昨晩のビーコルvs秋田戦。

秋田は前夜よりはインサイドへアタックしてきますが相変わらず外からもポンポンと撃ち、6分58秒の水町の3Pで1-9とリードされたところでコーチ・ゲーリーはCTO、しかしこの前に庄司がボールを5秒以上守っていたとレフに猛抗議、これがテクニカルで庄司にFT1本決められ1-10とされてしまった、だけど、秋田の攻撃はここまで。

コーチ・ゲーリーが抗議した庄司のプレーは、滑ってビーコルディフェンスのダブルチームされた時のこと。このあたりからビーコルのディフェンスがキツクなってました。ビーコルは1点しか取れてないとは言へ、シュートはしっかりと撃って、リングに嫌われていただけのことです。

その後はビッシっと抑えます。ディフェンスが良いとオフェンス・リズムも良くなるって言いますよね。今日はローポストの#10パプへボールを集めます、またペネトレイトを積極的に仕掛けます。

#3蒲谷が#10パプからアシストを貰いゴール下を決めたのがスパークプラグへの点火となり#2バーンズと#3蒲谷の3P、3分に#2バーンズのFT2本で12-11と逆転、そしてフィッツジェラルドが3Pを決めるまでの4分4秒間、秋田を無得点に抑え込み第1Qは19-19で終了。

 

さあ問題の第2Qです、秋田はビッグラインナップを揃えゾーンで来ました。

しかしビーコルはペネトレイトからのキックアウトを繰り返し秋田ディフェンスをかき回し、#3蒲谷、#2バーンズが3Pを決めます,ビッグサイズにしたため、早い動きとパス回しに対応できなかったと思います。疲れも出てきたのじゃないでしょうか?

そして圧巻はビーコル1のちびっ子セイジ(#37河野誠司)、脚を活かしてガードのハリスをピタッと守りました、ハリスはドリブルで抜こうとするのですが抜かせません、チャージングも取りました。

さすがビーコル!!

2分57秒、#2バーンズのFTの時でした、「第2Qの秋田の得点ってフィッツジェラルドが9分に入れた3Pのみ」だって気が付きました。

そこからビーコル・メディアの人達がザワツキます。ひょっとしてクォーターの最少失点記録になるかな?いやまだ3分あるから判らないですよー、と吉山さん、小林さん、児玉さん達が言います。昨シーズンの最少記録は確か7点だったような記憶があるんだけど、今日はデータを持って来てなかった(汗)

流石に3点で済むわけは無く、あと45秒我慢すれば、、、って時にキムがファールしてフィッツジェラルドにFT2本決められ、結局第2Qは5点を与えてしまいました。

勿論今シーズンだけでは無くチーム最少失点記録です。昨シーズンは7失点が最少でしたが、今シーズン12月の最終戦、30日(日)横浜国際プールで行はれたvs東京第2戦76-52で勝ったゲームの第3Q、東京を6点に抑えたのが記録でした。

 

47-24で前半を終わった時点でほぼ勝負は決まったようなものです、後は後半の立ち上がりを抑えるか?!

コーチ・ゲーリーが凄いのは、立ち上がり上からM2Mで当たりました。これで疲労がピークに達していると思はれる秋田は完全に意気消沈です。

83-51で3連勝目を挙げました。

弱点のリバウンドは56-45と圧倒してます、リバウンドにもルーズボールにもよく飛び込んでいました。

結局平均得点28点のブラウンを10得点(FG3/12)、ハリス10得点(FG3/8)、庄司5得点(FG0/1、FT5/5)に抑えたことが勝因でしょう。

このゲームはビーコルの良い点がいっぱい出てきました、Big3の活躍は当然として、背の低い#10パプがゴール下で頑張り、新加入のマロイがチームに馴染んできて、ビーコルの弱点だったリバウンドやゴール下のシュートを入れてきました。セイジも攻守ともに活躍しました。パスが良く廻りました、コーチ・ゲーリー的表現をするなら「ボールがシェアされてた」

 

ゲーム後のインタビューで、サバサバした表情の秋田・中村和雄HCが居ました。

完敗です、マーシャル・ブラウンに頼りすぎたツケが廻ってきた」。可愛そうなくらい疲れていたのが分かった。本来ならば他の日本人が頑張らなくてはいけないのだが、良くない。センターのアンソニー・ケントの攻撃力が無いのを横浜に見破られた。プレッシャーを掛けられると足腰が弱いからやられるんだ!

 

一方ビーコルのコーチ・ゲーリーのコメントは

ボールをシェアしたばかりでは無く、エクストラ・パス(通常なら良い感じでシュートが撃てる場面で、更にもう一回、より良い状況の選手へパスをすること)からのシュートが多かったのが良かった。

2シーズン目の今は、日本人選手全員と外人の2人が残留し、コーチの考え方を理解しているから、この成績に繋がっている。

このチームは言い訳しないし他人のせいにしない 「No Excuse culture」 (←これは今シーズン初めにコーチ・ゲーリーが掲げたチーム・ポリシーです。)

5日間で4ゲームについては、心配していなかった。何故なら選手もトレーナー達スタッフも皆プロフェッショナルで、身体のケアは非常に気を使って身体を大事にしているし、トレーナーは4ゲームに耐えられる身体を鍛えてくれたからだ。

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