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悪童と言ふか、リバウンド・マシンと呼ぶか、人様々な印象を与えるデニス・ロッドマンが2011年のバスケットボールの殿堂(Naismith Memorial Hall of Fame Class of 2011)入りしました。

初代刺青男とか、マドンナの彼だったとか、他にも色々と話題の絶えないロッドマンが殿堂入りしました。

他に選手としては、元ウォリアーズのサウスポーシューターのクリス・マリンやアフロヘアが代名詞だった長身アーティス・ギルモア、セルティックスのフォワード、トム・サッチ・サンダース、ハーレム・トロッターズのリース・グース・テータム、ロシア人アルヴィダス・サボニス、女性では日本の東芝(だと思ったけど)でもプレーした4個のオリンピック金メダルを持つテレサ・エドワーズ

 

コーチとしてはフィル・ジャクソンの片腕としてトライアングル・オフェンスを教えたブルズのテックス・ウィンター

ディビジョン2のコーチとしてフィラデルフィア大のハーブ・マギー、大学レベルでは900勝以上あげているそうです。

女性としてスタンフォード大女子を2度全米優勝に導いた800勝コーチのタラ・バンデーヴィアー

今週はやけに暑いですね、昨日はその暑い中、TV取材の打ち合わせで横浜まで行ってきました。

世の中節電だらけで、特に公の場所はクーラーの効きが悪い!!

帰ってきたらグッタリ!!

皆さんも熱中症に気をつけて下さいね!

 

さて最近のNBAではライシーズンはロックアウトでシーズンの開幕が遅れるとか、シーズン自体がなくなってしまうのではないか、と言はれて居るのはご存知ですよね?!?

 

そもそもは今年はNBA選手会とオーナーとの契約が切れて、新しい規約を作る年だったのですが、リーグ収益の取り分でもめてます。

これまでは収益を選手会57:オーナー43と言ふ比率でしたが、オーナー側が50:50にしろと提案しました。

勿論選手会側も自分達の収入が減るので、簡単にOKするわけがありません。

と言ふことでロックアウトに突入か??

 

そもそもロックアウトって何???

ストライキじゃ無いの??

 

通常労使交渉が決裂すると労働者(選手)側がストライキをしますよね。

NBAは逆にオーナー側がストライキをするのです、それをロックアウト(閉め出し)と呼んでます。

ゲーム開催拒否どころかチームの練習場も使わせません。

その上この夏はサマーリーグと呼ばれる若手やロースターぎりぎりの選手達のための練習用ゲームも開催されませんでした。

 

話し合いはまだまだ続き、11月1日の開幕が遅れるのは必至です。

 

ロックアウト中はサラリーが出ないこともあって選手達は短期間契約でプレーできるところを欲しがります。

その一つにユーロのチームでプレーする、と言ふ選択肢があったんです。

デロン・ウィリアムスがトルコでプレー?? でも書きましたが、NetsのスターPGデロン・ウィリアムスがトルコのチームと契約しました、NBAのロックアウトが終わったらNBAへ戻る、と言ふ条件で。

これが話題を呼び、他にもユーロでプレーしたいと言ふスター選手が出てきて、NBAのスターン・コミッショナーと仲の良いFIBA(国際バスケットボール連盟)はそれを受け入れる声明を発表してます。

それを聞いてマジックのドワイト・ハワードやレイカーズのコービー・ブライアントまで海外でプレーしても良い、と言い出しました。

そうなれば月給8,000万円だったらNBAのスター選手と契約したがるユーロのオーナーが多くなりそうですよね。

観客増員で直ぐに元が取れそうです。

 

ところがユーロのチームは一概にウェルカムじゃないんですね。

いくらスーパースターと言へど、いつ帰るか判らない選手は使い辛いのです。居るときはその選手中心にチームを組み立てて行くのですが、居なくなったら新しく作り直ししなければならず、目先の結果を優先させるため、長期展望が出来ないからです。

 

ミリオネア(百万長者)vs ビリオネア(億万長者)の業突張り同士の争い、とか言はれて市民からは馬鹿にされているとか?

現在も交渉中です!!

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