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NBAでは背中に「SURNAME(名字)」を入れなくてはならない、とされていますが、今シーズン、マイアミ・ヒートとNJネッツはニックネームを入れたゲームジャージを、ヒートvsネッツの4ゲーム中の1ゲームに限って着用するそうです。

面白いね!!

となるとレブロンは「King James」でウェードは「Flash」にするのかな?

レブロン黒ジャージ

こんな風になるのかな??

但しこの件に関して、NBAはOKともNOとも言ってないそうです。

日本では名前を入れることになってますが、それが「姓」なのか「名前」なのかそれとも「ニックネーム」なのかまでは明言してません。

その為、ニックネームが書いてある選手が多いので、いかにも先駆者的に扱われそうですが、基本的に違いますから(笑)

 

NBAはニックネームがメディアでも取り上げられ超有名なのに対し、日本では女子の一握りを除けば殆どの人が知らないわけです。

現に私も多くのゲームを見てきましたが、背中のニックネームだけを見て「これは誰?」と思ったことは何度もあります。

 

例えば田臥のニックネームは?

五十嵐のニックネームは?

私も知りません(笑)

知っているのは竹内譲次と公輔のツインズが「ジョージ、コースケ」と言ふくらいかな?

 

ニックネームは親しみが湧くのは確かですが、それはニックネームを知っている人にだけしか当てはまらないと思います。

今の日本バスケット界の現状ではごくごく少数の人だけなんですのね、残念ですが。

だから、多くの人に知って貰うためには「名字」を入れた方が良いと思うのです。

さらに進んで言へば、「イチロー」の様にそれを登録名にすることもアリだと思いますけど、その勇気はないんですよね。

 

それとは別ですが、ネッツはメンバーを集めましたね!!

デロン・ウィリアムス、ブルック・ロペス、ジョー・ジョンソンは以前から在籍してましたが、ジェイソン・テリーばかりでなくケヴィン・ガーネットとポール・ピアースまでセルティックスから奪って(笑)来た上に、アンドレイ・キリレンコまで、よくぞ集めました(笑)

DSCN1367

Netsの選手はこのロペスしか持ってない(汗)

 

(オーナーがロシア人なので、ロシア人のキリレンコはMUSTですけど。裏金疑惑が持ち上がりましたが)

まるで10年前のマーベリックス、数年前のヒートですね!!!!

 

但しコーチがジェイソン・キッドと言ふのは特別ですけどね!!

ブルックリン・ネッツ、その前はニュージャージー・ネッツと言ってましたが、02年03年と連続でNBAファイナルに進出した時の原動力で名PGだったジェイソン・キッドの背番号「5」がネッツの永久欠番になったと発表されました。

Kidd Netsゲーム後

キッドはカリフォルニア大2年終了後1994年ダラス・マーべリックスから1順目、全体2位でドラフトされ、新人王に輝いている。

得点できるPGと言はれたが、3Pはそれほど入らないと云はれ、そのオフに猛特訓して27%だったものを33%に引き上げた。

キッドはシュートもパスも、そしてPGなのにリバウンドも獲るのでトリプルダブルが多い。

 

ネッツのその他の欠番はジュリアス・アーヴィング(ドクターJ)、ドラーゼン・ペトロヴィッチ(交通事故で死亡)、ジョン・ウィリアムス(詳しくは知らない 汗)、ビル・メルチオーニ(60年代の選手じゃ無かったかな?)、バック・ウィリアムス(ガタイの良いフォワード)

 

ネッツの練習場にはドクターJのリタイア・ジャージが吊り下げられていました。

アーヴィングリタイアのバナーNets練習場

 

ちなみにネッツはABA時代の76年に優勝してるんです!

