6月30日に書いた 昨日は残念だった! に対しHAMAのじょんさんは次のようにコメントしてくれました。

「(前部分略)思うんですけど、世界と戦うのに、
外国人選手とのプレーに慣れていないですよね?

これはリーグの問題。
世界と闘うなら外国人選手も入れるべきですよね。

そしてリーグのチーム力を拮抗させないと
ダメだと思うんです。

いつも何処かのチームが圧勝している様じゃ、
選手は伸びない。
いつもギリギリの試合をしていかないと。

来シーズンは女子バス見に行きまーす!」

 

私も同意見で、昔から言ってました。

1996アトランタ・オリンピックで久しぶりの出場を果たし、7位入賞したメンバーは以下の通りです。

一乗アキ(180㎝)村上睦子(165㎝)大山妙子(173㎝)萩原美樹子(180㎝)参河紀久子(170㎝)山田かがり(178㎝)加藤貴子(180㎝)原田裕花(171㎝)岡里明美(178㎝)川崎真由美(183㎝)永田睦子(178㎝)濱口典子(183㎝)

選ばれなかったが、高校生として現男子日本代表入りした渡辺の母である久保田久美(シャンソン)も180㎝で3Pシューターだった。

スタメンは一乗、村上、原田、萩原、加藤だったかな??

山田を除けば身長的に現在とそれほど差はありません。

 

この大会でカナダ、中国、イタリアを破り7位入賞を果たしました。

このメンバーの母体となる女子日本リーグ時代は外国人(アメリカ人)相手に戦っていました。当時の日本には以下の様にアメリカ・ナショナルチームのメンバー多くが、ガードからセンターまで揃っていました。

テレサ・エドワーズ(三菱電機、ソウル、バルセロナ、アトランタ、シドニー) タミー・ジャクソン(シャンソン化粧品、バルセロナ) カトリーナ・マックレイン(共同石油(現JX)ソウル、アトランタ、バルセロナ) メディナ・ディクソン(日本電気、バルセロナ)

元はと言へばシャンソン化粧品が204㎝のアン・ドノバンを獲得したのが最初のアメリカ人だった筈。

 

この時は加藤や浜口がインサイドでしたが、自分よりも10㎝以上高い選手相手にプレーするので、対応を迫られた。

一方、一乗、萩原、岡里は長身ながら、インサイドは外人が居るので生き抜くために外のプレーやシュートをマスターしなければならなかった。

これがその後の強化に繋がったと思ってます。

 

例えば永田睦子、178㎝ながらリングを掴めたと言ふ伝説があるほど身体能力が高い選手でしたが、もし外人が相手に居なかったら、多分インサイド中心のつまらない選手で終わった可能性も有ります。

自分より上手い、強い、高い選手を常に相手として戦っていたので、学習し工夫したから良い選手となったのではないか、と推理します。

 

95年に外国人が排除されましたが、数年間は当時学習したものが活かされて、96年オリンピック7位、98年世界選手権9位と言ふ好成績でした。

その後引退や海外でプレーする選手も出て、世代交代が進み、99年には最後の主力メンバーの萩原が引退したこともあり、翌2000年シドニー・オリンピックに出場出来ず、2002年世界選手権13位、04年アテネ・オリンピック13位と言ふ成績でした。

 

最近WJBLではやっと外国人の登録を認めようと言ふ動きが有るようです。

完全に手遅れですが、良いことなので、是非実行して欲しいものです。

 

日本にだけ目を向けていたら、世界について行けませんよ!!!

世界基準で!!

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