◇日立

・小野コーチ

1Qは日立オフェンスが機能したが、途中でTOからイージーシュートを決められた。インサイドの桜木やセルビーに対してはウチが体を張って押さえてくれた。ただグロスに外から決められたのが誤算だった。

我々はそれほどオフェンスのパターンを持っているわけじゃないので、持ち味のディフェンスでやるしかない。

アイシンは桜木が大きなアドバンテージを持っていて、そこにもう一人セルビーなりグロスなりがポストでやるのでそれを警戒した。ペイント内をチームで守ろう、と言ふのがチームの考え方。

我々はモーション・オフェンスでボールを展開してインサイドを引っ張り出す。ボールを動かしながら攻撃するのが日立の考え方。

優勝するには、もっと高い精度が必要。ノーマークの外のシュートを入れられるかどうか。リバウンドが取れるか。

・菅キャプテン

昨年は初ファイナルで、気合が入りすぎで空回りした。

今日の出足は自分たちのBKが出来た。その後、我々のTOがアイシンの速攻に繋がった。TOの質が悪かった。

昨年と違い、一人ひとりのやることが出来たと思う。

◇アイシン

★表彰式

・鈴木コーチ

色々な失敗や経験を積んでチームになる。選手を信じてよいチームになった。

日立は3Pが得意でディフェンスが良く、相手の点を抑えるチーム。

昨年の日立は前半(立ち上がり)で勝負が決まったので、今年の日立は出だしから来ると読んでいた。前半飛ばす後半勢いがなくなるから、選手には我慢させた。案の定、ウォームアップを見ていても、気合が入っているのが判った。

日立は、前半悪いと後半追い上げ、逆に前半良いと後半失速するパターンがある。

リーグが長丁場なので選手は本調子じゃない状態で戦っていた。出発前に急に病気になって、練習出来ずにゲームする選手も居たり、目に見えない苦労があった。

・網野キャプテン

日立は昨年より向かってくるだろうと思っていた。リバウンドを頑張った。過去2連覇は大きな自信となった。新人もアイシンのBKに対応するのが早かった。

・柏木選手

3連覇出来てホッとしている、凄く嬉しい。日立はディフェンスのチームだが、ウチのディフェンスが上回っていた。特に2Qからウチのディフェンスが良くなった。

・桜木選手

今日の勝利はチーム全体のもの。オフェンス、ディフェンスともにチームで頑張った。

◇共同インタビュー後、鈴木貴美一君に単独インタビュー

鈴-失敗したけど勝ったとか。失敗をバネに頑張れる。リーグ戦で思いっきり失敗させたことがある。失敗したら負けるんだ、と言ふことを覚えさせる。其の繰り返し。変化に対応できるように。

あ-網野とグロスのところがミスマッチになっていたのに、ポストアップしてなかったように見えたが?

鈴-そこの守り方は日立が絶対にカバーする練習をやって来てる筈だから、、、

  急にいつもと違う攻め方をすると攻撃のリズムが狂うから、余りやらないことにしている。

  そうそう、鹿屋の福田君、面白いねー、プリンストンオフェンスで。ゾーンを攻められなかったようだけど、まだあれで良いんです。(実は昨年夏、福田君に頼まれてアイシンとの練習ゲームをセットしました。そこで日本#1チーム相手に戦ったことが、相当自信になったようです。)

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コメント & トラックバック

鈴木貴美一コーチへの単独インタビュー、興味深いです。
これこそ、あんたかブログの真骨頂ですね。

私は、神奈川高校新人戦観戦で連休を過ごしました。

LAPUTAさんへ
そう言っていただけると嬉しいです。
ラウーフへのインタビューはためになると思います。
新人戦は、寒川へ午前中行ってました。

[…] はまってしまった、中学や高校じゃあるまいし、そのぐらい見抜いて欲しいね!!11日の「男子決勝後インタビュー」の鈴木貴美一くんの話しの内容と比べると、ナント読みの浅いこと! […]

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