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NCAAトーナメント・ファイナルはアメリカ時間月曜日に行はれケンタッキー大が67-59でカンザス大を下し8度目のチャンピオンに輝きました。

2年生のドロン・ランブが22得点の活躍。

動画はこちらで http://www.cbssports.com/video/player/play/collegebasketball/txSuzv7mW1Uzvl7mxC8WM4iR_YXwn_dI

昨日書いた ビーコル 強力PF獲得!! の中で唯一正しい内容がWat Misakaのことです。

彼は1944年のNCAAトーナメントで優勝したユタ大のスタメンで、身長はたったの170㎝、当時の日本人としては大きかったのでしょうか?

その小さな選手が頑張っていたので、ファイナルの15,000人の観客は彼のプレーに見入ったとか。

得点としてはオーバータイムで42-40で勝利したなかで4得点を挙げてます。

三阪 亙 Misaka Wataru1923年アメリカ、ユタ州生まれ

47年NIT(National Invitation Tournament)優勝

そしてBAA(Basketball LAssociation of America のちのNBA)ニューヨークニックス入り。

しかしたった3ゲームしか出場させてもらえず7得点しか記録が残っていない。

この理由は、単にシュート力が足らないと言ふだけでは無かったようだ、世界大戦直後ですからね。

 

詳しくは ここに日本語で書いてあります。

NBA.COMはここをクリック して下さい。

彼の言葉も入っている公式ホームページ(?)は ここをクリック して下さい。但し英文です

アメリカの大学のMVPと言へるウッドゥン・アワードにAPポール#1ケンタッキー大1年生アンソニー・デービス(208㎝)が選ばれました。

新人で選ばれたのは2007年のケヴィン・デュラント以来です。

今シーズンスタッツ 平均得点14.4点 10.2リバウンド、4.6ブロックショット、FG 63.9%。

その他ウッドゥン・オール・アメリカンに選ばれた選手は、アイゼイア・カナーン(マーリー・ステート大) ジョー・クロウダー(マーケット大)マーカス・デンモン(ミズウリー大)ケヴィン・ジョーンズ(ウエスト・バージニア大)、ドォグ・マクデーモット(クレイトン大)

またAP通信社が発表する今年度Player of the Year(最優秀選手)にも選ばれました。

APは全米の大学担当記者による投票で選ばれます。

他にはトーマス・ロビンソン、ドレイモンド・・グリーン(ミシガン・ステート大)、ジェイレッド・サリンジャー(オハイオ・ステート大)、タイラー・ゼラー(ノースカロライナ大)がトップ5となります。

MCAAファイナル・フォー速報

ケンタッキー大 69-61 ルイビル大

カンザス大 64-62 オハイオ・ステート大

カンザス大が残り3分で逆転して、そのまま逃げ切ったようです。

この結果明日のファイナルはケンタッキー大vsカンザス大となりました。

アメリカのマーチマドネスはいよいよ佳境に入ってきましたよ。NCAAトーナメントらしく番狂わせが多いですね。

なんたってUNCがファイナル・フォー直前で負けちゃうし(涙)

 

◆SOUTH Region

① ケンタッキー大102-90 ④インディアナ大

② べイラー大75-70 ⑩ゼイビア大

SOUTH ファイナル ①ケンタッキー大 82-70 ③ベイラー大

◆WEST Region

④ルイビル大57-44 ①ミシガン・ステート大

⑦フロリダ大68-58 ③マーケット大

WEST ファイナル ④ルイビル大72-68 ⑦フロリダ大

◆EAST Region

①シラキューズ 64-63 ④ウィスコンシン大

③ オハイオ・ステート大 81-66 ⑥シンシナッテイ大

EAST ファイナル ②オハイオ・ステート大 77-70①シラキューズ大

◆MIDWEST Region

①ノースカロライナ大 73-65 ⑬オハイオ大

②カンザス大 60-57 ⑪ノースカロライナ・ステート大

MIDWEST ファイナル ②カンザス大80-67①ノースカロライナ大

なんて言ったってオバマ大統領が1番に押していナションナルランキングでも4位のUNC(ノースカロライナ大)が敗れてファイナル・フォー進出出来ないって、やば過ぎだー。

こうしてみると各Regionalで勝ち上がってきたのは、ナショナル・ランキング1位のケンタッキー大だけがトップ・シードで後はUPSET(番狂わせ)ばかり。

因縁と言ふか、UNCとカンザス大は仲が良いんですよね。カンザス大はバスケットボール考案者ネイスミス氏がマサチューセッツ州スプリングフィールドのYMCAの後に赴任した大学です。そしてUNCのロイ・ウィリアムス・コーチが15年間コーチを務めた大学で、UNCが母校と言ふことで無理やり(?)譲り受けた、と言ふ経緯があります。

