昨年の今頃書きましたが「3ポイントシュートは簡単!??」と言ふ話。それを読んでもらってからこちらを読むと、より判り易いかもしれません。
私は何回となくこのブログで「ATBの勧め」を書き、それをしない(出来ない、と書いた方が正しいかもしれない)選手は「チキン野郎!」とさげすんでました(笑)
ATB(Attack the Basket)とはリングに攻め込むこと、ドリブルで突っ込んだりすることですね。Attack the Ringとか Go to Basketとも言ひます。
そうですよねー、ゴール下へ行くとぶつかるし、叩かれるし、ファールされるし、ノーコールの時もあるし、「痛いばかりで良いことない」ですよねー。
って考えている奴は「チキン野郎!」
「ペイント内は良いことがいっぱいある」と思っている選手は有望です!
シュートの確率が高い、確率がコンスタント、シュートが上手くなくても得点できる、6.75m以上離れなくても3点取れる可能性がある、相手からファールを取れる可能性が高い、等々。
そしてもう一つ、バスケットが上手くなる!!
それに対して外のジャンパーしか撃たない選手は、
シュートの確率が低い、確率が一定しない、シュートが上手くなくては得点できない、6.75m以上離れないと3点取れない、相手からファールを取れる可能性が低い、等々(笑)。
そしてもう一つ、バスケットが上手くならない!!
あくまでもイメージ写真です、この選手ではありません。
昔に比べたら、今の選手のシュートは上手いし、良く入る。だからと言って外のシュートばかり撃っていては上手くならない。
なぜ上手くならないのか?
理由は、「プレーを選択しない、考えない」から。
外の決まったポジションで待っていて、ボールが来たら撃つだけ。ディフェンスが来たらシュートしないでパスを返す。
これじゃ単なるシューティング・マシーン!
レブロンだってデュラントだって、コービーだって、3Pの確率が高くシュートは上手いけど、ドリブルでペネトレイトしている。
ピュア・シューターとして有名なレイ・アレンはボールを貰うまでのプロセスで、マークを外すために良く考えたり動いているし、クイックシュートしている。
ペイント内へ行くと何故バスケットが上手くなるのか??
ドリブルで抜くとき、抜けているのか無いのかを判断する、抜けた後どんなシュートをするのか、抜けなかったら止まるのか、パスをするのか。
シュートする時のどうやってディフェンスをかわすのか、ストロングに行くのかフェイクを掛けるのか等々、判断しなくてはいけないことが沢山ある。
だから上手くなる。
ブロックされれば、何が悪かったのか、解決法を考える。解決法はコーチから教えてもらうかもしれないし、NBAの動画を見て発見するかもしれない。
だからバスケットが上手くなる。
今代々木でオールジャパン(全日本総合選手権大会)が行はれていますが、そこのもジャンパーしか撃てない選手が多く居ます。これじゃ日本が世界で強くならない。
そんな中で際立った選手が居ました、某チームの某選手です(笑)
2mで体格も良く3Pシュートが上手いベテランですよね。
でも所詮3Pは確率が40%程度だし、安定しなくて、点が欲しい時に確実に入いる訳じゃない。
その選手が最近ペネトレイトやインサイドでボールを貰うことをするようになりました。そこまでは褒められるんですが、シュートが下手すぎる(涙)
シュートが下手な私からすると、あんなに遠いところから入れられるのだから、数mの距離だったら100発100中と思うじゃないですか、FT(フリースロー)も良く入るし。
ところが、ところが大違い。彼らにするとゴールに近づくほど難しくなるみたいです。
何故?
それはディフェンスが居るからです。
彼にはディフェンスに対応する能力が無いんです、手が出て来たらダブルクラッチでかかわしたり出来ないのです、シュートは頭の上からって決まっているんです(笑)
ディフェンスの逆を突いたりかわした、ファールを取ったりするのがバスケットの醍醐味の筈なのに、可哀そうですね。
だからファールも取れないので、得意のFTさえ与えてくれません。
中学・高校生がこれを読んでいたら、今日の練習からドリブルでペネトレイトすること、ゴール下のシュートを練習して下さい!!!
本当ですよ、私の知っている高3の子は能力あるのに、私のこの助言を聞き流したばかりに一流大学から声が掛かりませんでしたから。
チキン野郎もポチっとして行って下さい(笑)
Comment feed