。

この経緯はいずれ話すとして、今回は「アシスト」についてお話ししましょう。

スタッツが導入される前、ボックススコア(ゲーム記録)に記録されたのは「得点、野投数、自由投成功数(時には試投数も入れる)、反則数」の4種目だけでした。

導入以降はシュートした本数、リバウンド数、アシスト、スティール、ターンノーバー等々を記録しなくてはなりません、これでスタッツ・クルー(記録員)が5人ほど必要になりました。この辺りの経緯も後日。

当時アシストと言ふイメージは、文頭に書いたようにシュートが入ろうが入るまいが「上手いパス、職人的なパス」のことでした。

ところがそうじゃなく「成功したシュートの前のパスは全てアシスト」として記録されることになったのです。

キーワードは「シュートが入ったこと、シュート前のパス」と言ふことです。

 

初年度、地方での日本リーグでアシスト数がやたら多いゲームが有りました。地方ゲームの時、ゲームが終わると、日本リーグを主催していた日本実連宛にボックススコアと記入用紙がFaxされて来ますが、それ見たら通常数の倍近い数字でしたので電話したところ、「シュート前の全てのパスをアシストとして付けてしまった」そうで、後日両チームのマネージャーさんから聞いて付け直した、と言ふことが有りました。

アシストを記録する中で「直前のパスとは言へ、そのパスを貰ったお蔭でシュートが入った」とは思えないパスも多く有りますよね。普通に外で廻しているだけで、シューターの技術が高いから決まったものでもアシストは付きます。

逆にナイスパスを貰ってもドリブルしたらアシストに付かないことも有ります。

当初はドリブルのことで実連の報道部でもかなり揉めまして、目の前ががら空きなのにドリブルしたらNGなのは可笑しいとか、シューターの癖で、必ずチョンとワンドリする選手(特にシューターが多かった)がいましたが、それは如何なの? ワンマン速攻もドリブルしたらいけないの?

結局は「ドリブルすることでディフェンスを抜き、そのためにシュート可能になった場合以外はドリブルしてもOK」と言ふことになりましたが、あとで調べたらNBAの規則とほぼ同じでした。

そうなるとアシスト数が多くなります。でもこれの方が良いのです。

上手いパスだけにアシストを記録するとなると、記録員の感覚、感情、BKIQ(バスケット知識度)に左右されるため、基準が違ってきます。その上数が少ないと誤差の許容範囲が大きくなります。

例えば1シーズンのアシスト記録として「1位15本、2位14本」より「1位55本、2位54本」の方が信憑性は高くなりますよね!

 

それではアシストは1ゲームでどのくらい記録されるのでしょうか?

昨シーズンのチーム平均を調べてみましょう

NBA -20.9本 JBL-13.0本 bjは判りませんが、私が広報を務める横浜ビー・コルセアーズは13.4本です。

チーム最高別では、、NBA-23.9(ナゲッツ) JBL-14.1本(リンク栃木)が一位です。

 

個人総数最高(アヴェレージ)

シーズンではNBA-11.7 レイジョン・ロンド(セルティックス)、JBL判りません。jb(今シーズン)9.5本ドゥレイロン・バーンズ(ビーコル)←まだ2ゲームだけですが(笑)

昨シーズンのビーコルでは山田 謙治の総数156本(平均3.0本)が最高ですが、少ないですよね!一寸不満。でもビーコルには蒲谷も#2バーンズも居るので、1人あたりにすると少なくなってしまうのは致し方ないことです。

 

それでは個人で1ゲームでアシスト最高は何本でしょうか?

NBAでは30本と言ふのが有ります,正に最高記録ですね。それはマジックに居たスコット・スカイルズ(90年12月30日vsナゲッツ戦)です。殆どの人は知らないでしょうが(笑)、白人のちびっ子で頭が薄くおっさんみたいな感じで、数年前にどこかのコーチになってた筈です。

その次はケヴィン・ポーターって言っても知らないでショ(笑)3位にやっと28本でボブ・クーズィーとかジョン・ストックトンが入ってきます。

JBLもjbもリーグとしての記録は判りませんが、ビーコルは先週打ち立てられた#2バーンズの11本が最高です。

昨シーズンでは#2バーンズ(12年3月18日vs富山戦)と#3蒲谷(11年10月17日vs埼玉戦)が8本で最高記録でした。

 

