昨日は秦野市総合体育館で行はれた高校関東大会神奈川県予選兼春季大会の男女順位戦とセミファイナルを見に行ってきました。
ゴールデンウィークで気候も良かったため、方々で渋滞にあい、予定より30分ほど送れて到着。
既に女子準決勝、金沢総合vs青陵総合は始まってました。金総と言へばナショナルチーム候補の宮澤夕貴ですが、今年は周りも良くなってますね。
武器は相変わらず強いディフェンスでした。青陵も攻めようとするのですが、動きの先を抑えられ思うようにボールが貰えず、消化不良な青陵でした。それだけ金総のディフェンスがよかった、と言ふことです。
一方、本来なら平行して隣りのコートでは女子準決勝、旭vs茅ヶ崎北陵がやっているはずなのに、ダブルオーバータイムとやらで、未だ男子・秦野vs希望が丘の接戦が続いてます。
希望が丘は疲れが出たのか、勇気あるATBが出来ず、外から撃って外したのに対し、秦野はキッチリとペイントを攻めてリードを奪い勝ちました。
この日のメインイベントは女子準決勝、旭vs茅ヶ崎北陵戦です。旭のコーチは日本協会女子強化スタッフの講武先生で、数年前まで荏田を見ていた人です。
一方の北陵の岡崎さんは若いながら、技術論のしっかりした、ディフェンスを中心にチームを組み立てるコーチです。個人能力の低い子達でもベスト4常連にする評価の高い指導者です。
講武先生が新任して3年目でチームが出来てきて、メンバーも揃った旭。対して昨年からメンバーも揃いだした(とは言へ他校と比べるとかなり低い)北陵、面白い対戦です。
悪いけど金総vs青陵はそれほど見てません(汗)
予想通り北陵のディフェンスが大型の旭フロントラインをペイントに入れないディフェンスが功奏しますが、旭はガードの#4と#13のオフェンス能力が高く、時にはペネトレイト、時にはストップジャンパーと素晴らしい攻撃力。
北陵も前半はインサイド、そして後半は外から#7、#8が決めていたが、終盤で疲れが出てプレーの精度が落ちたことと、残り2分でのZONEが裏目に出て62-59で旭が勝ちました。
ゲーム後に岡崎さんと講武さんが話してましたが、ZONEをやったこと自体は悪い作戦ではなく、もし旭が始めのシュートを落としたら北陵が勝っていたかもしれない、と言ってました。
このあたりが勝負のアヤなんでしょうね。
その後男子準決勝を見ましたが、スピードが半端じゃなく速く見えた(笑)
良くジャンプするし、シュートも早いし、大雑把だけど(笑)
この日、偶然にもとん太会メンバー、LAPUTAさん、足軽さん、JIMMYさんが来てましたが、みんな同じ意見。そうそう相模女中の田島さんも同意見でした、大雑把と言ふのは田島さんの意見ですからね(笑)
湘南工科(テック)vs東海大相模、ずーっと競ってましたが、終盤勝負どころでテックはインサイドで得点したのに対し、東海は決められなかった程度の差です。
テック71-68東海
一方進境著しい厚木東vs法政大二高、以前も書きましたが、厚木東は秦野高を強くした永田先生が転任してから強くなったチームですが、身体能力は高いものに身長が低くやや個人能力は低い、しかし使えるメンバーは多い、と言ふことで全取替えのツー・プラトン・システムを取り入れてフルコートで守ってくるチームになり、関東高校新人戦 追記だらけ で書いたようにベスト4に進出しました。
本来法政も走るのが好きなチームですが、走りっこしたら厚木東に負けます。
始めは抑えていた法政も攻めきれなくなると我慢できず走ってしまいました。その影響が早くも後半始めに出てシュートが入らなくなり54-40と離されてました。一時は69-60まで頑張って詰めたものの、そこでガス欠。
厚木東83-64法政。
ゲーム後法政の鈴木君に「走りっこしたら駄目なの判っているのに!」って聞いたら「判って居たんですが、選手が我慢できなくて走っちゃったんです」と反省してました。
今日も秦野市総合体育館で男女順位戦と決勝が行はれますが、私は行けません。きっととん太会の人がリポートしてくれるでしょう(笑)
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