Nets優勝バナーABA76

クリッパーズへ移ったドク・リヴァースの後釜として、ボストン・セルティックスの社長であるダニー・エインジはバトラー大のヘッドコーチだったブラッド・スティーブンスを任命しました。

 

スティーブンスはバトラー大を2010年と11年の2年連続NCAAトーナメントの決勝へ進出させ、6年間の勝率が77%で、若く才能のあるコーチです。

バトラー大はミッドメジャーと言はれる中規模の大学で、バスケットに関してはヴァージニアコモン大同様、未発掘の若い才能あるコーチを雇います。彼らはここで実績を作り、メジャー大へステップアップするのです。

だから一生懸命に勉強して良いチームを作り上げます。

フットボールと比べると経費が掛からないので大学としては喜んでいるようです。

 

さてそんな優秀なコーチでもNBAのコーチになるのはかなり難しい問題です。

と言ふのは,今まで何人もの優秀な大学コーチがNBAに転身しましたが、成功したコーチは殆ど居ない状態なのです。

一番良い例がセルティックスで起こっています。

ケンタッキー大で成功を収めた有名なリック・ピティーノです。2年連続でNCAAトーナメント決勝に進出したばかりか96年にはチャンピオンシップを獲得し、それを土産にセルティックスのコーチに就任しました、確かこの時は社長職を与えられたはずで、サラリーも法外な金額だったと思います。

結局102勝146敗でプレーオフには一度も出場させてません。

また大学界に戻りますが、ルイヴィル大では310勝111敗で今年の4月に優勝しました。 おおむねNBAで失敗して大学に戻ると良い成績を収めるコーチが多いようです(笑)

例外としてはラリー・ブラウンが居ますね、88年にカンザス大を優勝させ翌年NBAサンアントニオ・スパーズへ。その後クリッパーズ、ペイサーズ、シクサーズを経てピストンズへ移り、04年に優勝しました。

ただラリーさんはカンザス大以前にもナゲッツやネッツのコーチも経験していて、純粋に「大学からNBA入り」といふことではありません。ちなみに現在はサザン・メソジスト大のコーチをしてます。

ある統計によるとこの22年間で7人ほどいて、トータルすると559勝900敗で勝率はたったの38%と言ふことで、寂しい限りです。

 

何故「大学→NBA」のコーチは成功しないのか?

良く言はれるのは「立場が違う」ことです。

大学のコーチは「師匠」であって、選手からは上の立場に当たります。

ところがNBAでは「職業としてのコーチ」であって、選手と同じ、又は下になることもあります。

PJカーリッシモは選手から首を絞められた、と言ふ話はNBAファンには有名ですよね。

またスーパースターの意向で(コーチと意見が違った、又は俺を中心に考えていない、とかで)首を切られたNBAコーチは何人もいますよね(笑)

その上バスケットのレベルが違います。大学の、ほんの一部の選手だけしかNBAへは進めないわけです。

生意気でスター気取りの集団を導くわけですから、技術論だけじゃなく管理能力等も要求されるわけです。そして毎年のようにメンバーが替わることもあり、持ち駒を活かす能力や対応能力も大事になってきます。

 

今回のコーチ交代劇、ヘッド・コーチにピアース+ガーネットが居なくなるどころかロンドも放出か?と言はれていますが、こうなるとまるで新チーム

失うものは無い!!

それだったら36歳とNBAで最も若い新コーチでも良いのかな?

失敗も許されるかな?!?

なんて考えてもしまいます。

もっとも、大学から直接来ようが、NBA選手上がりだろうが、アシスタント上がりだろうが、今シーズンは1/3のチームでコーチの交代が有りましたからね(笑)

 

ちなみに6年契約で総額22億円だそうです。

何年持つでしょうか(笑)

昨日のドラフトに関連するのか、セルティックス⇔ネッツでトレード話が纏まりました。

ポール・ピアース+ケヴィン・ガーネット+ジェーソン・テリー ⇔ ジェラルド・ウォレス+クリス・ハンプリー+レジ―・エヴァンス+キース・ボーガンズ+14年16年18年の1順目ドラフト指名権

ただ正式契約は、未だ出来ません。

セルティックスはこれでスペースを沢山作ってFA選手を獲得しようとするつもり?

コーチも変わるし、エインジはセルティックスを一旦解体して作り直すのでしょう?

クリス・ポールやドワイト・ハワードを呼ぶのかな?