ちなみに、bjやJBL、WJBLでは各クォーター毎にボックススコアが出てきますが、我々メディアが見るのはチームのリバウンドやアシスト数です。

この数字の多い方が勝つケースが多いですね。アシストで言へば、必ずしも勝利とは結びつかないまでも、チームプレーをしているか居ないかの判断が付きます。一般的にはチームプレーをしているチームの方が強いですからね。

JBLで言へば東芝です。昨シーズンは8勝34敗で断トツのビリでしたが、アシストも11.7本で断トツのビリでした。

ところが打って変わって4戦全勝の今シーズンは15.5で断トツの1位です!!!!

面白いのはNBAです。スターシステムと言ふか、得点できる選手は1on1でシュートすることが許されてるし、ナンと言っても強いチームはATBで得点するのでアシストが少ないのかもしれません。

ちなみに昨シーズンチャンピオンのヒートは30チーム中21位で、ファイナルを戦ったサンダーはビリッケツでした(笑)

 

自慢になりますが(笑)、読んでいてお分かりのように、ビーコルは記録類に関してシッカリ整理しています、完全では無いですがJBLを含めても多分ビーコルは日本最高レベルだと思います。

多くのチームはスカウティング用にスタッツは付けてはいても、最高記録とかは付けてないでしょうね。

どのチームも、いやどの連盟や協会も、広報とか記録関係には重きを置いてませんから。

bjの他のチームの皆さんも今からでも遅くないですよ、是非ともつけて下さい。

エクスパンション・チームは尚更です。

掲載してある写真は私が撮影したものです、勝手に使用しないで下さい。

またランキング始めてみました、読んだついでにクリックして行ってくれると嬉しいです!!


人気ブログランキングへ

若い女の子ならとっくに知っているのだろうけど、松坂 桃李は元バスケ部だって!!

 

さてオヤジ達に質問!

松坂 桃李って誰~れだ!

答えは、、、、、、、、、、、今売出し中のイケメン俳優。

NHKの朝ドラ「梅ちゃん先生」に出演していて、最新映画「ツナグ」の主演を務めている.

と昨日TVの情報番組で言っていた。

それによると「松浪小―松浪中―相洋高」 バスケット部 と書いてあった。

松浪って言ったら茅ヶ崎でミニが盛んなところ、やってたのかなー??

バスケットが好きとは「松坂桃李オフィシャルブログ」でも「バスケ!」と「バスケがしたい・・・」と2回も書いてます。

183㎝だからフォワードやってたのかな?

それはともかく、やはり「SLAM DUNK」を読んでバスケットをやり始めた、と言ってる。

 

良く話題になるけど「実写版SLAM DUNK」を作るとしたら、やっぱり流川

桜木 花道…RIKI(竹内力), 香取慎吾,佐藤隆太,長瀬智也
流川 楓…速水もこみち ,三浦春馬 ,伊藤英明 ,要潤
赤木 剛憲…小川直哉,金子賢 ,阿部寛
宮城 リョータ…99の岡村,水嶋ヒロ,DAPUMP KEN
三井 寿…坂口拓,小栗旬,玉木宏,もこみち、長瀬智也
木暮 公延…小泉孝太郎,小池徹平 、
彩子…鈴木さりな,岩佐真悠子 ,山田優 、
赤木 晴子…黒木瞳,長澤まさみ 星野真理、綾瀬はるか
安西 光義…西田敏行、(笑)

 

検索したらこんなのも引っかかってきた。賀来 賢人 http://ameblo.jp/kaku-kento/entry-11000394923.html

 

彼等がもっとバスケットをアピールして呉れたら盛り上がるのにねーーー!

 

 

人気ブログランキングへ

最近ギーク・リポートや私の文章中に出てくる言葉ですね。

アメリカじゃ「臆病者」のことを指します。チキンレースと言へば判り易いかな?

