» 2012 » 1月のブログ記事

アメリカのバスケットに関する記事で選手評価に時々「彼はクリエイティブな選手」とか「彼はプレーをクリエイト出来る」と言ふ言葉が出てきます。

CREATEとは「創り出す」とか「創造する」と言ふ意味で、私の職業でも有るデザイナーも「クリエイター、クリエイティブ」と言ふ呼び方をされます。

単語の意味はよく知っているので、なんとなく判ったような気になってましたが、実はまるで判ってなかったんです(汗)

 

9日のオールジャパン男子決勝で優勝したトヨタの#35伊藤大司とのインタビューをしました。

話は残り46秒65-63と2点リードでのCTOのことです。

その時トヨタのドナルド・ベック・コーチから「#31フィリップ・リッチー(201cm)とP/R(ピック&ロール)をしてそこからクリエイトしろ、と指示された。」と伊藤君が言いました。

そこで「クリエイト」の意味が判ったのです。

伊藤大司2

その場面はこうでした。

スローイン後、右ウィング(3Pラインの内側)でボールを持つ伊藤にリッチーがスクリーンに行きます。

次の場面は詳しく覚えてないけど、P/Rから伊藤君はハイポストの辺りへ、ディフェンスの様子を伺うようにユックリドリブルします。

通常の右へのP/Rのコースではなく逆の左へ行きました。

多分右には#32桜木が居て、そのまま右へ行けば大きな桜木にWチームされると判断したのでしょう。

マッチアップしていたアイシン#3柏木は逆を付かれたたためか付いて行けず伊藤君はハイポスト辺りでノーマーク状態に。

TVだったら何度もリプレーしたでしょうけど、生で見てたからハッキリ判らなくて。トヨタのほかのメンバーはアイソレーションしてたんでしょうね。

 

「このゲームは調子に乗ってた」と感じていた伊藤君は初めからシュートしようと決めていたようで、ハイポストからジャンパーを撃ちます。ボールをコントロールするPGが自分の好調さを判っていたのは強みで、見事これを決め67-63と4点差にしたところが勝負の分かれ目でした。

 

つまりクリエイトするとは「状況判断して最善のプレーを考えて実行すること」と理解しました。

 

ベック・コーチも伊藤君なら正しい判断をしてくれるだろうと思って彼の「クリエティブ力」に賭けたのでしょう。

アメリカのポートランド大で学んできたことなのでしょうか?

当たり前のことを当たり前にプレーすることの大切さ、難しさ。

3Pが入るから上手い選手と言ふわけじゃないですよね。

 

 

今週のNBA Dunk of the Weekです。

シャックが選んでいるので、コービーがトップになってます。

3位のグリフィンのも迫力あったね。

コービーのはリバウンドとアシスト・パスが良かったのかな?

あんたかベイビーTシャツ 新柄の受注を含めたA-06、A-07、A-08の3デザインのTシャツ、ロンT 、トレーナー(スウェットシャツ)、パーカー(プルオーバー)の受注会のページをアップしました。

ご注文は305のホームページで行っています。

そちらからお申込みください。

締め切りは1月21日土曜日24時です。

第6弾A-08

今回はスウェットで「バーガンディー」と「オリーブ」の2色が新色です。

バーガンディーはワインレッドとエンジの中間色です。

オリーブは果物(?)のオリーブより少し濃くなってます。

両方とも大人色です。

4日のBaby新柄で発表は火曜日と書きましたが、今日にずれ込んでしまいました(汗)

A-08柄です。ネービーとオールドゴールド(からし色)の2色プリントです。

A-08白地

色違いは↓

A-08色違い

ラインナップは

第6弾A-08

今回の第6弾受注会ではA-06、A-07、A-08の3デザインです。

A-06とA-07は明日発表します。

横浜ビー・コルセアーズの#24ジャスティン・バーレル(JB)がbjの「ローソン”Ponta”週間MVP」に選ばれました。

バーレル24

対象試合開催期間は1月2日~8日となっていて、[選考理由]は6日(金)の対埼玉戦において、チーム最多の37分出場し、20得点11リバウンド4アシストをあげ勝利に貢献。翌7日には、16本のFGのうち13本を決める高確率で33得点を獲得。12リバウンドもあげる活躍で、連勝の原動力となった。これにより同選手には、賞金3万円が贈られます。

って言ふのはリーグから発表されたので誰でも知ることが出来ますが、ここからはレア情報(笑)

 

実はJB、前の週12月23日~29日の週間MVPに決まりかけてたんです。

28日のvs富山戦で79-80で敗れているものの38得点挙げているので、第1候補に挙げられていたんですよ。

それが翌日のゲームで61-85と惨敗を喫して、その上たった13点しか挙げられず、、、、、、

MVPの風船が プシューとしぼんでしまいました。

リーグから言はれてプレス・リリース用の写真を用意しておいたのにー(怒)!!