 

とは言へ ネッツは凄い補強をしましたね。

スタメンはこんな感じですかね

PG デロン・ウィリアムス

SG ポール・ピアース

F ジョー・ジョンソン

F ケヴィン・ガーネット

C ブルック・ロペス

 

そしてベンチからシューターのジェーソン・テリー

豪華ですね。

それにしてもニューヨークのバスケット・シーンがこれでガラッと変わりましたね。

数年前まではNBAに関しては今一つさえないビッグ・アップルだったんですが、今やビッグ・スターが多くなりましたね。

油断してたらNBAドラフトが始まっていた(汗)

この数年カレッジ・バスケットから遠ざかっているので詳しくは判らないけど、#1でドラフトされたのは予想外の選手だったようです。

ヴィクター・オレジポ(インディアナ大)とかオットー・ポーター(ジョージタウン大)とかがトップに来ると言はれていたような気がしますが。

203㎝PFで大学ではセンターだったらしい、3Pも撃て速攻にも参加できると言はれているがサイズが低すぎる。数年前にもPFの選手をドラフトしていて、カブルのでは?

とりあへず現在は5位指名まで終わりました。

 

1 キャバリアーズ アンソニー・ベネット(UNLVラスベガス大ネヴァダ校)

2 マジック ヴィクター・オラジポ(インディアナ大)

3 ウィザード オットー・ポーター(ジョージタウン大)

4 ボブキャッツ コーディー・ゼラー(インディアナ大)

5 サンズ アレックス・レン(メリーランド大)

6 ペリカンズ

7 キングス

8 ピストンズ

9 ウルヴズ

10ブレーザーズ

11

昨日のNBAファイナルス・ゲーム⑥は面白かったねー。

レブロンが「ローラーコースターの様だった」ってコメントしてたけど、リードが何回変わったんだろう?

3Q辺りまでスパーズが10点ほどリードしていたのをヒートが追い上げ逆転した。

そして第4Q残り1分47秒で89-86でヒートがリード

スパーズ・ボールだけど中々攻められず、パーカーが一旦押し込んでからレブロン(多分)の前から3Pを決め1分25秒を残して89-89と同点に追いつきました。

次のヒートのオフェンスでチャルマースのパスをパーカーがカット!

そのまま持ち込み、相変わらずパーカーがドリブルしながらボールをコントロール。ATBするけど、ミドルポスト辺りだったかな、チャルマースにしっかりとコースを抑えられWチームされるかと思った。

ところがパーカーはユーロ選手らしくピヴォットでスピンして、シュートを決め残り58秒で91-89とリード!!

次のヒートの攻撃はレブロンがコントロール。ユックリドリブルしながらゴール下へ攻め込もうと様子を見てる。

マッチアップしているのが15㎝も低いパーカーなので1歩でもゴールに近づこうとする気持ちは良く判るけど、ハイポスト辺りでジャンパーを撃てば良いのに、更にインサイドへ行こうとした。

パスをしようとしたのかシュートしようとしたのか判らないけど、レナードにボールを叩かれヒート・ボールへ。ジノビリが走り、速攻を出したスパーズに、ここはアレンがファールで止めたものジノビリはFTを2本とも決め37秒を残し93-89とリードを広げ、多くのヒートファンはここで席を立ちあがりました。

更にレブロンがゴールを狙いに行くものの、またもターンオーバー、この辺りのレブロンの表情は「自信無さげな、情けない顔」をしてた。昔のレブロンに戻ってしまったのかな?

しかしまたもアレンが直ぐにファールゲームをして止めると、ジノビリは一本目のFTを外し、残り28秒で94-89と微妙な点差に。

 

ヒートはレブロンがボールを持つが、マッチアップはダンカンに替わって入ってきた苦手なボリス・ディアウ。

苦手意識が働いたのか3Pを撃ったが外れてしまった。しかしこのリバウンドは転々としてヒートのミラーが獲り、レブロンへパス。

突然のパスだったこともあり、ほぼノーマーク状態で、今度は3Pラインの外から気持ち良く撃てたようだ。残り20秒で92-94と2点差に追い上げる!

CTO明けのスパーズのスローイン。ボールが入った瞬間にファール・ゲームをされる公算は高い。

となるとスパーズはパーカーに入れたいところだが、それはヒートも知っているから、レブロンがマークしてボールに近づけないようにディフェンスしている。ジノビリがマークを振り切って近づくものの、直前のFTを1本外してるのでダンカンはスローインを躊躇した。そのあいだにも時間がすぎ、しょうがなくレナードへパス。そこを待ってましたとばかりミラーがファールゲーム。

FTライン上のレナード、さっきのレブロンと同じ表情をしている。ふてぶてしいかと思ったがけど大違い。

案の定1本目をミス。ここでヒートは203㎝のミラーに替え211㎝のボッシュを投入!

