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昨日のインカレは準々決勝4ゲーム行なはれましたが、その内2ゲームは世間で言ふ「番狂わせ」でした。
敗戦後、共同記者会見場に現れた二人の負け監督の表情はとても対照的でした。
関東学院大に敗れた日本大・川島監督は「予想していた、と言ふかありうる敗戦」と穏やかな、時には笑って(顔が引きつったのかどうかは判らないが(笑))記者の質問に答えてました。
と言ふのも、主力センター熊吉(しょんじ197cm福岡第1高)が腿の裏側の怪我で、練習できたのはインカレの前日でした。さらにスタメンに成長した金城徹(188cm興南高)も怪我で欠場。
飛車角落ちとは言はないが、かなりの痛手です。そのためチームとしての方向性や纏まりに欠けたと言へます。
この点については前日、キャプテンの篠山竜青(177cm北陸高)が早稲田にOTの末やっと勝った後に「今のウチこんなものですよ」と言っていたのがこれで理解できました。
記者会見では落ち込んで、私の質問にもボソボソと答えるだけだった熊。
彼は早めにファールトラブルになり、その後オフェンスでも暴れまわることが出来なかったし、終盤ファイエ・パプムール(200cm延岡学園高)相手にクイックネスを活かした良い動きをしていたのだがシュートが全て短かく、決めることが出来なく離せなかったことが敗戦に響いている。それで責任を感じかなり落ち込んでいたようだ。
相手のポイントゲッターを押さえ込むディフェンスが売りの熊澤恭平(180cm美濃加茂高)が何度も原田佳明(180cm秦野南が丘高)も抜かれたりスリーを決められていた。
ここらは前日のvs早稲田戦のOTが脚にきてていたのかもしれない。
まあ敗れるべくして敗れたのが日大!
逆に勝てたゲームを落としたのが東海大でした。
敗戦後、茫然自失といった感じでインタビュールームに入ってきたのは陸川東海大監督。
大変ことをした、と言ふか、表情が半分消えていた。
それもそうだろう。第4Qにやっと東海らしいプレーで追いつき逆転もして良い感じでOTに持ち込み、OTでも1分半で7点のリードを奪ったら勝った!!
と誰でも思う筈です。
それでの逆転負けは、「信じられない」の一言でしょう。
逆に言へば、そこで守りに入った東海と、開き直って自分たちのプレーをした明治。
明治はこの一年間得点してきた日本屈指の3pシューター金丸晃輔(190cm福大大濠高)が得意の3Pを決め、最後はその金丸がチームを信頼して若林へパスをしてシュートさせた。このとき若林はパスが来ると確信していたと言ふ。
これは90年だったか、ブルズ最初のタイトルを取ったとき、マイケル・ジョーダンがジョン・パクソンにパスして決勝のシュートを撃たせ初優勝したことを思い出します。
さて東海ですが、いま一つリズムに乗れなかった。3回どころか2か二回連続で得点できない。それもイージーシュートをミスしたりパス・ミスしたりリズムが掴めなかった、満原ですらゴール下を落としていた。
勝負事で「守りに入ったら負ける!」とよく言はれるけどまさにその通り、陸川監督は「悔しいが、勝負とはこう言ふもの!」と言っていた。
今日はファイナル4
16時20分 青山学院大VS関東学院大
?18時00分 慶應義塾大vs明治大
現在は順位戦の日大VS中大。前半26-20で日大リード。
若林君(明治大)のシュートが入った後、
明治大のベンチメンバーがコートに入って来ちゃったけど、
テクニカルファールじゃないですかね?
まだ、2~3秒残っていたと思いますが・・・
Bond_007 さん
それって昔、競泳男子リレーで一位になった喜びのあまりまだ他のレーンで泳いでるにも関わらずプールに飛び込んでしまったのに似てますネ。
もちろんコチラは失格になりましたが。。。(笑)
Bond_007さんへ
それは気がつかなかった(汗)
テクニカル取られたら同点の可能性もあったね、逆転もあったか??
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