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ユタ・ジャズと言ったら誰を思い浮かべますか?
中年のオジサンは―――ストックトン+マローンかな?
今の人は―――デロン・ウィリアムスかな??
全ての年代を通じて記憶に残る人、薄い記憶だけど(笑)
それはコーチのジェリー・スローン(65歳)じゃないですか???
現役のシカゴ・ブルズ時代はオールスターに2回出場のスーパースターだった、生憎と当時は弱かったのでプレーは見てませんが(汗)
79年からブルズのコーチを2年半務め、19勝32敗となった時点で解雇されました。
84年からジャズのコーチング・スタッフとなり、フランク・レイドン(面白いおじさん)のアシスタントとして活躍。88年シーズン中の12月にそのレイドンが引退して繰り上がり的にヘッド・コーチへ。
そして23シーズン、ズーーーーっとジャズ一筋で来ました。アメリカの4大プロスポーツでも同一チームのコーチとして最長だそうです。
☆若い人のために、#32マローン、#12ストックトン、#14ホーナセック
連続23シーズン、コーチすることの強みは、選手を育成できることでした。
私は10数年前に観に行ったことがありますが、オフェンスは速攻以外全てスローンが指示を出してました。
当時ストックトンが居たころです。ジャズ・ボールとなって、ゆっくりとフロント・コートにストックトンがドリブルでボールを運ぶとき、毎回スローンが後ろから大きな声でナンバーをコールしてセット・オフェンスに入ってました。これには正直驚きました。
優秀なPGで有名だったストックトンでもコーチの指示でオフェンスを決めてたんです、それが徹底してたからこそ、大学の有名選手じゃなくても活躍出来るんですね。
ファイナル進出の87-88シーズン・メンバーをドラフトでの順位で検証すると良く判ります。
マローン13位、ストックトン16位、二人とも微妙な順位ですよね(笑)
あのジェフ・ホーナセック(銀行マンその2)に至っては46位です。シャロン・アンダーソン54位、ジョーダンと最後にマッチアップして押し負けたブライオン・ラッセルが45位です。
一番上位者は9位のアントワン・カー、って言っても極僅かの人しか知らないでしょう(笑)
最近はドラフト第3位でデロン・ウィリアムスのような能力の高い選手を獲得したけど、やっぱりチームプレーが出来るスマートでハートの良い選手だよね。
現在1192勝を挙げており、レニー・ウィルキンス、ドン・ネルソンに次いで歴代第3位の勝利数。
バスケットのホール・オブ・フェイム(殿堂)入りしてます。
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