品の良い言葉じゃ無いんですが、ピッタリの言葉(笑)

 

私たちが使うのは、外からシュートばかりして、中へドリブル等で割って入って行かない選手を指す時で、アメリカのバスケット界で良く使はれている言葉で、ATBと対で使うことが多いですね。

ATBとはAttack The Basket(RingやGoalとも書きます)つまりリングに向かってドリブルで突っ込むことで、「ペネトレイト」や「スラッシュ」と同じ意味ですが、ATBは精神的な意味合いで使うことが多いですね。

 

私は日大に通っていた頃から専門誌「月刊バスケットボール・イラストレイテッド (Basketball Illustrated)」の編集のバイトをしてましたが、そのお蔭で日大の選手とも仲が良く、合宿所(下高井戸)へも遊びに行ってました。

そして現監督の川島さんとも昔から良く知ってましたし、母校なので応援してます。

だから、あえて書きますが「今の日大はチキン野郎ばかり!!」

12関東大学リーグ日大vs東海浜田1

#19浜田選手は4年生で193㎝で能力が高く性格も良くて、頑張ってもらいたい選手#1、いや頑張っては居るんです、石川が怪我で欠場しているためゲーム・キャプテンとしてチームを良く引っ張ってます。

彼の武器は3P、どの角度からでも撃て、前半のシュート確率はかなり高いですね。

だけど後半、特に4Qはガクンとシュートが入らなくなるんですね、強いチームほど後半にディフェンスが強くなりますからね。

でも彼は外から撃ちたがる。

昨日のvs東海大戦の前半、速攻でウィングを走っている彼に、フロントコートに入ってからパスが来た、3Pラインの内側には1人ディフェンスが戻っていた場面。

彼はいとも簡単にディフェンスの前から3Pを撃ち、当然ながら外してしまいました。

ギャロップとかユーロ・ステップを使えば簡単にゴール下でレイアップを撃てたのに。

 

それでも何度かペネトレイトを試みたことも有るんですよ。タイムアウトで川島さんに「もっと中を攻めろ!」とか言はれた後はちゃんとペネトレイトを試みるんです。

だけど残念ながらペネトレイトするにはスキルが無く、潰されてしまい。その後はペネトレイトしなくなる、これが2ゲームを見ての私の感想です(笑)

↓こんな動画を見つけました。

シューターと言はれる選手ほどペネトレイトしなければだめだと思います。

抜いてこないと判ればディフェンスはドンドン前にプレッシャーを掛けてきます。そうなるとワイドオープンでジャンパーは撃てなくなり、確率は下がります。まして後半ともなると疲れが出てきてシュート確率は下がることは常識です。

 

ペイント・エリアでのシュートの利点は、

・シュート成功率が高い。一般的には平均60%と言はれてます

・シューター自らリバウンドに参加できる。昔からシューターはリバウンドが落ちる所が判ると言ひますからね

・ファールを貰える可能性が高い。これが大事ですね。ファールは4個までしか出来ませんからね!

ただペイント内でのシュートにはリスクが伴います

身体のぶつかり合いが多く、手を叩かれて痛いうえ、ファールを取って貰えない(涙) 肉弾戦ですよね!!

スキルを持ってないとシュート出来ない。

 

だからこそゴール下では身体を張ったプレーをしなくてはなりません。

それが嫌だと外からポンポンとシュートしちゃうんですね。

だから「臆病者」と言はれ、ゴール下で身体を張れる選手は評価が高い、と言ふ訳です。

まあこれは浜田君だけじゃなく、今の日本の中高生の特徴で、中高での指導者が悪いんですね。

だから日本が弱いんです。←そこまで言っちゃう??

 

だからペネトレイトする青山学院大と東海大が強いんです!

昨日の日大vs東海大戦第1Q、東海大の長身202㎝#21橋本晃佑(こうすけ)がドリブルして何度かゴールをアタックしましたが、シュートが入らないことも。そんな時、東海大陸川監督がベンチから「コウスケ攻め続けろ!」と励ましました。その後も橋本選手はリングにアタックして、日大センター刘(りゅう)がファールトラブルになり17得点(25分)しました。

12関東大学リーグ日大vs東海橋本1

今回は浜田選手をやり玉に挙げたようですが、今の日大の主力(#11飛田、#6佐藤、#1坂田、菊地)は殆どがこのタイプなので勝てないのです。

唯一PGの#72佐野君だけがATBをしてました。

思い返せば、3年前 大阪インカレでチャンピオンを取ったチーム、栗原、篠山(共に現東芝)、熊澤(現アイシンAW)は良くペネトレイトしていました、現4年生はそれを見てるはずなんだけどなー。

