bjリーグ・カンフェレンス・ファイナル
大阪エベッサvs琉球ゴールデンキングス
スタメン
大阪:#1仲西、#20マーリー、#32ブラックウェル、#33高田、#44ワシントン
琉球:#5マクヘンリー、#8与那嶺、#13菅原、#50ニュートン
エベッサのマッチアップゾーンに対しキングスは”M2M。
キングスはATBせず外から撃つばかりだけど、入らない。緊張かもしれない。
6分ニュートンのシュートが入りキングス初得点(笑)
これで緊張が解けたのか、キングスはATBするようになりシュートも入りだし、5分には菅原のFTで8-8と追いつき互角の展開となるが、エベッサはベンチ巣田0とのパルマーのシュートが決まり23-17で第1Q終了。
第2Qに入ってもキングスはエベッサのゾーンを攻められない。
ハイポストに立つことがあるが、そこにボールを入れない。必然的に外でボールを廻し、たまに外からのシュートが入るだけ。
エベッサもパルマーが積極的にシュート、それが入り43-33で前半終了。
昨年は
キングスがここから逆転したんだっけ???
>ここから追記<
第2Qの終盤にキングス・マクヘンリーに左側をドライブされ始めた。これは危険なサインとエベッサ天日ヘッドコーチは感じ、ハーフタイムでゾーンを2-3に代えて押さえるよう指示した、これがバッチリ決まり、ゴール下からコーナーへパスされていたのを止め、一度ウイングを経由してコーナーへパスさせるようにした。
ゴール下からキックアウトされるとエベッサのディフェンスは間に合わないが、ウイング経由ならディフェンスが間に合うからだ。
これでキングスのオフェンスはリズムが崩れ第3Q立ち上がりの得点が止まって7分52-35と引き離し勝負が決まった。
終盤キングスはFCP(オールコートプレス)に出るが問題なく、84-65でキングスが勝ちファイナル進出を決めた。
天日ヘッドコーチおよびエベッサはしっかりと相手チームをスカウティングしており、それに対応するゾーンディフェンスを敷いたことが勝因だろう。
インタビューしていても相手選手の特徴を知り抜いた上で作戦を立てていることが良く判る。
たとえば与那嶺と菅原はボールを貰ってすぐシュートするとどうのこうので、ドリブルしてシュートするとどうのこうの、だからチョメチョメさせる、って具合に。
インタビュー
◇エベッサ・天日コーチ
シーズン中からゾーンをやっていた、毎日練習していた。今日のディフェンスは殆どミスが無かった。
(怪我人が多かったので)シーズン中の成績は参考にならないが、8ゲームほどビデオを見て沖縄のゾーンの攻め方を見た。
◇キングス・桶谷コーチ
完敗です!
40分通じて自分たちのバスケットをさせて呉れなかった。
ゾーンに対しハイローで攻めようとしたが「ガードのコールが聞こえなくて」センターが上がって来なかった。
ハーフタイムで「ディフェンスからリズムを作ろう。走ってリズムを作ろう」と話した。
パルマーにやられた。チームで抑えられなかった。ヘルプサイドが遠くて相手に威圧感を与えられなかった。アグレッシブに仕掛けるべきだった。
STATS
大阪/ワシントン26得点8Reb、パルマー23得点8Reb、クロッツ15得点6Reb9Ast
琉球/マクヘンリー17得点、菅原15得点12Reb、ニュートン12得点12Reb
チーム3P 大阪5/12 41% 琉球5/33 15%
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