2本目は決め残19秒95-92とスパーズ3点リード

最後の攻撃、やはりレブロンだけど、意識して撃つと入らないもの。7秒にレブロンは3Pを撃ったがリングに弾かれた。

そのリバウンドに必死に喰らいついたのが替わって出てきたばかりのボッシュ

それをコーナー近くのアレンへパス、アレンはキャッチするとステップバックして3Pラインの外へ、そのまま強く真上に跳びジャンパー。

一月前のバーンズのシュートを見ているようだった、きれいにリングの真ん中を通過して95-95の同点!!

しかし残りは5.2秒ある、CTOを取りたいところだけど両チーム共に使い果たしている。

そのままドリブルでパーカーが持ち込んだけど、パーカーにはエナジーが残ってなかった。

スピンも出来なかったし、同点だったのだからファール取りでも良かったのに、ファールも取れなかった。

レブロンから逃げるようなシュートでは入る訳が無く、このシリーズ初のオーヴァータイムへ。

 

オーヴァータイムに入ってもスパーズは疲れているパーカーがドリブルで攻め込もうとするが、もう無理!!

突っ込んで行ったジノビリもこの日8個目となるターンノーバー。

103-100と3点ビハインドで迎えた残り1.9秒のスローイン、このシリーズ3Pが好調だったグリーンが3Pを撃つものの、ボッシュにブロックされブザーー。

103-100でヒートが勝ち3勝3敗と五分に戻し、ゲーム⑦へ優勝の希望を繋いだ。

ゲーム⑦は日本時間金曜日の午前中です。

昨日17日(月)は2勝2敗で迎えた@サンアントニオでのNBAファイナルス・ラストゲーム。

パーカー、ダンカンは相変わらず良いし、このシリーズで不調だったジノビリが復活したのが大きかった。

ゲーム①ではFG6/16(37.5%)で13得点でまあまあだったものの、②~④までの3ゲームでFG 7/29(24.1%)で17得点と散々な成績でしたが、ゲーム⑤では9/18(50%)24得点、ペネトレイトも多くやっと本来のジノビリにもどりつつあります。

jino

 

いつも思うんだけど、レベルは違うけどスパーズと横浜ビー・コルセアーズは似てるような気がします

これがコーチ・ゲーリーが1年間ポポヴィッチの元でプレーして、リスペクトするコーチの一人だからなのかもしれないけど。

 

・ディフェンス主導のチーム

スパーズは考えてディフェンスしていて、フィジカルでも強いし。

このシリーズのレブロンのFGの確率は43.6%、普通の選手だったら悪い数字ではありません、NBAの平均値ですから。

ただし、今シーズンの彼のFG%は56.5%の成功率なんです。それを考えると非常に低い確率ですね。

でも56.5%ってガード/フォワードにしてみたら異常に高いですよ、センターの数字ですね。

ただレブロンはディアウにマッチアップされると弱いようですね。彼は大きいしバスケットIQも高いので判断力も優れていて、先回りされるのでしょうね。

それにしてもレブロンはボールを貰ってから、まず手元でドリブルして状況を見てドライヴを仕掛けますが、このやり方は通じないとオリンピックで学習したはずだったのに、変ってないですね!

 

・ATBが原則

外のシュートも得意だけど、基本はドリブルで突っ込む。

パーカーやジノビリが上手いよね。

かと思へばディフェンスを引き付けてキックアウト、外で待ってる選手は待ってましたとばかりにシュート、はしません!!

3Pライン沿いにパスを飛ばします。

ほぼノーマークでボールを貰った選手がシュート、これは良く有りますが、現在の流行は「エクストラ・パス

つまりもう一個パスで飛ばし、完全にフリーにしてシュート。

落ち着いて撃てるので、これは良く入るし、ディフェンスはダメージが大きい!

このシリーズはグリーンが絶好調!

