アジアカップ第5日
日本vsイラン戦は19時から。その前にチャイニーズ・タイペイvsカタールのゲームが有りましたが、最後の場面だけ見ることが出来たんですが、これが最高のエンディング。
残り1.4秒だかにクエートがFTを貰い、1本決めて73-73の同点にしたので場内は大盛り上がり。このままオーバータイム突入と誰もが思った時。
タイムアウト明けのタイペイはサイドからのスローイン。
ゴール付近へ投げられたボールへ、上の方から右に回り込んでジャンプしたのが#14ティエン。
ボールを空中で掴むや、そのままリングへドカン!!
75-73でタイペイが勝ちました。
◆日本vsイラン。
イランは2007、09年のアジアの王者。そのメンバーが殆ど残っている。簡単に勝てる相手ではない!
その主力と言ふと#14バハラミ(正式名ニークバハラミ・モハマド・サマド)と言ふ198㎝で体格の良いシューター。
1on1ではアジア#1と言はれている。
そのバハラミを日本はベタマークで抑える、その役は#9栗原貴宏。
良く抑えた、またチームとしてもWチームを掛けて、彼の戦意を喪失させた。
一方日本は外からのシュートが良く入り前半35-25とリード。
第3Qも51-46とリードして終わったが、終了直前、バハラミに2本連続で3Pを決められたのが痛かった。
でもそれは最終Q反撃の狼煙だったとは後で気づいたこと。
それまでもカタールやタイペイ相手に逆転で勝ってきたイラク、力が有る証拠!
センターが211㎝と215㎝のに二枚看板、それも幅が有って重そうな奴。
これを守る桜木JRはボディーブローのようにジワジワと効いてくる。
イラクも日本の攻め方を見ぬいてきて、ZoneやM2Mを使い分ける。
特にZoneに対し日本は外のシュートばかり。
ディフェンスでハードに動いた付けが終盤に来て出てきた。
シュートが短い!
そこを見逃さないのがイランの強いところ。勝負どころと見るとプレッシャーは強くなるし、外からのシュートもガンガンと決めてくる。
結局65-71で逃げ切られてしまった。
でもしょうがない。
この大会は若い選手に経験を積ませるのが目的なのだから。
全体的にディフェンスも良かったし、積極的に撃っていたので良かったと思う。
比江島のポイントガードも良かったし、ペイント内の上手いムーヴも外人相手に通用した。
田中も栗原のディフェンスも良かった。
ただ気になったのは、終盤になってATBしなくなったこと。
Zoneを敷かれたからかもしれないが、もっとリングを攻めて欲しかった。
中へ突っ込んで行ってキックアウトしてシュートさせることも良かったのかな?
それとペリメーターのシュートが少なかったのも気になるねー。
それともう一つ。
BOX OUTを徹底して欲しかった!!
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