JBLファイナル

アイシンvsブレックス・ゲーム②

スタメン

アイシン:#3柏木、#7グロス、#10竹内、#22網野、#32桜木

ブレックス:#0田臥、#1川村、#5メリット、#34伊藤、#40田中

昨日以上に気合の入っているアイシン。ディフェンスは相変わらず網野がブレックス川村を抑える。

攻めては桜木が積極的にATB(アタック・ザ・バスケット)、そして川村からスティールして速攻からレイアップを決め12-6として4分56秒にブレックスは溜まらずCTO。

その後もチェンジング・ディフェンスのブレックスがM2Mになると、1on1で攻め込み23-11として第1Q終了。

昨日とは違う、と言ふところをアイシンは見せている。

第2Qに入ってもブレックスはアイシンの強いディフェンスを攻められず、打たされたシュートが多い。それでも田臥がドライブしたりして、どうにか得点する。

好調のアイシンは6分には31-17と大差をつけるが、この後が続かない。ベテランのアイシンらしくない。

速攻のチャンスが3度以上あったが、アイシンらしくないイージー・ミスで、たった1点しか取れなかった。

普通に決めていれば37-17と決定的な差をつけられたところ。

それを逆にブレックス大宮(トルネードの準ファミリー)が速攻を決めて32-19とされた5分25秒、アイシンはCTOを取らざるを得なかった。これが誤算の始まりだった。

その上シューターと期待した朝山が不調。

そこにこのクォーターFG5/6のブレックス川村がストップジャンパーを次々に決め40-35と追い上げ、更に残り3秒には田臥がジャンパーを決め41-40と逆転したところで前半終了!!!

このQ、アイシン17得点に対しブレックス30得点。

★ブレックス川村のドリブル

後半アイシンはブレックスのゾーン・ディフェンスを色々と攻め手を変えて試す。網野をトップに持ってきてPG柏木をウイングにしたりするが効果なく、上手く攻めることが出来ずにイライラしている感じが見られる。

ブレックスは相手のシュートミスからの速攻等で5分には50-43と差を開く。

アイシンはゾーンを攻めようとハイ・ポストに立たせて攻めようとするが、そこに桜木と竹内が重なったりしてコンビネーションが悪い。

そのフラストレーションが表面化したのが3分51秒。アイシン竹内がディフェンスでファールをした時に文句を言ったためテクニカル・ファールを取られた。

大変なことに、始めのファールで4個目で、アンスポが5個目のファールとなって、竹内公輔がファールアウト!!!

折角アミノが3Pを決め52-48と追い上げ始めた時だったのに!

このFTを川村がきっちり2本決め54-48として、その後田臥がレイアップを決め、FTも2本決め58-48と10点差を付けた。

ここが「勝負の分かれ目」だった。61-49で第3Q終了。このQは20-9でブレックスがリード。

最終Q、ゾーンで守るブレックスに対し、アイシンは自信を失っている。ただ外でボールを廻すだけ。ATBをするわけじゃないし、3Pを打つわけじゃない。ハイ・ポストにボールを入れるだけで、そこからの展開が見れない。

それに対してブレックスはボールを持ってない選手が動いていて、再三ゴール下でノーマークになる。

5分には大宮が逆サイドからゴール下に飛び込みシュートを決め72-54と離す。

アイシンは上手く攻められないがシュートを桜木がプットバック(オフェンス・リバウンドしてシュート)を決めるなどして74-60と追いすがるが、ムードは負け犬。

王者アイシンの姿は見れない。

最後はファールゲームをする気力も無く80-72でブレックスが勝利して2勝目を挙げ王手を掛けた

まさか王者アイシンがこんなゲームをするなんて!?!?

王者ゆえに守りに入ると弱いものなのか??

チャレンジャー精神のブレックスが無手勝流で勝っているだけなのか???

明日は優勝が決まるかもしれません。

ここでブレックスは平常心で戦えるのか?

王者アイシンの意地が見せられるのか?

竹内公輔が今日の悔しさを明日につなげられるのか??

明日はマタマタ面白そうな日です。

トラックバック

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメント & トラックバック

No comments yet.

Comment feed

コメントする

カレンダー

2024年4月
« 4月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

アーカイブ

BasketBall Net ProShop