昨日WJBLはJXが#1大神雄子(170㎝)、#10渡嘉敷来夢(192㎝)の主力を欠きながら4年連続15回目の優勝を果たしました。

 

キーワードを幾つか挙げてみます。

1)JX新原をスタメンで起用

怪我人が多い中、ゲーム③はビッグサイズにしようと、元々4番の#2木林稚栄(184㎝)を3番(フォワード)で起用したが、機能しなかったので、3番に戻しPG#2新原茜(166㎝)を起用した。彼女は脚もあるので#2川原麻耶(167㎝)、#25久手堅笑美(165㎝)にマッチアップ出来るから、と内海Hコーチが説明しました。

新原はそれに対し「ミスを恐れずゴールに向かって行こうと決めていた」と言ってます。流石に前日言われた時は緊張と不安が有ったらしいです(笑)

スタメンではないので、普段の練習では大神や#12吉田亜沙美(165㎝)とマッチアップするので、それが自信になったようです。

 

2)新原、寺田の活躍

新原同様、ベンチスタートの#7寺田弥生子(176㎝)の活躍も大きい。第1Q途中から#8田中利佳(173㎝)に代わってベンチから出てきた。

マークの厳しい木林、#21間宮佑圭(184㎝)に比べ、マークが空きやすい寺田がペリメーターを確実に決めた(8/11)のが大きい。

 

3)全員バスケット

記者会見でキャプテン田中や吉田等全員が言っていたのが「全員でバスケットをした」と言ふこと。

渡嘉敷は最初から、ゲーム②で大神が怪我で欠場で主力2人がいない中、ゲーム③で敗れて「全員で団結して戦はなくてはダメだ」と感じて纏まったこと。

死ぬ気で頑張ろう、と思ったのはキャプテン田中。

「負けたら本気でビンタするつもりだった(笑)」と言っていた。

会場へ来るバスの中で、一人責任感に潰されそうな吉田を見て、同期の寺田がメールで「一人じゃないよ、皆が付いているんだから」とメッセージを送っている。

それを泣きながら発表する吉田でした。

 

控えだけじゃなく当然スタメンも力を出した。

ゲーム③でたったの8得点5リバウンドの間宮が22得点10リバウンドは特出してるが、他に田中が13得点、寺田16得点、木林14得点7リバウンドと平均している。

これはまたインサイド、アウトサイドでの得点がバランスとれていることも示している。

つまり全員バスケット。

ちなみにMVPの吉田は6得点だけ(笑)

 

4)勝負どころの強さ

昨年夏の女子オリンピックアジア予選で中国に敗れたあと、大神は中国のPG#8ミャオ(大会MVPだったかな?)と「自分との差」について「点が欲しいときにどんな体勢でもシュートを入れる力」と言っていたことを思い出しました。

それが今回のトヨタに逆の意味で出てしまった。

残り4分で65-64と1点差に追いつきながら、鈴木がパスカットされたり、残り1分のところで吉田のパスをスティールしながら川原はレイアップを落とし、3点差に追いつくチャンスを潰してしまった、もっともこの場面を説明したとき、川原は自分の不甲斐無さに耐えきれず泣き出してしまった。

 

最後のファールゲームの場面でのJXはFTを殆ど決めたのに対し、ゴール下のシュートも外したトヨタ。

 

まだまだあるけど、この続きはあしたに、、、

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