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1勝1敗で迎えた東芝vsトヨタ自動車のプレーオフ・ゲーム③、下位チームのホーム とどろきアリーナへ場所を移して行はれました。

このゲームに勝った方がファイナルへ駒を進め,アイシンと対戦します。

 

◆スタメン

トヨタ:#10岡田(185㎝)、#35伊藤(184㎝)、#21竹内(206㎝)、#40田中(188㎝)、#31リッチー(203㎝) 平均身長193.2㎝

東 芝:#7篠山(178㎝)、#14辻(185㎝)、#9栗原(192㎝)、#25磨々道(198㎝)、#22ファジーカス(210㎝)平均身長192.6㎝

◆お互いにゴールへアタックする正統派のバスケットでスタート。

東芝17-15トヨタで第1Qを終えると、東芝はいつも通りベンチメンバーで第2Qをスタートする。

いきなり#5山下 泰弘が3Pを決めると#13菊地 祥平が続いた。

「前の2試合はチームに貢献してなかったので」と言ふ菊地は朝のシューティングの調子が良かったので「今日は初めから撃って行こうと思っていた」と話す通り、前半だけで4本のスリーを撃ち3本決めた。

その後も#35伊藤大司へWチームを仕掛けスティールし速攻をだし#22ニック・ファジーカスがDunkを決めるとトヨタは堪らずCTO、前半2分38秒を残し34-26と大きくリードを奪った時だった。

この日の東芝はディフェンスの当りが激しく強かった。前半、#7篠山 竜青、#14辻 直人、#9栗原 貴宏が交代してベンチへ戻るとき、肩で息をしていたほどの激しい運動量だった。

この頃にはゴール後ろのトヨタ応援席を除けば、東芝の赤いバンパースティッカーを持った人でとどろきアリーナが埋め尽くされている。

13東芝応援団2

大量にリードしながらも第3Qでトヨタに逆転されたゲーム①と②。

この日は38-31で突入した第3Q、ニックの3Pで始まり、辻がそれに続き、その上ゴール下の守りを強くした。そのためかトヨタのボールが動かなくなりリズムが崩れ、4分46-35と差が開く。

終盤トヨタは、幅がありゴール下に強い#3ジェフ・ギブズがファールを取りFTで点を稼ぎ追い上げ、#7正中 岳城のショットクロックぎりぎりの3Pが入り50-47と追い上げる。

しかし直後に山下が3Pを決め53-47と戻して最終Qへ持ち込んだのは良かった。

これが東芝の強さなのかと感じた。

13東芝vsトヨタ3磨々道

しかしそれで引き下がるようなチームではここまで勝ち進んでこない。トヨタは2分00秒、ギブズのスクリーンを利用してKJこと#16松井 啓十郎が3Pを決め2点差に、さらに25秒後にはまたもKJが3FTを全部決め60-59と逆転した

13東芝応援団1似顔絵

<ブースターさんはありがたいです。全選手の似顔絵を持って来てたようで、最前列で応援していました。>

 

しかしここから活躍したのが2人の東芝お祭り男達。

1分14秒、東芝はニックに任せようとローポストのニックへボールを入れた。しかしトヨタは読んでいて直ぐにWチームへ、そこでニックはトップの3Pラインの外で待っている竜青へキックアウト。

それまでスリーを一本も撃ってなかった男が3Pを撃つ!

見事にリングの中央を通過してネットを揺らすと東芝ブースターで埋まるアリーナは大歓声に包まれた。いつもなら聞こえる茶色や黄色い声は大歓声にかき消されてる!

残り1分14秒 62-60とアップセット(逆転)

流石お祭り男だ!

そうなればトヨタは再度KJのスリーに願いを託すが、楽に撃たせてない。ボールはリングに当たり跳ね返る。

リバウンドは210㎝のニックが跳びつく

攻め上がる東芝、セットを組むと第二のお祭り男が行動を開始した。

辻がドリブルで突っ込む、するとギブスが止めようとしてファール!

残り0分34秒でフリースローを貰う。全員が辻のシュートを注目する。

目立つことが大好きな辻には嬉しくてたまらない瞬間だったろう(笑)

当たり前のように2本ともネットに沈め64-61としたところでトヨタがCTO。

3点差なので早攻めしてもう一度攻撃権を取る作戦に、東芝が3P対策をすると読んだのだろ。

伊藤がドリブルでリングにアタックしたがニックがブロックしたようで外れた、しかしギブスがプットバックして、29秒を残して64-62と2点差に迫る。未だまだ判らない。

今度は東芝がCTO。何を指示したのか?

東芝・北コーチは直前のCTOと混同してしっかり覚えていない(笑)

 

東芝は辻からゴール下の磨々道にボールが渡りシュートするが外れた!

と思った時ベースライン沿いに走ってきた栗原がランニングリバウンド。

獲ってなかったらトヨタに速攻を出され同点にされてたろう。決めるには十分な8秒近く残っていたから。

大殊勲の栗原のリバウンド!

トヨタは直ぐファールゲームに。

このFTを一本でも決めていればお祭り男の仲間に入れただろうけど、アーーアッ!!

2本ともミスっちまいやがった!!

 

残りは7秒、リバウンドを獲ったトヨタだったが、東芝の強い当たりにボールが運べない!

結局東芝はトヨタにシュートもさせないどころか、センターラインも越させず64-62で2勝目を挙げ、ファイナル進出を決めた!!!

東芝って昨シーズンは最下位だよ!!

おめでとう東芝。

13東芝選手挨拶

◆北コーチ

タフなゲームになると思っていた。昨シーズンのチャンピオンを相手に勝利出来て嬉しい、選手が良く頑張ってくれた。

いままでのトヨタ戦ではリバウンドを獲られていたので、絶対に取られないようにと言った。シーズン途中で磨々道が怪我で欠場した時もシッカリと出来ていたから勝てると思った。

ニックと磨々道の2人がチームに自信を与えている。得点が止まることなく、必ずどちらかが点を取ってくれる。

我々は若いので勢いが有りますし、経験も積めました。

アイシンはインサイドが強いので我々は若いので動き回るしかない。

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