NBAは11日(現地時間10日)オーナー側と選手側とで7時間の労使交渉を行いましたが、又も決裂して「開幕から2週間(11月1日~14日まで)のゲームがキャンセル」されました。
これはチームによって7~8ゲーム分の長さとなります。
全スケジュールがキャンセルされたわけではありませんが、98-99シーズンの50ゲームがキャンセルされて以来の長さとなります。
労使問題の争点は分け前比率問題です。
昨シーズンの選手側の取り分は57%ありました。
オーナー側はそれを47%へ落としたい、と主張します。
それに対し選手側は54%に落とすことを提案しましたが、オーナー側はそれを拒否したようです。
またサラリー・キャップ制(選手の年俸総額の上限決め)で、ラグジュアリー・タックス(贅沢税、キャップを超えた場合は超過分と同じ金額をNBAへ支払う)を3倍にして金持ちチームに良い選手が偏らないようにしたい、戦力平均化を図りたいオーナー側と、高額サラリーを得るチャンスを潰されるのを嫌う選手側との食い違いもあります。
どうでも良いけど、両サイド共に、ロックアウトすれば人気が下がるってことを98-99シーズンで学んだ筈なんだけどね。
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