一昨日 JX優勝!! にBond_007さんが「プロチームと実業団チームの差ですね(笑)」とコメントしてくれましたが、正にその通り。
「勝たなくてはいけないチーム」vs「勝ちたいチーム」の戦いだったと思う。
2年前のWJBLファイナルで1勝も出来ずにJXの軍門に下ったトヨタ、今年のファイナル終了後に「1勝できた、これは今後に向かってよい経験となる」的な発言があった。
負けた後だから、本心ではなく建前としてこう言はなくてはいけないのかもしれないけど、それじゃ勝てるわけないよね!
「1勝しか出来ず残念!!」と言って欲しかった。
5)吉田の進化
大黒柱でありコンビを組む相手の大神が出場出来ないとあって、吉田への負担は大きくなったはず。
その場面
残り4分16秒、トヨタは鈴木のアシストで森がショートジャンパーを決め64-65と1点差に詰め寄ったこのゲーム最大の勝負所。
吉田はペネトレイトして2得点のみならず矢野からファールを取りand1も獲得。
実はハーフタイムに内海コーチから「ドライブしてファールを貰え」と指示されていた。
最悪ファールでも良いと思って突っ込んだ吉田。
FTは外れたものの、木林がそのリバウンドを獲り田中がシュートしたが入らなかった。
そのオフェンス・リバウンドを獲ったのが吉田だった、JXは再度攻撃権を得た。
ここで吉田はまたもペネトレイトするが今度はマークがきつく苦しい体勢だった。
しかしこれを決め、1回の攻撃で4点獲得したことになり、69-64とした。
更にその20秒後に鈴木のパスをスティール、そして間宮へアシストを通しショートジャンパーを打たせ71-64と決定的なリードを奪った。
たった53秒間で6-0のラン、その得点全てに吉田が絡んでる。
最後のペネトレイトに対して吉田はゲーム後「2年前とは違って、強い気持ちでドライブに行った」と話してくれた。
吉田の進化がJXの連覇に繋がったと思う。
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