ケンタッキー大(UK)は若いころ5回ほど通ったので、愛着がありますね。

UKリング

チャンピオンリングではありません、普通のUKカレッジ・リングです。

このまま勝ち続けて欲しいなー。

ルイビル大のリック・ピティーノ・コーチはUKやセルティックスのコーチもしてました。

 

ファイナル・フォーは現地時間で3月31日(土)と4月2日(月)にニューオーリンズで行はれます。

ブラケット(組み合わせ)です.時間がないのでこれで勘弁して(汗)

NCAA12ブラケット12.3.221

コーチKが有名で、日本にも多くのファンがいるデューク大。今年のNCAAトーナメントではSOUTHの第2シードに位置してましたが、第1ラウンドで第15シードのリーハイ大(Lehigh University)に75-70でで敗れました。

DUKE 殿堂1

デューク大体育館内トロフィーケース

 

07年にも初戦で敗れている、これがMarch Madnessと言はれる所以なのでしょう。ちなみに敗れた相手は昨年ファイナル4進出したVCUでした。

また会場がデューク大キャンパスがあるダーラム市から遠くないノースキャロライナ州のグリーンズボロ(此処ってジョーダンの出身地じゃなかったかな?)ってことも曰くがありそうな???

リーハイはC.J.マッコラムが30得点の大活躍。

昨年のNCAAトーナメントで第1シードのカンザス大を破ってファイナル4へ進出した VCU?(ヴァージニア・コモンウェルス大)が今年は第12シードに位置しながら第5シードのウィチタ・ステート大を62-59で下しました。1回戦です。

ディフェンディング・チャンピオンのコネチカット大(ユーコン)はアイオワ・ステートに77-64で負けました。

■その他の結果

◆SOUTH

#1ケンタッキー大81-66 #16Wケンタッキー大

#4インディアナ大79-68 #13ニューメキシコ・ステート大

#11コロラド大68-64 #6UNLV

#3ベイラー大68-60 #14サウスダコタ・ステート大

◆EAST

#1シラキューズ大72-65 #16UNCアッシュビル

#8カンザス・ステート大70-64 #9サザーン・ミシシッピ大

#5ヴァンダービルト大79-70 #12ハーヴァード大

#7ゴンザガ大77-54 #10ウエスト・ヴァージニア大

◆WEST

#5ニューメキシコ大75-68 #12ロングビーチ・ステート大

#4ルイビル大69-62 #13デビッドソン大

#6マリー・ステート大58-41 #11コロラド大

#3マーケット88-68 #ブリガムヤング大

今日からアメリカ大学#1を決めるNCAAトーナメントが始まりました。

NCAA12ブランケット

ブランケット(組み合わせ)は以上の通りです。

今年の第1シードはケンタッキー大です。昔何回も見に行きました。久々の第1シードじゃないですか?

第2シードはノースキャロライナ大(UNC)、以下シラキュース大、ミシガン・ステート大と続きます。

UNCも何回か行ってるし、シラキューズ大は昨年のビッグイースト・トーナメントで見てます。

UKベンチ#1

これは84年だったかな?真ん中の#31はNBAドラフト#2のサム・ブーウィーです。ジョーダンより1位上なのに、怪我のため活躍できず、評価を落としてしまいました。今での時々そのことを取り上げられますね。

The Japan Times記者の永塚さんのFacebookに書き込みされていたYouTube動画です。

 

20年前の92年3月21日NCAAトーナメント イースト・リージョナルのファイナル、つまりこれに勝つとファイナル・フォー進出と言ふゲームのデューク大vsケンタッキー大戦 オーバータイムで残り2.1秒でのプレーです。

グラント・ヒル(現NBAサンズ)がベースラインから逆のフリースローライン近くに居るクリスチャン・レイトナーへ超ロング・パス、ドリブルして振り返ったレイトナーのジャンパーがブザービーターとなり104-102で逆転勝利した場面です。

このシュートは2007年 The Best Damn Sports Show Period によって「最も記憶に残るバスケットのシュート」 前年には全スポーツの中で「忘れることの出来ないスポーツシーン」の5位に選ばれてます。

レイトナー自身はこの年のオリンピック出場チーム、いはゆる「ドリーム・チーム」に学生から唯一人選ばれてますが、選考理由はこのシュートが大きく関係したのではないかと言はれてます。

その後NBAドラフトは全体3位でウルブズに指名され入団、そしてホークス、ピストンズ、マーベリックス、ウィザーズ、ウォリアーズ、最後にヒート幕を閉じましたが、面白いことに最後のヒートで92年ドラフト1位シャック、2位アロンゾ、3位レイトナーが揃ったんです。

因縁を感じますねー。

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