ビーコルではペネトレイトを繰り返すことでノーマークを作ることが多いですね。

 

・ボール・シェア、タイム・シェア

スパーズに限らずNBAの傾向ですね、フィル・ジャクソンが最初かな? 第1Q終盤はベンチメンバーで、最終Qのスタートもベンチメンバーだったり。

ビーコルは第2Qのスタートも第1Qを終わったメンバーを主体にして行きます。

ビーコルの場合、一番出場時間が長い蒲谷ですら平均30.6分。シーズン・ベスト5に選ばれたバーンズも28.7分です。20分以上が4人、10分以上が4人、つまり8人は使えると言ふことです。だからプレッシャーの強いディフェンスが出来る訳です。

ちなみにバーンズはスタメンじゃありませんからね。ここら辺りがコーチ・ゲーリーの「こだわり」なのでしょう。

 

さて明日のゲーム6、マイアミで行はれますが、どちらが勝つでしょうか?

↑で書きましたがレブロンの調子が今一、それでもソコソコ得点するから凄い。ウェイドもボッシュも安定しない、チャルマーも精彩に欠ける。

その上好調だったミラーの3Pがサッパリです。ゲーム③では3Pが5/5でしたからね。当然マークがキツクなりますよね。

不思議なことにバードマンことアンダーセンがこの2ゲーム出てません!

アンダーセン03

<タトゥーの少なかったころのアンダーセン(笑)>

 

スパーズはパーカーのハムストリングの肉離れが心配です。彼が出られなくなったら、替わりは居ませんよ!!

流れの勢いで行けばスパーズだけど、ホームに戻ってブースターのエナジーを貰って息を吹き返すかヒート!

チャルマーはホームで強そうなので、ラッキーボーイになるかもしれない。

まあBig3が活躍すれば他の選手は要らないからね。

 

<用語解説>

◆FG:Field Goal(野投)の略、フリースローじゃないシュート。NBAでのスタッツ上の区分けは3Pも含めていながら、別に3Pの欄も設けている。 bjは3Pと2Pに分けていて、日本協会は3P、2P、FGと別々にしている。

◆バスケットIQ:バスケットと言ふ競技の特性を理解しているかの尺度、しかし数字ではあらわさない(笑) 高い方が巧い選手と言ふことになる。

◆ATB:ここでは良く登場する略語で、何回も説明しています。Attack The Basketの頭文字をとったもの。ドリブルでリングに攻め込むこと。これをしない選手は、アメリカでは「チキン野郎」と言はれる。「Attack Basket」  「Atack The Ring」 「Go to Basket」とも言はれる。要は簡単に外からばかりシュートしちゃダメ!と言ふことです。

◆キックアウト:インサイドから外へパスを出すこと。特にペネトレイトしてディフェンスを引き付けてから、空いている外の選手へパスすること。ATBと対になっている。

◆ペネトレイト:ドリブルでリングに向かって突っ込むこと、ATBと同じ意味。

昨日グラント・ヒルが引退したと思ったら、今日はNBAのルーキー・オブ・ジ・イヤー(新人王)を一緒に獲得したジェイソン・キッドが引退を発表しました。

好きなPGの1人ですね。

パスが上手いし(憎たらしい位良いアシストをしてた)、バスケットを知ってるし、良いところでシュートも決める。

オールスター・ゲームなんかで若いスター選手を使うのが上手い感じですね。

ジェイソン・キッド

面構えもちょっと憎たらしげで(笑)これが好きなんですね。マーク・ジャクソンみたいで好きです。

Jason Kidd

ルーキー・オブ・ジ・イヤーを獲得したとは言へ、初年度は3Pが下手と言はれ、シーズンオフにはかなり3pシュートを練習したと言はれてました。

お蔭で27.2%だった確率を33.6%にまで上げました。

194㎝とPGとしてはやや身長が有る方なので、リバウンドを多く獲れるのでトリプル・ダブルを量産して「Mr.トリプル・ダブル」とも呼ばれて、通算達成数はオスカー・ロバートソン、マジック・ジョンソンに次いで3位です。

学生時代はNCAAトーナメントでヒルが居たデューク大を破っているんです。

カリフォルニア大バークレー校の3年生になる前に、NBAドラフト2位でダラス・マーベリックスに指名されました。

FT時に投げキスのようなジェスチャーをするのも有名でしたね。

 

