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東京体育館で行なはれたジュニア・オールスターは準決勝と決勝が行なはれ、女子は70―49で愛知県を下し、男子は接戦の末、東京Aを84-82で破りアベック優勝を果たしました。

★男子決勝 リバウンド

★33得点にの福岡・柿内(ブルー5)

★女子決勝****

福岡県vs愛知県

スタメン

福岡:#4中村153cm、#8有田161cm、#10森田163cm、#11荒川165cm、#15萩尾170cm、平均162,4cm

愛知:#4渡邊157cm、#6馬瓜180cm、#9酒井163cm、#10井潤170cm、#14高辻160cm 平均身長166,0cm

立ち上がりゴール下を攻める愛知だったがプレッシャーのためかシュートが入らない。

一方福岡は#10森田が良い。クロスオーバーからのドライブや外からのシュートばかりかパスも上手い。

森田がオフェンスで頑張るとディフェンスでは160cmの有田や165cmの荒川が180cmの馬瓜の足元で必死にボディーチェックしてゴール下を守る。

4分に8-7と福岡のリードが森田が3Pを決め15-9離し、17-12で第1Q終了。

第2Qは福岡のディフェンスがよく、セットになると攻撃できず、FCPで引っ掛けて得点する程度。それに対して福岡は緩急をつけたボール運びで5分に21-13としたところで愛知がCTO。

前半終盤に愛知は長身馬瓜がゴール下でやっと決めたのを切欠に愛知のオフェンスがリズムに乗り、外から酒井、高辻が決め最後は再び馬瓜がゴール下で決め28-24と追い上げで前半終了。

第3Qに入り、福岡は森田と萩尾の中心選手が点を取り37-26と離す。

その後は福岡のディフェンスを攻められず、外から撃つだけで策が無いが、酒井が3Pを決め37-31と追い上げる。このピンチを救ったのが福岡のキャプテン中村だった、貴重な3Pを二本決め45-33として一息つく。

その後は森田が1on1を決め51-38で第3Qを終了。

最終Qに愛知はディフェンスを強くするが、福岡は森田にボールを集めて攻める。

終盤はアイソレーションして森田と萩尾に1on1で攻めさせる余裕も。70-49で福岡が昨年に引き続いての連覇を果たした。

森田27得点、

★男子決勝***

福岡vs東京A

スタメン

福岡:#4山崎165cm、#5柿内170cm、#10竹内172㎝、#11梶原173㎝ 、#13木下185㎝ 平均身長173,0㎝

東京:#6新号170㎝、#7石原170㎝、#9熊谷177㎝、#11新川180㎝、#14杉浦191㎝ 平均身長177,6㎝

平均で4.6cm東京A、特にフロントラインは幅もあり、ゴール下は東京のもの。

となると福岡は外から撃たなくては勝ち目が無い。福岡の持ち味の外のシュートは山崎と柿内が得意だが、このゲームまでシュートはスランプ気味。

特に前のゲームで優勝した福岡女子チームのコーチを父に持つ山崎は超スランプだった。

東京は福岡の外のシュートに対し1-3-1(?)ゾーンで守る。これはコーナーからのジャンパーが得意な柿内には好都合。好調にシュートを決めるが、東京の作戦は、シュート後にプレスに来る福岡を逆手に取って、素早いスローインからフォワードが走り、簡単に入れ替えしてくる。

両エンドで高さを活かしてリバウンドを制する東京。点差がなかなか離れず接戦が続く。

第3Qに東京は石原が3Pを2本決め52-45として、このまま行くかと思はれたが、柿内と山崎がしっかりと入れて元に戻す。

ラストQ、福岡は東京のミスを突いて山崎が決め75-69、その上残り2分にはステールからの速攻で79-71とする。

これで逃げ切られるかと思ったら、東京の反撃が始まった。

1分10秒に杉浦がローポストを決め、50秒にはスティールから石原が速攻を決め81-77と詰め寄り、更に熊谷はスティールで81-79と2点差に。

その上長身杉浦を下げディフェンス要員を投入してプレスをかける。

東京の勢いに押され気味の福岡だったがキャプテン山崎が苦しい体勢からレイアップに持ち込みand1を獲得。83-79としたがFTを外しリバウンドは東京が獲る。

すぐさまCTO。残りはたったの18秒。

スローインから東京は新川が3Pを決め82-83と1点差に詰める。

福岡はスローイン後ドリブルで逃げる。東京はファールゲームのチャンスがあったものの、残り3秒までしないで、山崎にボールが渡ったところでファール。

東京としては正直、山崎と柿内にはファールをしたくないところ。

しかし山崎はFT1本目は入れたが、2本目を外し東京がリバウンドで、そこに福岡がファールしてしまった。しかし福岡はまだ3個目。

残り2.3秒。東京のスローイン。CTOが残っていれば作戦も与えられてなおかつスローインの場所はセンターラインなのだが、現実は福岡ベンチの前から。

結局有効な攻めが出来ずそのままタイムアップ。84-82で福岡が優勝。

福岡は#4山崎拓32得点、#5柿内輝心33得点と二人で65得点。チームの3/4を稼いでいる。

東京としてはガードの二人に得点されているので、ディフェンスで打つ手が合ったのではないか? 

全国ミニバス最終日

★瀬谷vs向陽 リバウンド

男子は瀬谷第二ラプターズがセミファイナルで北海道の向陽台と対戦しました。

ラプターズは長身選手が3人いるのが強みです。

しかし勝負を決めたのは長身者ではなく、神奈川県を勝ち抜くためにフルコートのプレスに対処するための練習でした。

上から当たるディフェンスに対して、1線と2線の間に中継をおきパスでディフェンスを崩し、ゴール下の長身センターに高いパスを通したり、一気にゴール下へタッチダウン・パスで大量得点。

さらにディフェンスでは1-1-3でゴール下を長身者固める一方で、サイドにはガンガンと当たり、簡単にペイントに入らせず、向陽は外からシュートを打たざるを得なかった。そんなシュートが入るわけもなく、7-2で始まった第2ピリオドは23-8と大差をつけ、勝負を決定つけた。

第3ピリオドは向陽台も3人の長身者をコートに出しの反撃が始まった。特に#4長澤くんは長身ながら動きが早く外のシュートの積極的で、その上ベストメンバーでのプレスはラプターズを苦しめ、中々得点できない。

そこで頑張ったのがガードの#12渡辺くん。残り5分に右コーナーからのジャンパーが見事ネットに収まり第3ピリオド初得点してやっとチームが落ち着いた。

その後のロングパスがゴール下に通り得点すると、向陽台のディフェンスも心持引き気味に。

結局このピリオドを6-9でしのぎ、最後は勢いに乗るラプターズが8-1として37-18で勝ち決勝進出を果たしました。

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