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今日は日大の練習に行ってきました。

実はアメリカのテキサス州の高校へバスケット留学させた小林大起がパスポートの関係で帰国していて、その間練習したい、と言はれ日大の川島監督にお願いして練習させてもらうことになりました。

アメリカの高校で、州大会に出場するチームのポイントゲッターのプライド?と生来の生意気さ[笑]で、日本の大学なら「相手にとって不足無い」程度の気持ちで練習に行く大起[笑]

★シュートする大起、良く跳んでいる

それが帰りの電車でズーっと「あんたかさん、俺悔しい!!」と言ひ続けてました。

大起は日本の中学を2年生が終わった時点でアメリカに渡り、ダラス近郊のロンビューと言ふ町の私立高校へ留学しました。日本でも1on1の力は抜群で、中学時代にアメリカのadidasスーパーキャンプだったかな? そこで学年のオールスターにも選ばれた実力の持ち主です。その時には現在の有名選手も居たようです。

京王電車を乗り間違えて練習開始15分前に到着と言ふ滑り込みセーフ[笑]

大起はこの夏でアメリカの高校4年生、日本的に言へば3年生です。ただ身長が170cmと低い!

だから大学生とは差があって当たり前のはず。

しかしアメリカでは身体能力の高い黒人相手にリーグ戦の後半では平均20得点以上とっていて、当人は自信満々。

ゲームから1ヶ月以上も離れていたのでゲーム感が戻ってない、と言っていたが、日本の大学生相手に、練習の邪魔にはならなかった。

ただ偉かったのは最初から最後まで大学生と一緒のメニューをこなしたこと!

最後のシャトルランでもサボらなかった。でも目に見えて遅くなってゆくのが判って、やはり高校生、と感じた[笑]

”]今日は神奈川県の先輩、篠山竜青と会えるかと思ってきたらしいけど、盲腸にかかっていて居なかった。またSGの熊澤はU-24でトルコへ行き、熊吉は中国へ帰省中と言ふことで、知っている顔は少ない。

でも身長は低いけど、新入生は粒ぞろい。今年はどうだか判らないけど、数年後の日大は面白いチームになりそう。

途中オールコートの4on4で新2年生の石川海斗とマッチアップ。

当人は気合が入っていた。

生意気さゆえに、それまでの練習で当たっていて、海斗のことをそれ程でもないと、見くびっていたようだ[笑]

でも大学生は違う!

大起は1on1ではぜったいに負けてない!とか言ってはいるものの、全体を通して見ると、大起のように血気盛んに1on1は仕掛けてこないけど、攻守の切り替え時に走られてイージー2を決められるケースが多い。ゲーム感が戻ってないため、ボーっとしていた時があったことをそ当人も認めていた。

そんな中で、大起が早いクロスオーバーから海斗を抜こうとした。

しかし完全に読みきられていて、見事なチャージング[笑]

それが悔しいらしく、帰りの電車でズーーーーっと「あんたかサン、俺悔しい!! 日本人に負けたのが悔しい!! でも海斗さん凄い!」

相手は大学生だから負けて当然で、そんなことを言ったら失礼にあたるけど、その是非は別として、この「負けん気」はバスケットをやる上で大事なんだろうと思った。

「明日は絶対リベンジする!!」と言っていたけど、何でもかんでも1on1で勝負したら駄目だ、それは馬鹿なアメリカ人がやること!と釘を指しておきました。

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コメント & トラックバック

場違いに、このカテゴリでのコメントです。

凄く良い話(微笑ましい話し?)に思いました。
それは、私の定義が以下だからです。
・悔しい - やりようもしくは準備が上手くいけば、何とかなったのに…。
・悔しくない - 悔しいと思うのも憚られる位に、不出来(or圧倒されっぱなし)だった。
してやったりと言うものがあれば余裕も生まれ、色々変わるのではないかと思う私でした。

McHaleさんへ
正にその通りです。
「クロスオーバーをダブルでやれば良かった!」って言ってましたから。
見くびって1回のクロスオーバーで抜けると思ったのでしょうね。
今日も練習に行ってるので、ダブルで抜いてきたかな?

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