写真は全てオリジナルです。無断使用を禁じます。

NBAイースタン・カンフェレンス・ファイナルの解説に来てたクリッパーズのグラント・ヒルが引退すると発表しました。

グラント・ヒル オールスター

デューク大のスーパースターから94年ピストンズにドラフトされルーキー・オブ・ジ・イヤー(新人王)に輝いた選手。

それから19シーズン、昨シーズンはLAクリッパーズで29ゲーム出場しました。

 

大学時代、1年先輩にもう一人ヒルと言ふ選手がいましたね、どうでも良い知識ですが(笑)

白人のビッグマン、チェロキー・パークスや現三菱電機コーチのアントニオ・ラングがチームメイトです。

この時代、私はUNC(ノースカロライナ大)を取材に行ってまして、どちらかと言ふとエリック・モントロスやブライアン・リース、デリック・ヘルプスの方が馴染みあるんです(汗)

その時のUNCvsデューク戦、日本で言へば早慶戦のようなもの、車で20分ほどの近さですが、全米TV中継されると言ふビッグゲーム。

ゲーム2時間近く前のシュート練習中のヒル達がUNCのコートに来てUNCの選手達と話しているんです。

コイツなんて奴だ、ひょっとして控え選手? など思ったしまいましたが、ちゃんとしたヒルです(笑)

グラント ヒル

一番右がヒルです。左から3人目はラングかな??

今ではビーコルのホームゲームでも、#13山田や#3蒲谷たちが大学の後輩たちと話しているシーンを良く見かけますが、当時の日本人にとっては画期的な出来事でした。

 

ヒルは7回もオールスター出場と5回のオールNBAに選ばれてます。

しなやかなプレーでシュートも上手く、オールラウンド・プレーヤーと言ふ印象があり、態度も立派な選手、と言ふイメージが有ります。

お父さんもアスリートで、ナンだけ???

フットボール選手だったと思います。

デュークでは91年92年と連続してNCAAチャンピオンに輝き、2000年のオリンピックアメリカ・チームにあらばれましたが怪我のためプレーしてません。

 

◆チーム

94-00 ピストンズ、00-08 マジック、07-12 サンズ、12-13 クリッパーズ

◆STATS

レギュラーシーズン 1.026ゲーム Avg 33.9分 10.5得点 FG48% 3P31% 6.0リバウンド 4.1アシスト 1.2スティール

オールスター 6ゲーム、 Avg 19.2分 10.5得点 FG57% 3P 50% 2.7リバウンド 3.2アシスト 1.2スティール

プレーオフ 39ゲーム Avg 31.6分 13.4得点 FG 47% 3P 24% 6.1リバウンド 3.6アシスト 0.9スティール

久しぶりにNBAを見た(汗) 何せビーコルが中心にあったもので、ゆっくりとNBAを見てる暇(いや、精神的余裕)はなく、たまにアメリカの通信社のサイトを見てる程度でした。

spursgrizzlies

昨日はBS1でスパーズvsグリズリーズ カンフェレンス・ファイナル ゲーム③を午前中やってたのを録画しました。

第1Q、グリズリーズはエナジー全開で、強いディフェンスからスティールを連発しましたね。スパーズは目が覚めて無かったようです(笑) たったの13得点だけですからね。

それに対してグリズリーズは速攻が多く、外のシュートも入り過ぎで大差を付けました。

第2Qになり、徐々に追い上げて行くスパーズ、流石ヴェテランですね。

OTに入るまでは良かったですね。

スパーズは残り1分辺りでジノビリのバックカットが素晴らしかったなー!

最後はOTでダンカンにやられちゃいましたが、プレーを見てたら、パスも多いし、ターンノーヴァーは少ないし、ディフェンス主導の良いチームなので好感持てました。

ガソール弟も良いし、ランドルフはシュートが不調だったけど顔に似合わず真面目にやってるし、コンリーはボール持ち過ぎだけど良いガード。

全体的にみるとスパーズのイメージと被ってしまう。

http://www.nba.com/playoffs/2013/westseries7/?ls=pob

これからはもっとグリズリーズに注目してみよう!!

でも0-3で崖っぷち!!

今日はグリズリーズのホームゲーム、ゲーム②でも点差は少ないし、今日は面白いかもしれない。

BS1で中継があるんだよね。

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