遅ればせながら12日(日)女子決勝前に明治神宮へ初詣に行ってきました。
◆女子決勝
JX-ENEOS vs トヨタ自動車
昨年の決勝と同じカードで、昨年はトヨタが勝ってます。
WJBLでは先月21日(土)、22日(日)の連戦し、81-67、73-57でJXがスイープしてます。
#10渡嘉敷 来夢(192cm)と#21間宮 佑圭(184cm)の大型選手を有するJXのインサイド vs #25久手堅 笑美(165cm)、#24栗原 三佳(176cm)、#2川原 麻耶(167cm)等3Pが得意なアウトサイド型のトヨタ、好対照な攻撃スタイルのチームの対戦です。
昨年はトヨタのディフェンスに敗れたJXは「ディフェンス倍返し」とばかりに強いディフェンスディフェンスでトヨタに3Pのチャンスを与えない。
その間に得意のインサイド攻撃で間宮、渡嘉敷が得点して18-13で第1Q終了。
第2Q JXはPG#12吉田 亜沙美(165cm)のパスのタイミングが合わず、攻撃がチグハグとなり得点が伸びず、ジワジワと追い上げられ#12矢野 良子(178cm、元JX)のFTで残7分 20-19と追い上げられる。
しかし残3分に29-26とされてから、#11岡本 彩也花(161cm)の3Pと#52宮澤 夕貴(182cm)のインサイドが各2本ずつ決め11-5のランで39-28と11点差にして前半終了。
後半に入るとお互いにディフェンスを強くした、JXはトヨタの3Pを警戒し、トヨタはJXのインサイドを重点的に守った為、失点を抑えたものの、お互いに得意とするシュートが決まらず得点が伸びない。第3Qは13-6とロースコア。
52-34と18点差で迎えた最終Q
トヨタはようやく3Pが決まりだし、それに連れディフェンスが広がると#22森ムチャ(180cm)と川原のインサイドも入り49-56と7点差まで追いつく。
そして4分48秒、JXはセンター渡嘉敷が5個目のファールを犯しファールアウトに。
そのFTを栗原が2本とも決め51-58なり、JXはピンチ。
しかしこのピンチにも、吉田は気がついていなかったようだ。
渡嘉敷に替わってベンチから出たのは前半でも活躍した宮澤。
いきなりローポストのシュートを決め、その後FTも2本決め64-53と差を開き、ピンチを脱出した!
69-61でJXが勝ち、2年ぶり18回目の優勝となった。
共同インタビュー
◆トヨタ 後藤コーチ
JXの方が力が上回っていた。ボールを持ってもパスする相手を探していて、リングを狙っていなかった。
◆久手堅
ディフェンスは効いていたと思うが、それを得点に結び付けられなかった。勝とうと言ふ気持ちがJXより弱かった。
◆JX 佐藤コーチ
トーナメントなので1点でも良いから勝てば良い、と言っていた。
トヨタはディフェンスでM2Mとゾーンを織り交ぜ来ると思っていたがオールコートで来たので少し焦った。
岡村には「ミスしても大きな選手がリバウンドを獲ってくれるから、外から撃て」と言った。
リーグ前、けが人やナショナルチームの合宿遠征等選手が揃わず、練習したのは8月の1ヶ月くらいで、ここへ来てやっとチームらしくなってきた。
<JX共同記者会見 左から 吉田、佐藤コーチ 渡嘉敷、間宮>
◆間宮
渡嘉敷のファールアウトはかなり心細かった。
トヨタの栗原がドライブして来たとき、渡嘉敷に「ファールするな!」って声出したけど、ダメだった!
渡嘉敷「しっかり聞こえていました(笑)」
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