昨日は平塚綜合体育館で行はれた神奈川県インターハイ(IH)予選最終日を見てきました。

土曜日は同じ敷地内でJリーグをしていたらしく駐車場が何処も満杯で、やっとのことでスペースを見つけて止めることが出来ましたが、昨日はそれ以上でした。

しょうが無く近くのスーパー銭湯に駐車しましたが、こちらは料金が発生する上、体育館まで10分以上かかりました(涙)

 

男女ともに4ブロックでトーナメントを行い、その勝者④チームで決勝リーグ戦を行います。

女子は土曜日でIH出場が決まってしまい、興味は関東大会決勝で大勝した県立旭(旭)がそのまま勝つのか、負けた県立金沢総合(金総)がリベンジするのかが見所でした。

13IH予選金総vs旭1

金総は星澤さんが退職して弱くなりましたが、関東大会が弱さのピークだったようで、関東大会から上昇して、土曜日は外からのシュートが復活してましたが、チーム・ディフェンスは未だまだの感じと、ここで書きましたが、昨日は朝日相手にスカウティング通りしっかりと守りました。また外からのシュートもビシビシと決めてます。

そして何よりも、関東大会決勝では見られなかった「勝とうと言ふ気持ち」が見えていました。

対する旭は、、、、

関東大会決勝がピークだったようで、上級生も進歩が無いしシュートが凄く雑でした。この辺りは金総と対局でしたね。4ピリに追い上げましたが、そこまでエンジンが掛かっていなかったようです。

金総60-55旭

 

さて男子。

15日に県立厚木東と横浜清風(清風)が勝ちましたが、土曜日にはこの2校が敗け、4チームが1勝1敗で再スタートです。日曜日に勝てばIH出場権を獲得できます。

桐光vs法政二高

今年は桐光と厚木東が少し強いと思ってましたが、その桐光は先週のvs清風戦ではイージーシュートを外しまくった上に、ダウン・ザ・ストレッチ(最後の勝負どころ)で清風に3Pを3本、最後はブザービーターを決められ64-66で敗れています。

13IH予選桐光vs法政1

後が無い桐光は土曜日,事実上の決勝戦と言はれた厚木東戦では先手を取って勝負に出て,厚木東を100-81と大差で下しています。

このゲームは策士厚木東・永田先生が手を打つ前に仕掛けた桐光・高橋先生の作戦勝ちでしょう。

桐光は全員がシュート出来て、ディフェンスの強さが売りの気持ちが強く、久しぶりに表れた神奈川の天才的PG斉藤君を中心としたチームです。昨年とは違い、積極的にATBを仕掛けるようになり、強さは安定してきました。

関東大会予選で負けたのは、この斉藤君が怪我をして出れなかったためです。

しかし桐光はここで危機感を持ってプレーしたことが良かったのか、斉藤君無しでも勝てるチームに育ちました、これが強みでしょう。

身長は平均的には厚木東より高いものの、特に高い選手が居る訳ではない。

 

さて法政だが、4チームの中では個人能力はほぼ変わらないものの身長が低く、センターでも184㎝程度。しかし気持ちの強さと自主性は神奈川県#1か、前半負けていても後半追い付きひっくり返すパターンが多い。

鈴木先生の押しつけじゃなく、自分達で考えるやり方が功を奏しているのだろう。

法政は桐光の斉藤をファールトラブルに追い込もうと考えたり、他にもいくつか桐光対策を立ててやったものの、尽く高橋先生に読まれていた様で、その対策以上のことまでやられた、これじゃ勝てません。とは鈴木先生の言葉。

前半は16-27とロースコアの展開だったので法政ペースかと思ったけど、3ピリでは斉藤君に思うようにやられて一気に離されました。法政の得点源#7と14がしっかりと抑えられたためリズムが掴めずに65-36で桐光が勝ちIH出場を先に決めました。

 

厚木東vs横浜清風

清風はセンターらしいセンターが居るチーム。巧みでは無いがゴール下で堅実に2点ずつ入れている良い選手。フォワードも長身で得点力が有り、ポイント・ガードは外のシュートもATBしても上手く得点力ある選手。ただベンチメンバーが少ないのが辛いところ。厚木東には「走りっこして体力を消耗させれば勝てる」と読み切られてました。そして最大の弱点が「気持ちが優しいこと」

新興チームのため、全国を知らないためか、選手は厳しさを知らないので気持ちが強くない。

13IH厚木東vs清風1

厚木東は新興チームと言へども指導者の永田先生は県立秦野を常勝チームにしたコーチ。2年前だったかな、180㎝台が居なくても神奈川県を制覇した独特のチーム。

身体能力が高くスピードが有り3Pシュートも得意だが170㎝台の選手が多く、オールメンバーチェンジでフルコートプレスを仕掛けられるほどメンバーは多いのが特徴です。

今年のチームも3P大好き選手が多く、神奈川県内では問題なく勝てたもの、関東大会やIHで全国の壁を体験し、良い方へ変わりつつある。

昨年のIH1回戦で北陸に75-76の1点差で敗れたことで選手達に悔しさが出てきたようで、このIH予選も勝って出場を決めることが目的では無く、全国で勝つための一歩としか見てないようだ。目的はIHで一つでも多くゲームをすること。

1年生に有望な選手が数人いて楽しみでもある。

■結果

◆女子

優 勝:金総 3勝0敗

準優勝:旭 2勝1敗

3 位:山北 1勝2敗

4 位:市が尾 0勝3敗

◆男子

優 勝:桐 光 2勝1敗 (同勝率チーム間の対戦による)

準優勝:厚木東 2勝1敗

3 位:法政二 1勝2敗 (同勝率チーム間の対戦による)

4 位:清 風 1勝2敗

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