昨日、大商大の体育館へ着いて西田兄弟と話していたら、島田三郎先生と笈田欣治先生が来てる、と言ふので教官室へ逢いに行きました。

二人とも関西学生の昔からの指導者で、いわゆる重鎮です。

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左笈田先生 右島田サブさん

インカレ(全日本学生選手権大会)は昔から関東が中心となりますが、私がこの業界に片足を突っ込んだ40数年前頃は、関西から大阪商業大、関西大、同志社大の何れか数チームがベスト8、時にはファイナル4に顔を出してまして、暫くして日体大を卒業した石川さんが京都産業大を見るようになり、上位へ食い込むようになったのです。

大商大をコーチしていた島田サブさんは、早くからアメリカの考えを取り入れたユニークな考えの持ち主で、練習にも工夫されたメニューが多かったと思いますが、一番の功績はチビこと224cmの岡山選手をアメリカの大学に留学させたことです。

たしかあの代は優秀なメンバーが集まり、そこに岡山が入れば念願の初優勝を狙えた筈なのに、自分のチームの利益より、岡山と日本の将来のことを考え留学させたのです、それも2年間も。

考え方が大きな人です。

個人的に思い出すのは、私が企画したサンディエゴでのNCAAファイナル4観戦ツアーに参加されたとき、休日にバスで市内観光したとき、サンディエゴ公園のプレーグランドでやっていたバスケットを観て「日本のナショナルチームより強い!」って言った事を覚えてます。

京都サンテレビでNBA中継の解説もしていて、そう意味では私の先輩に当たります。

一方笈田先生は学術的に研究熱心な方で、私のことを可愛がってくれる先生です。昨日は、住友とか藤原とか当時の選手名が出てきて盛り上がりました(笑)

今回は「10年間で10人のNBA選手を作る」ことを目標に掲げる「籠究会」なるものを作り活動を始めた矢先に、今回のトライアウトを知り参加したわけですが、69歳にもなってこの考えを実行しようとするエネルギーは凄いですよね。

そんなお二人と逢えて嬉しかったですねー。

今回のトライアウトはマサ(片岡大晴)と並里の二人がフィリップ氏から高い評価を受けました。

マサはハートとディフェンスの良さが褒められ、並里はボールハンドリングと能力の高さを褒められましたました。

2人はとりあへずシアトルのECBAで練習してNBAで通じるスキルを磨くことが決まりました。町田のジョーダンも一緒に行くとか行かないとかいってますが、こんな人誰も知らないですよね(爆笑)

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