先週の17日、FAXが入りました。そこには「~Ryuzo Drea, Project~ 安齋竜三選手が車椅子を寄贈します」
プロ選手として、少しでも多くの方に“生きる力”を伝えたい。
と書かれてました。
コレを読んで、やっと日本のバスケットも福祉、ボランティア、チャリティーと言ふことを考え始めたか、と嬉しくなりました。
と言ふのも、NBAの「Media Guide」を見ると、巻末のほうに必ずといって良いほど「Community」と言ふページがあり、地元に対しての交流やボランティアについて書かれているからです。
チームによっては選手紹介の前にこのページがあるほど、重視していることなのです。
そこにはチームとして「子供のためや病気の治療のための基金」を積み立てていて、年間で数千万円寄付していることが多いのです。
二昔前に流行っていたのは、シューターなら「シュートを決めるごとに10ドル」とか、リバウンドが得意な選手は「1リバウンド獲るごとに10ドル」とかを恵まれない子供達に寄付、と言ふシステムでした。
プロ野球では「○○シート」として毎ゲーム10人とかを球場に招待、と言ふのがありますよね。
バスケットでもこんなことやら無いかなー、とズーっと書き続けてきましたが、このほどやっとリンク栃木ブレックスの安齋選手がやりました。
正直嬉しい。
社会のために何かする、って大事です。特にバスケット選手はNBAと言ふお手本があるのだから、技術だけじゃなく、このような奉仕についても見習って欲しいものです。
と言ふことで、安齋選手とブレックスに拍手を送りたいと思います。
以下ブレックスのHPから抜粋。
「キャプテン#13 安齋竜三選手による「ブレックスカラー特製車椅子」寄贈プロジェクト
“Ryuzo Dream Project”がスタートします!
リンク栃木ブレックス#13安齋竜三選手が栃木県内の障害者・高齢者施設に対し「ブレックスカラー特製車椅子」を寄贈する「Ryuzo Dream Project」が株式会社ひびき様のご協力のもとスタートすることになりました。このプロジェクトでは、安齋選手が出場したホームゲーム1勝につき1台の「ブレックスカラー特製車椅子」を各施設に寄贈してゆきます。記念すべき1台目は社会福祉法人鳩巣会に寄贈されることになり、安齋選手自らが直接寄贈に赴きます。
<安齋選手のコメント>
「この度、株式会社ひびき様にご協力頂き、このようなプロジェクトを実施させていただくことになりました。今後もプロバスケットボール選手として、このような社会貢献を継続していきたいと思います。」
記念すべき1台目は社会福祉法人鳩巣会に寄贈されました。」
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