 

これは当人にとってもチームにとっても初の受賞です。

 

彼は今週末に行はれる「bjオールスターゲーム」に出場します、ついでにダンクコンテストも出ますよ。

ダンクと言へば、横浜文化体育館と横浜国際プールの両方でボードを壊しているJBですが、土曜日のゲームでは丁寧にダンクしてました(笑)

 

「どうせ壊すなら オールスターのダンクコンテストで壊せ!」

ってけしかけてます(爆笑) ←うそですよーーー

 

 

嬉しいねー!!

昨日でオールジャパンは終わりましたが、今回は入り口付近で東日本震災の募金活動を行っていました。

選手やマネージャー等が箱を持って募金を呼びかけてましたね。良いことです。

4日は高校生の神奈川県立金沢総合高のメンバー達が。

金総のメンバーはズラーっと大勢で並んでましたが、隣は某WJBLチームがマネージャーだけで活動してました、選手も来て欲しかったなー。

金総はやっぱり宮澤が一番人気です。

 

そして8日はブログに書いたように女子オリンピック選手が募金活動を行い、昨日の男子決勝では男子オリンピック出場選手を中心に募金を行ってました。

この日は東京オリンピック出場の増田(木内元日本協会理事長)さん、と江川嘉孝(新日鉄)さん、ミュンヘン・オリンピック得点王・谷口正朋さん、そして現ヘッドコーチのトーマス・ウィスマンとあんたかファミリーのアシスタント・コーチ東頭君です。

何故か東頭君は一人だけグループから外れていました(笑)

募金男

左のめがねのおじさんは私が高校時代からファンだった江川さん、お子さんとは一度飲んだことがアル、と言ふ話をしたんですが、このときは緊張してあまり喋れなかった(汗)

その隣はサウスポーシューターの谷口さん、右となりで横向いてるのが木内さん、メガネのスキンヘッドがウィスマン、そして右端に東頭君。

このグループでは現役のウィスマン・コーチが人気ありましたね。江川さんも谷口さんも昔のファンが来てたようです。

この3人は表彰式でメダルのプレゼンターを勤めました。

 

◆スターティング・ラインナップ

トヨタ:#10岡田、#21竹内、#31リッチー、#40田中

アイシン:#2朝山、#3柏木、#4ヤング、#24古川、#32桜木

◆昨日のデンソーと同じ感じで、トヨタは動きが固い。その中で伊藤と田中が良く見て思い切って攻めている。

対するアイシンはガードの柏木が昨日のJX大神張りに攻めあっと言ふ間に9-2とリードする。

第1Q アイシン17-13トヨタ

第2Q立ち上がり、トヨタは正中が3P、ギブスがペネトレイトを決め18-17と逆転。

その後はトヨタは第2ユニットがボールをよくまわして得点。その一方アイシン桜木へのディフェンスを強くしてシュートミスを誘う。

その上アイシンはトヨタのディフェンスに苦しみシュートミスが多くなり、そのリバウンドも獲れない。

42-30とトヨタが逆転でハーフタイム。

 

後半立ち上がりアイシンは柏木の3Pと桜木のインサイドで42-35と詰めるがその後が続かない。

インサイドを攻め込めず外のシュートも入らず5分50-36と再度差を広げられる。

トヨタは無理なシュートをせずパスを裁きシュートさせる。

後半トヨタはベンチメンバー。

トヨタ53-43アイシンで第3Q終了。

6分頃からアイシンはやっと必死になってきた。

現在残り46秒 トヨタ65-63アイシン

面白いぞー!!

69-65でトヨタ優勝!!