 

浜田選手は能力が高いので、このままで終わって欲しくないんです。もっと上手く強くなれます。

 

■関東大学リーグ戦 1部成績 9月8日終了時点

青学大 3-0

東海大 3-0

筑波大 3-0

早稲田 2-1

拓大 1-2

大東文化 1-2

日体大 1-2

専修大 1-2

日本大 0-3

明治大 0-3

前後関係は判りませんが、当時DU PONT社では登山用のアウターとインナーの素材を開発してました。

アウターではダウンに替わる綿状の防寒素材、インナーでは汗を吸って外へ吐き出す下着生地です。

 

オーロン見開き広告

防寒綿ではダクロンと言ふモノが有りましたが、これは天然素材のダウンには敵わなかったようですが、カュアルな街着のダウンジャケット等に使用されているようです。これ以来化繊の中綿が流行り,ダウンジャケット類が安価で生産されるようになったのではないでしょうか?

ダクロンは確か糸(繊維)の中心をくり抜いたような形状で、その分軽く、保温性が高くなる、とアメリカのDU PONT社へ行った時に説明してくれた気がします、83年だったかな?

 

一方インナーのシャツやソックス用の素材としてオーロン(Orlon)が開拓されました。

登山と言っても我々がやるようなハイキング、トレッキングでは無く、本格的なヒマラヤとかの登山用です。

前回書いたように、極寒の中で歩いても汗はかくようで、休憩時、シャツが汗で濡れたままだと外気の冷気で汗が冷たくなり体温を奪って死に至ることが有るようです。

そこで昔は毛糸の下着を着てたとか、、

しかし毛糸では肌触りも良くなく、洗濯も難しいため、その代用品として考え出されたのがオーロンと言ふわけです。

 

オーロンはアクリルの一種で、糸の断面がひょうたん型していて、その形が水を吸い上げる、とか聞きました。オーロン製のアメリカ製品を見ましたが、糸が柔らかく真綿みたいな感じで、履いた感じは良かったですね。

社内でのモニタリングでは、日大や日本鋼管でもサンプルを履いて貰ったはずです、「履き心地も良く吸汗発散も良いけど、バッシュの中で足が滑る。」との指摘を受けました。

 

確かに、オーロン100%のソックスは滑り易かった。そこでオーロン100%では無く木綿との混紡にすることに。しかし問題は混紡率です。木綿が多ければ足の滑りは解消されますがオーロンの性能は下がります。そこで数パターンの糸を作って貰い、再度モニタリングしました。数回繰り返して結論を出したと思います。

 

湿度の高い日本では最適と思い、かなり宣伝を掛けて売り出したけど、思ったより売れなかったですね、アメリカでは一時かなりブームになっていたんですが。

その後SAKAIを退社したので詳しいことは判りませんが、販売を打ち切ってました。

 

バスケットではSAKAIさんだけですが、登山関係でも販売してたようですが、何処も長くは続かなかったようです。コインランドリーでやると縮むとかクレームが来たような気がします。

そしてもう一点、アメリカと違って日本は大量に汗をかきます。殆どの体育館にエアコンが無いので汗は脚を伝わって腿辺りからもソックスへ流れ込んできます。

ハイソックスはその汗を吸収して発散してくれてましたが、ショートソックスの時代に突入していた当時、短めのソックスではその汗を発散出来なく、バッシュの中へ入って行くことになりますね。

 

オーロンは内側の汗を吸い上げ、外側へ移動させますが、外側と言ってもその外側は直ぐにバッシュの皮革で、足を包むようになっているので、実を言ふと汗の行き場は無いのです。と言ふことは、汗が回帰現象を起こす、と言ふことです。

そのことに気が付いたのはだいぶ後でした(笑)

 

オーロンはソックス以外にもTシャツ地として開発してましたが、こちらも今一でしたね。アクリルと言ふ素材はボテッとして、熱にも弱く、どうもTシャツ向きじゃなかったようです。

 

それから数10年経って、ナイキがポリエステルでクールマックスと言ふ生地を使ってシャツを作り「吸汗速乾」と言ふ言葉と共に世界中へ広がって行ったわけです。

昔は「吸汗」なんて言葉は無く「吸水」で、「速乾」じゃなく「発散」でしたからね、素材と共に言葉も進化するんですね(笑)

