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日刊スポーツによると、日本バスケットボール協会は、空白だった男子代表チームのヘッドコーチに元青山学院大コーチの長谷川 健志を据えるらしい。

http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20140407-1282054.html?mode=all

先月NBL東芝のゲームにとどろきアリーナに来ていた長谷川君が「実は青学を辞めました」と言って来た。

08大学リーグ青学-東海抗議する長谷川

彼は青学大で事務の仕事をしており、年齢的にもそろそろ「仕事に専任しろ!」と以前から大学から言はれていて、迷っていたようだ。

大学からするとバスケットには殆どウェイトは置いてなく、コーチさせてやっている状態だったらしい。

長谷川君にすればバスケットチームのコーチとして全国的(現在の大学界は青学、東海の2強時代と言はれている)だし、彼ならではの指導法で良い結果を出しているので、コーチを続けたい、と思っていたところに、大学からの話。

彼は目標が「インカレ優勝」では無く「JBLチームを破ること」と高い目標を掲げ、それを公言していたことが素晴らしかったですね。

昨シーズンからは卒業生で元bj新潟アルビレックスのコーチだった廣瀬も呼び戻していて、退職する準備はしていた。

 

とどろきでは、次のチームのことは「未だ決まっていない」と言っていたが、この手の人事ものは「発表されるまでは、判らない」と言ふのが常識だから深くは突っ込まなかったが、大学かNBLだろうと思ってました、彼なら引く手あまたですからね。

 

彼が青学でやってたプレーは「パッシングゲーム」 数年前に仙台の明成高の佐藤 久雄さんがやっていたものです。

ドリブルを使わず、早い動きとパスで繋ぐバスケットです。バックコートでボールを取ったら3秒くらいでシュートに持って行きます。

フロントコートでも常に動いているもので、体力が必要だけど、他の国であまり見かけないプレーです。

身長が低く、スキルも足らないものの、勤勉な日本が世界に通用するプレーだと、当時から思ってました。

ウェイトの重要性も判って青学の選手達は皆上半身が立派なことも、これからの世界では必要なことです。

彼はアンダーカテゴリーで世界を知っていますから、面白い存在だと思います。ここに東頭君やトミー辺りが加わると面白いんだけどな!

 

ただ問題は、簡単に変われないことです。現在のナショナル・メンバー全員が対応できるかが問題だし、浸透させるまで練習期間が取れるのか、また癖のあるコーチ(癖の無いコーチは居ませんけどね(笑))なので、反発する選手や企業も有るかもしれない。

だから簡単には結果が出ない、と言ふことです。

長い目で見ないとダメです。

今までも何人もの優秀なコーチを数ヶ月で替えてきた日本バスケットボール協会ですからね。

長谷川には2020年まで続けさせたい!!

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