 

Best Five

桜木(アイシン)

柏木(アイシン)

伊藤(トヨタ)

リッチー(トヨタ)

竹内公輔(トヨタ)

 

インタビュー

◆アイシン

鈴木コーチ:入り方は良かったが2Qが悪かった。良いディフェンスをしたがリバウンド獲れなかった。無理なシュートや無理なパスで速攻で走られた。最後はシュートを入れるだけのエネルギーがなかった、と言ふことです。

ハーフタイムでは、粘って粘って1点差で勝ってきたから、最後まで諦めないこと。

柏木選手:悔しいが結果が結果なので。最後まで全力で戦ったので、リーグ後半に向けての課題が判ったので次に繫げたい。

◆トヨタ

ベック・コーチ:エキサイティングで厳しいゲームだった。自分にとって満足できるゲームだった。

正中選手:出足はアイシンのゲームになるかもしれないと言ふ気にさせられた。一つ一つのぷれーの積み重ねがバスケットと言ふ競技。トヨタはそうやってやってきたので我慢だった。

伊藤選手:チームでディフェンスをすれば何とかなる、とコーチから言はれてきた。

最後のCTOでコーチが自分がボールを持って状況判断するように指示したので、シュートはこの数日入っていて乗っていたのでシュートしようと思っていた。

昨日の女子決勝は思わぬ大差がつきましたね。

でもゲーム前にThe Daily Yomiuriのジョン君(日本語ペラペラです)が「もしかしたら始めで大差付くかもね」って予言してました。

終わったあと、嬉しそうに「ボクの言ったこと当たったね!」と嬉しそう。

あんたは偉い!!

 

さて今日の第87回天皇杯全日本総合バスケットボール選手権大会最終日、男子決勝が行はれます。

 

戦力的にはトヨタが上回りますが、ファイナル経験者と言ふ意味で、主力で優勝経験者は#34マイケル高橋と#15渡邉拓馬がトヨタで、#40田中健がリンク栃木、#21竹内公輔がアイシンで優勝して居ます。

ガードの#7正中岳城、#10岡田優介はファイナル経験者。ポートランド大出身の#35伊藤大司は大観衆の前でのプレーは慣れているはず。でもチームとしての優勝が無いのが少し心配。

一方アイシンは5連覇が掛かって居ます。ただ前年から公輔がトヨタへ、網野がリンク栃木へ移籍して、大型日本人が居なくなったのがきつい。

しかしアイシンの強みは優勝経験の多さ。ベテランが多いと言ふことは経験を活かしたプレーだ出来ることで、これは大きな強みです。

インサイドの#34桜木ジェイアールがこの大会好調で、そのうえ外人がトヨタより高いのが強みか?

 

トヨタはメンバーが多く、強いディフェンス・プレッシャーを掛け続けられるのが強み。

 

それでどうなるの???

判らない(笑)

だからこれから見に行きます。

ちなみにギークは既に入り口前に並んでいるとか(笑)

 

◆昨日は女子決勝終了後、広報委員とメディアとのゲームがありました、これはオールジャパン恒例となってます。

途中まで見てましたが、BSのNBAや今回も実況しているNHKアナウンサー上野さんがMVPを獲得したようです。

その後はそのメンバーで新年会です(笑)

これは楽しかったのですが、その後の二次会が嬉しかったですね。

以前理事も勤めたことのある日本実業団連盟(実連)の昔からの広報委員会の仲間と行ったんです。

亀さん、正ちゃん、ハッシーたちとは30年近い付き合いです。それに最近加わったウマくんとヤッサンの計6人。

ツイツイ昔話が。

その中でも自慢は「スタッツ」の話です。

今でこそ知られて当たり前になってますが、初めて取り入れたのは実連ナンです、それも私が提案して行ったもので、その後日本リーグや日本協会が取り入れたんです。

それは大変なものでしたからね。

それまでのボックススコアは「得点、野投、自由投、ファール」しか出してなかったものが「得点、野投の試投と成功数、自由投の試投と成功数、ファール、アシスト、リバウンド、ターンノーバー、ブロックショット、出場時間」がゲーム後にプリントされて出てきたのでビックリされると同時に、賞賛されました。