数日前、NBA関係の探し物をしていたら、こんなものが出てきました。

アメリカ、マサチューセッツ州スプリングフィールドにあるバスケットボールの殿堂(Naismith Memorial Basketball Hall of Fame)へ行った時のお土産です。

行ったのは建て替える前で、かなり昔です(笑)

現在はかなりバージョンアップされているようですが、当時はまだ寂しかったですね。

一番記憶にあるのが、地下室で映画を上映していたことです。

古いバスケットに関する記録映画的なものや、選手の紹介映画みたいなものだったと思います、内容に関しては記憶が定かではありません(汗)

 

運営資金調達のための記念品の売店が有りました。

名所へ行くとついついお土産を買ってしまうのは日本人なのでしょうか(笑)

色々と買って来てましたが、出てきたのはこの封筒です。

日付が1961年11月6日となってますので、これはこの記念会館開館の時のモノのようです。

良く見たら、切手もネイスミスに関するもので、どうやら生誕100年を記念した切手のようです。

HOF封筒

珍しいのはこれだけじゃない!

封筒にオートグラフ(サイン)が入っているけど、この人物です。

上の封筒はジョン・ウドゥン、下がボブ・クーズィーです。

ウドゥンはここでも何度か登場しているUCLAの名コーチです。5月29日に書いた コーチについて をお読み下さい。

クーズィーは私の好きなボストン・セルティックスのビル・ラッセルの先輩に当たる人で、ボール・マジシャンと呼ばれたボールハンドリングの上手い選手です。

ビハインドバック・ドリブルやビハインドバック・パス、いはゆるトリッキーなパスやドリブルをヘイチャラでこなしていた先駆者で,言はばJ-Willの大先輩みたいな人です。

ドリブルやプレーを見て稚拙と言はないで下さい。今から50年近く昔のことです。

バスケットボールと言ふ競技は毎年のように技術が進化しているので、半世紀たったら別競技みたいなものですからね。

 

いつの時代も、先人の技術を土台にしてそこに積み上げて行くわけですから。

マイケル・ジョーダンがDr.Jにあこがれ、そのジョーダンのプレーを見て育ち憧れたコービーやレブロンがジョーダンより上手くなるのは当然のことなんです。

 

この封筒はこれは絶対にお宝だよね。

大事にしまっておきます。

 

もう一つ、こんなものも出てきました。

HOFカンバッジ

以前ヴィデオ(DVDじゃないです、もっと昔です(笑))見て大笑いしたBlooper

間抜けなとか笑っちゃうとか、そんなシーンばかりを集めた動画です。Facebookで牧野さんが書いていたのをパクリました(笑)

Top 10 Bloopers of the 2011-2012 Regular Season!

今シーズンの傑作ベスト10です(爆笑)

ダンクに行こうとしててが滑っちゃった、と言ふのが多いですね。

NBAの一流プレーヤーでもこんなことがあるんだから(笑)

大いに笑ってスカッとしちゃいましょう!

昨日は5時起きで白澤君の車で仙台へ。東北道はそれほど渋滞は無いとの情報だったのに、相模大野から16号線で東名町田からはいるつもりだったのんい、既に大渋滞(汗)

東名に乗っても用賀や合流地点で大渋滞。

それを抜ければ数キロの渋滞が2,3個だけ。

那須塩原だったかなのサービスエリアで早めの昼食。

勿論カツどん(笑)

201204281136 (1)

この辺りは桜が満開。

二度満開を見れた、と白澤君が喜んでいた。

山並みには雪が積もっていると言ふというのに。

yuki

 

ゲームは62-61で逆転勝ちしたので、御機嫌です。

 

晩御飯は仙台市体育館近くの牛タンや利休へ廣田代表、白澤君、石合さんと行って祝杯をあげました。

 

ところがびっくりと言ふか羨ましいかったのは、仙台エイティナイナーズを意識したメニューが有ったこと。

廣田産はそれを注文。

201204282117

 

私は当然牛タン定食

201204282127 (1)

カレンダー

2024年5月
« 4月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

アーカイブ

BasketBall Net ProShop