11月4日 男子決勝は桐光学園高vs県立厚木東高とで争はれました。場所は平塚総合体育館。
横浜を96-81で下した桐光、東海大相模を108-72で下した厚木東。
桐光はディフェンスの良いチーム、厚木はRun &Gunのチーム。
立ち上がりから桐光のディフェンスのプレッシャーは強く、特にスーパーガード#7藤井(174㎝)へ対するディフェンスは、いはゆるベタマーク。
厚木東はいつもの様に早い展開で、速攻でも外からポンポンと撃って行くが、簡単には入らない。
特にセットを組んだ時は桐光の強いプレッシャーにタフショットが多く、桐光リードで展開する。
このゲームの桐光は一皮むけた感じで、BKIQ(バスケットボールセンス)が高くなった感じた。
対して厚木東は相変わらず外から撃つ。確かに以前と比べるとペネトレイトが多くなったことは評価できる。
ただ残念なのは突っ込んでからの判断が悪かったり経験が少なかったりするためか、フィニッシュが上手くない。一人を除いて平均的に身長が低いことも、チーム内での練習で楽なシュートを撃てるからなのか?
2分に桐光のスーパーガード#15斉藤が2Fでベンチへ。桐光には痛いかと思ったが強いディフェンスのお蔭で逆にリードを広げ27-18で第1Q 終了した。
厚木東はシュートが入らない、これは桐光の強いディフェンスのためか、それともシュートが入らない日だったのか?
ただシューティング・チームは波が有るのはしょうがない。だからインサイドでの得点やディフェンスを重視することに繋げないとコンスタントに勝てなくなる。
シュートが入るときは大量得点で勝つが、入らないときは敗け、じゃしょうがない。
2Q8分、32-18と桐光がリードしたところで厚木東のCTO。ATOで厚木東はゾーンにした。
桐光はゾーン対策をした攻め方をするが、シュートがアウトサイドだけになり、撃たされて感じが多くシュートが入らない。
それでもオフェンス・リバウンドを獲っているのでどうにか繋いでいる感じ。
桐光はメンバーを頻繁に変え総力戦でくる厚木東に対し、中盤からベンチメンバーを使い体力の温存を図っていた。
44-33と差が詰まって前半終了。
後半、桐光はゾーンを攻められず苦しい展開が続くが、厚木東#7藤井をベタマークしている#5がジャンパーを連続で決め53-37として一息。
しかし厚木東もシュート出来るのは#7藤井のみ、しかし良く入る。外のジャンパーだけじゃなくATBも多いのは良いことだ。3Pしか撃てない選手ではない。
苦しい展開が続くものの桐光は#10がオフェン、ディフェンスともに良いリバウンドをするので助かる。
76-52桐光リードを広げて最終Qへ。
始めのうちは入っていた厚木東#7藤井のシュートも脚に来たのだろう、落ち始めた。
自分の意志で動くのではなく、ディフェンスを振り切るための動きはいつも以上にエナジーを使う。
フルコート・プレスに出るが点差は81-58と相変わらず大きい。
99-77で桐光がウィンターカップへの出場権を得た!
桐光も全国で戦えるバスケットになってきたが、サイズが無いのでキツイ戦いになるだろう。
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