その苦労話なんかしてるとあっと言ふ間に時間が経ってしまいます。

でも今日もまだ大会が続くので早めにお開き。

楽しかったなー。

第78回皇后杯全日本総合選手権大会 女子決勝

JXサンフラワーズ vs デンソー・アイリス

◆スターティングラインナップ

JX:#1大神、#2大林、#11本田、#13吉田、#15諏訪

デンソー:#8高田、#9牛田、#10藤原、#14大庭、#35小畑

第1Q 怪我で復帰したばかりの#1大神がいきなりフルスロットル。さすが大舞台に慣れている。出足はJXも若い選手が多く、相手のデンソーは初のファイナルで緊張してるのがわかったので自分が行かなければならない、と考えてスパートしたようだ。

最初のシュートこそ24秒ギリギリの右コーナーからのシュートだったものの、次はトップから、そしてストップ・ジャンパーで6-0として、諏訪がインサイドでシュートを決め8-0とした7分18秒デンソーがCTO。

しかしJXの強いプレッシャー・ディフェンスにデンソーはリズムをつめなず、ディフェンス・リバウンドを取れない。

5分JXはラムちゃん投入、いきなりプットバックを決める。

その後もJXは内海コーチのゲームプラン通り、デンソーの得点源・高田がボールを持つとWチームへ行く、など激しくマーク、

1分49秒 リバウンドからの速攻を吉田が決め23-7となると、デンソー小島コーチがたまらず2回目のCTOを請求し、ディフェンスをZone に替える。

しかし大神にブザービーターをきめられ27-12 JXリードで第1Q 。

大神14得点

JXvsデンソー1

第2Q JXは第1Q半ばからラムちゃん(191cm)と間宮(183cm)を同時に起用、ラムちゃんが外に出てデンソーの長身・高田を外に引っ張り出しインサイドの間宮へボールを集める。

そうしてディフェンスを小さくして外から#8田中がシュートして差を広げる。

対するデンソーは高田や外のシュートが散発的に決まるだけ。

44-22で前半終了。

◆後半

相変わらず攻撃できないデンソー、プレッシャーが強く外のシュート頼み。その上ディフェンスもプレッシャーが掛かってなく、スティールやリバウンドからの速攻も出せない。6分53-24.

JXは大量リードに気が緩んだのかシュートが雑になる。

一方デンソーもJXのディフェンスに押され気味のためかシュートセレクションが悪く、入らない。それでも時々良いオフェンスをするもののシュートがリングに嫌われ、このQたったの6得点。「ひどいねー」と言ったら隣の渡辺君が「日立は3点です!」(笑)

59-28で最終Qへ

 

残りはあと10分。デンソーは吹っ切れたのか外からも積極的にシュート。高田、小畑も決めだし7分61-35と差をつめる。

5分48秒 67-41でJXのCTO。

ATOはJXのフルコートプレス。これでデンソーの得点も止まってしまい、あとは両チームともにベンチメンバ-を出して78-52でJXが勝ち、JX4年連続優勝を達成した。

 

ベスト・ファイブ(優秀選手)

・矢野 良子(トヨタ、3年ぶり5回目の受賞)

・高田 真希(デンソー、初受賞)

・吉田 亜沙美(JX、3年連続3回目の受賞)

・渡嘉敷 来夢(JX、2年連続2回目の」受賞)

・大神 雄子(JX、8年連続8回目の受賞)

 

募金

ハーフタイムにオリンピック出場選手による募金活動が行はれていました。右の二人は懐かしいねー。

左から二人目旧姓・楠田、一人飛んで萩原、橋本、コテツ(名前が出てこない(汗))

NHK-e(教育テレビ)で生中継します。地方の方はTVで首都圏の方は代々木第1体育館へ見に行きましょう。

 

JX vs デンソーで14時からです。

見所はセンター同士、デンソー高田とJX渡嘉敷 来夢の対戦でしょう。

外のシュートを持って居る高田に引っ張り出されるのか、Zoneを敷くのか?

ガードもJX大神+吉田のコンビにデンソー小畑が対抗できるのか?

ベンチの厚さはJXがありますね。

これから行ってきます。

 

◆ビーコルがやっと連勝しました。ホームでの連勝と同一カードでの連勝は初です。

年末の自信無さげなプレーからやっと開放された感じです。

最後まで切れなかったし、リードされても諦めずに追い上げたのは良かったです。

広報の仕事が忙しくて、写真も撮ってません(汗)

昨日の神奈川新聞の朝刊に写真入で大きく取り上げられました。

嬉しいーーー!!

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