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火曜日にもなって日曜日のリポートも無いのですが、ギークが当日送って呉れたのにも拘らず、私がUP出来ずに今日まで来てしまいました。

WJBL川崎のとどろきアリーナで行はれた富士通vs三菱戦のリポートです。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

あんどうさん、

今日は、富士通の応援にとどろきアリーナに行って来ました。昨日座間に応援に行かなかった分、楽しみにしておりました。

富士通VS三菱

1Q:22-13

2Q:19-14

3Q:22-10

4Q:18-26

計:81-63

スタメン:

富士通:#1三谷、#5畑、#7船引、#45名木、#51中畑

三 菱:#0丸山、#3宮元、#6横山、#15藤井、#54橋本

結果は、81-63と快勝でした。開始からリングにも向かっていて、オフェンスリバウンドも積極的で、ディフェンスも良かった(ように見えました)、、、

ところが、岡里コーチは、必ずしもそうは思っていないようでした。Mamushiさんのインタビューで、試合には勝ったけれども内容が悪かった。今日来て下さったお客様に申し訳ないと。

常にリードを保ち、確実に点差を広げていてもです。

具体的に何が悪かったかは言及しませんでした。

今日の三菱は、勝負が決まる3Qまで、必ず各Qの終盤には3-2ゾーンを仕掛けておりました。すると若干パスミスが目立ち得点が止まった場面がありました。

でも3Qではゾーンに対しうまくパスを回し、#51中畑さん#45名木さん#22立川さん達が3Pをビシバシ決めて対応しました。

ですから、そんなにひどかったかなぁ? と一瞬思いました。

チャンピオンシップを狙うチームはやはり違います。

単に勝てばいいと思っていたら大間違いなのですね。

岡里コーチご指名のヒロインは、#45名木洋子さん。

時にはリングに向かい、時には3Pを決め、ディフェンスも良くスチールもありました。

以上 ギーク

14日のBlogで約束したとおり、マクムード(正)さんへの単独インタビューをまとめましたのでご覧下さい。

bj京都ハンナリーズのマクムード・アブドル・ラウーフ選手は、「クリス・ジャクソン」と言っていたLSU(ルイジアナ・ステート大、シャックの母校)時代にアベレージ29.0得点と言ふ活躍で’90年にデンバー・ナゲッツから全体3位で指名された185cmのシューティングガード。

NBAではナゲッツを始め、キングス、グリズリーズで計9シーズンプレーし、生涯アベレージは14.6得点。

途中改宗したため現在のマクムード・アブドル・ラウーフとなりました。

今シーズンbj京都に加入して、現在足の怪我で欠場中です。

↑フジテレビ・スポルトで取り上げられた時のもの。

<怪我の状態は?>

M-少し重く感じますが、確実に良い方向へ向かってます。今度の週末(23日vs琉球戦)には戻ってくると思います。

<コーチは無理させたくない、と言ってますが>

M-自分は焦ってる[笑]

<ベンチで見ている、と言ふことは精神的にはどうなんでしょう?>

M-好きじゃない[笑] 情熱等を保ちながらベンチに座り続けるのは難しいことではあるが、チームが今日のように良い形でゲームしてると我慢できます。

怪我人が多いときでも我々は素晴らしいゲームをやっていた。今日のようにチーム全体で数字を分け合ってトータル・チームワークができたので、素晴らしいチームになってきている。

<日本にもあなたのファンが居て驚いたでしょう>

感謝してます、自分の過去を称えてくれる人はたくさん居ますが、まだまだ現役を続けます。

<日本人チームメイトにあなたの事を聞いたところ、「選手としても素晴らしいけど、人間的に素晴らしい」といっていた>

其の言葉は「良い選手」と言はれるより嬉しいです。そう言ふところを必要とされる人も沢山居る中で、称えられたことは嬉しいです。

★ナゲッツのジャージを着たファンも居ました。

旅をするときは、其の国の文化や人の良い部分を吸収しようと、いつもアンテナを張って人間的に成長して行けるように心がけてます。

<学生時代、1日に何本くらいシュート練習してましたか?>

数え切れないほどシュートを撃ちました。自分は量をこなすと言ふよりは集中力を継続すること、常に気持ちを保つこと、を心がけて練習してきました。数え切れないほど撃っていますが、ヘトヘトになるまでどれだけ集中力を保てるか、と言ふ練習をしてます。

<日本の観客については>

一つだけ興味深い嬉しいことがあります。どのジムへ行っても、どの対戦相手でも、ブースターが自分のチームにフラストレーションを貯めてブーイングするようなことを一度も聞いたことが無い、素晴らしいことです。まだリーグも若く、選手も若い人が多いせいかもしれないが、これは良い成長をしてる段階だと思います。

NBAでもたとえ24点以上のアベレージを取っていたとしても、シーズン中には不調でシュートが入らないこともあります。

そんな時NBAではブーイングされたり、ヨーロッパではモノが飛んできたこともあります。ギリシャでは握り拳大の石が足元に転がってきたこともあります。もし人にぶつかったら大怪我に繋がる恐れがあるようなことをよその国ではやってます。

<ヨーロッパは過激なんですよね>

ギリシャでは駐車場でファン同士の紛争があって、死傷者が出たそうです。

<京都はどんなチームですか?>

成長している段階だと思う。連敗が続いた時期があったが、ここ数週間で半々で引き分けることが続いていて、きょう始めて連勝できて、チームはチームは良い方向へ進んでいると思います。

そんな中、自己中心的なプレーにならずチームに貢献し、プラスになるようになれば良いと思う。

自分たちの弱みはここでは言へません。(気がつくと彼と仲の良い敵チームのスタッフが後ろで聞いていた[笑])

<来日して最初の公式戦では得点が少なく、翌日の第2ゲームでは20数点取っているが、最初のゲームでは日本のバスケットの様子を見ようとして、積極的にシュートしなかったのか?>

人間なので誰でも好不調はあると思うが、ただ不調のときに気持ちを落とさず継続させること、安定させることを心がけることが、必ずプラスになってゆくと思う。

あのゲームは興奮しすぎたのかもしれない[笑]、そう言ふときこそ自分を今一度見て、ユックリ動いてみる、自分自身を遅くして見ることを心がけるべきだと思います。

<話しは変わって、今まで所属した中でどのチームが一番強かったか?>

ナゲッツで2年連続でシアトルをプレーオフ第1ラウンドで破り、2年目はジャズとゲーム5までもつれるゲームが出来た。

そして高校時代、2年連続で州のチャンピオンになったとき。コーチが偉大な人だった。

今回はここまでですが、今後も彼にはプロの心構えやプレーについて色々とインタビューしたいと思ってます。

それと同じように、NBAでプレーしたから、と言ふだけじゃなく、人間としてもリスペクト出来るトヨタのオバノン選手にも話しを聞きたいと思います。

彼らの考えを吸収して、NBAで活躍できる若い選手が出てきてくれることを望みます。

なお今回のインタビューに際しハンナラーズアシスタント・コーチ青野さんにご協力いただきました。ありがとうございます。

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