先ほど横浜ビー・コルセアーズのコーチ・ゲーリーのインタビューのアテンド(付き添い)をしてきましたが、本当に良いことを言ふコーチです。
でもその内容をここで書くことは出来ません。
それはこのインタビューがバスケットボール専門サイトCAGER が行ったものだからです。
コーチ・ゲーリーの話を聞いていて二人のアメリカの有名なコーチを思い出しました。
一人はUCLAを7連覇を含む10回の大学チャンピオンに輝いている名将ジョン・ウッドゥンです。
私はUCLAが優勝したところを73年(@セントルイス)と75年(@サンディエゴ)の2回見てます。
彼は著書の中で「コーチは教育者で無ければならない」と言ってます。
単に技術だけを教えるのではなく、人間としての生き方、立ち振る舞いをも含めて指導しなくてはいけない、と言ふことです。
そしてもう一人、UNC(ノースカロライナ大)のディーン・スミス氏です。
彼とは直接インタビューしてます。
当初インタビュー時間は30分ほどと言はれていたのに、45分くらい話をしてくれました。
その中で印象深かった答えが何個か有りますが、、
「高校生をリクルート(選手勧誘)する時、一番大事なのことは何か?」
と言ふ質問に
「卒業出来ること」と答えてくれました。
別にアーリーエントリーでNBAに取られることを嫌味に言ったわけじゃないですよ(笑)
バスケットだけじゃなく学問もシッカリとやれることが大事なんだ、と教えてくれたんです。
それに身体能力が高いだけや、バスケットだけ上手くても、強くなればフォーメイションの数を増えて来るので、頭が良くないと出来なくなりますからね。
更に「あなたの一番の自慢は?」と言ふ問いかけに
「卒業すると大学院へ進む選手が多いこと」と答えました。
信じられないでしょ!
NBAへ一番多く選手を送り出したとか、あのマイケル・ジョーダンを教えたこと、なんて一言も出てきませんでした。
チーム関係者に聞くと、卒業後(または途中で)はNBAへ行かなければ大学院へ行くかどちらかだ、とも言ってました。
この言葉は関東の某大学関係者に聞かせてあげたいですね!!!
二人ともバスケットで天下を取ってますが、バスケットの技術を教えるだけじゃなく、勉強することや人間を磨くことも教えていたのですね。
日本のケイジャーも勉強しなくちゃダメだぞ!!
最近のコメント